気になるキーワードや製品のコレクション(IT編)

メルマガ、新聞、雑誌などに登場する(増田悦夫の)気になるキーワード、製品を取り上げ、ITの進展をフォローします。

“タブレット兼用パソコン”とは

2013-08-31 23:42:46 | Weblog
2012年10月の米マイクロソフトのOS「ウィンドウズ8」の発売を機に、開発が本格化したタブレット(多機能携帯端末)としても使用できるノートパソコンです。

タブレットとしての使用を可能とするための機構につては、メーカによりいくつかのパタンがあるようです。例えば、①着脱型、②スライド型、③回転型、④その他、のような分け方があります。

①は、パソコンの画面を取り外し、それをタブレットとして使用するタイプです。例としては、「スタイリスティクスQH77(富士通)」、「シンクパッド・へリックス(レノボ・ジャパン)」、「ダイナブックV713(東芝)」、「サーフェスプロ(マイクロソフト)」などです。

②は、キーボードをスライドさせて取り出したり隠したりして使用するタイプです。例としては、「バイオデュオ13(ソニー)」、「ダイナブックR822(東芝)」などです。

③は、画面をキーボードの裏側へ回転させてひっくり返して使用するタイプ(画面の着脱は不可)です。例としては、「アイデアパッド・ヨガ13(レノボ・ジャパン)」、「レッツノートAX3(パナソニック)」などです。

④は、上記以外のタイプです。例えば、「シンクパッド・ツイスト(レノボ・ジャパン)」、「TAICHI21(エイスース)」などがあります。

性能はパソコン並みに、使い勝手では携帯型のタブレット並みに、の2つの特徴を合わせ持たせたものですが、手ごろな価格のタブレット専用機がある中で、ユーザへの今後の普及がどうなるか注目されます。

関連ブログ「変形パソコン」(2013.8.4)は、http://blog.goo.ne.jp/admin/editentry?eid=4b4049a452422101260276a7437ce5a3です。

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“ヴァーサプロタイプVT(NEC)”とは

2013-08-29 23:37:52 | Weblog
NECが9月下旬より順次発売予定の法人向けのタブレットPC(多機能携帯端末)です。

画面のサイズは10.1型、厚さは9.8mm、重さは約590gです。メモリは2GB、ストレージは64GBとなっています。

OSは、米マイクロソフトのウィンドズ8が搭載されています。また、ボタンの拡大機能をはじめとした、タプレットPCへの最適化が施された「Office Home and Business 2013」が搭載されています。

オプションで用意される専用のBluetoothキーボードと組み合わせると、通常のノートPCのように使用することもできるようです。

バッテリの駆動時間は10時間となっています。

価格は、直販サイトで、8万1690円~となっています。

プレスリリース(2013.8.1)のサイトは、http://jpn.nec.com/press/201308/20130801_01.htmlです。



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“レグザタブレットAT703(東芝)”とは

2013-08-27 23:17:01 | Weblog
東芝が6月21日に発売したタブレット(多機能携帯端末)です。

専用ペンを利用した手書き入力機能を売りにしています。即ち、ペン入力した文字や図形を手書きで検索したり、テキスト文字へのデジタル変換などができる独自開発のノートアプリケ―ション「TruNote(トゥルーノート)」が搭載されているとのことです。ボールペンで紙のノートに文字を書くようなイメージが実現されているようです。

画面のサイズは10.1型、重さは約671gです。

OSはアンドロイド4.2が搭載されています。メモリは2GBは、ストレージは32GB(フラッシュメモリ)です。

また、付属のBluetoothキーボードは長文入力にも有効であるとともに、タブレットのカバーにもできるため持ち歩きの際に本体を保護できるとのことです。

オープン価格ですが、店頭では約9万円前後と想定されています。

プレスリリース(2013.6.17)のサイトは、http://www.toshiba.co.jp/about/press/2013_06/pr_j1701.htmです。



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“LINE MALL”とは

2013-08-26 23:33:12 | Weblog
LINE㈱(森川亮社長)が、今秋より開始を予定しているネット通販サービスです。日本国内に限定されたサービスです。

2013年8月21日に開催されたイベントカンファレンス「Hello, Friends in Tokyo 2013」やプレスリリースで発表されています。

このサービスでは、モールへ出店できるのは、企業や商店などの法人だけでなく、個人も可能になるようです。「楽天市場」のように法人が対象のものと「ヤフーオークション」のように個人が商品を出せるものとを併せ持つような形態です。なお、LINE社自身は在庫を管理しないようです。

日本国内のLINE登録者数は、現時点で約4700万人とのことで、これは楽天会員の55%程度ですが、商品販売のみに限った場合には、楽天市場と対等に争えるとの判断があってサービス開始に踏み切ったようです。

なお、同時期にはビデオ通話サービスも、また、年内には音楽配信サービスも開始する予定のようです。

プレスリリース(2013.8.21)のサイトは、http://linecorp.com/press/2013/0821593です。

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“Hello, Friends in Tokyo 2013(LINE)”とは

2013-08-25 23:15:13 | Weblog
LINE株式会社(東京都渋谷区、森川亮社長)が、2013年8月21日に、舞浜アンフィシアター(千葉浦安)にて開催したカンファレンスイベントです。

このイベントは、昨年に続き、今回が2回目です。無料通話アプリ「LINE」の最新利用状況や実績、プラットフォーム展開・グローバル展開の成果や今後の戦略の他、LINEで当面予定されている新サービスや新機能に関する発表が行われました。

特に、LINEの登録ユーザー数については、現在、世界で2億3000万人を突破(昨年比460%)し(注:日本国内は約4700万人)、年内には3億人突破を狙っていること、1日あたりのメッセージ数が70億件(昨年比440%)などが報告されたようです。

また、今後、開始されているサービスとして、ビデオ通話機能(Video Call、今秋より、全世界で)、ネット通販サービス(LINE MALL、今秋より、日本国内)、音楽配信サービス(LINE Music、年内、日本国内)などが発表されています。

カンファレンスの動画サイトは、http://line.naver.jp/event/2013/ja/です。

関連するプレスリリース(2013.8.21)のサイトは、http://linecorp.com/press/2013/0821593です。





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“GB-6900B(カシオ計算機)”とは

2013-08-23 23:09:12 | Weblog
カシオ計算機が9月21日に発売予定の、スマートフォン(スマホ)との連携機能を強化した腕時計(Gショックシリーズ)です。

「スマートフォンの音楽プレイヤーをコントロールできる“G-SHOCK”」といったフレーズが付けられています。

腕時計側からスマホアプリを操作できる(音楽プレーヤーをコントロールできる)とともに、スマホ側から腕時計の時刻修正やアラーム設定などができるとのことです。

両者の通信には近距離無線通信規格のブルートゥースが採用されているとのことです。

価格は、1万8900円です。

同時期に、本体が大き目のGB-X6900B(価格は2万1000円)も発売されます。

ニュースリリース(2013.8.8)のサイトは、http://www.casio.co.jp/release/2013/0808_GB-6900B/です。






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“カメレオンコード”とは

2013-08-22 23:53:01 | Weblog
ベンチャー企業のシフト社(東京・世田谷、http://www.shift-2005.co.jp/index.php)が2005年に独自開発した2次元のカラーバーコードです。日本発の技術です。

一般にカラーコードというものがあります。よく見かける白黒の「バーコード」や「QRコード」とは異なり、複数の色の配列を使用して情報を符号化するものです。

カラーコードは、白黒コードに比較し単位面積当たりの情報量が多い、カメラで写真を撮る速度のため認識速度が速い、場合によっては(ICタグと同様)同時の複数のコードを認識できる、カメラで撮影できる程度に離れたところからでも認識できる、ICタグよりも低コスト、カメラとカラープリンタがあればよく特別な読み取り装置などが不要、色の配列だけで情報を符号化するため楽しいコードをデザインすることも可能、ICタグのように故障するようなことはないなど数々のメリットがあります。

カメレオンコード以外にも、カラーコードは知られています。米マイクロソフト社の「Microsoftタグ」、韓国Colorzip社の「カラーコード」などです。標準化されたものは現状ありません。

カラーコードの中でも、カメレオンコードは、認識速度がより速い、複数コードの同時認識が可能、コードの場所も認識できる等の特徴から、他のカラーコードに比較し、優れているようです。

環境の条件に応じて使う色の数を選び、表現したい情報量に応じて配列の行数を選ぶことで、使用するコードが決まるようです。http://www.shift-2005.co.jp/chameleoncode.phpを参照願います。

カメレオンコードの応用として、日本ユニシスでは、スマホ(アプリ)と連携させたソリューションを検討しているようです。このソリューションは、倉庫の在庫管理や展示会の支援などに効果的に適用できるようです。

また、テレビのCMなどにカメレオンコードを挿入しておき、それをスマホで認識して商品などのサイトにとんでいけるようなサービス(チェケラ)も登場しているようです。下記サイトです。
http://chekera.aipas.jp/





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“二次元コードの複数同時読み取り技術”とは

2013-08-21 23:21:31 | Weblog
共同印刷が2013年度中にも実用化予定の技術(特許出願中)で多数の二次元コードを一度に読み取ることができます。

多数の商品を管理する倉庫や多数の参加者やブースを管理するイベント会場での利用など、色々な用途が想定されています。

この技術は、二次元コードを囲む四隅にその場所を特定できるような特殊な情報が埋め込まれ、それをスマートフォン(スマホ)のカメラなどで撮影し専用のアプリで処理することによりコードの中身を認識できるようになっているようです。複数並んだ二次元コードを同時に撮影し、それらを区別して認識できるようです。

情報埋め込みの二次元コードは通常のプリンタで印刷でき、撮影もスマホ内蔵のカメラやパソコンのWebカメラなどで可能なので、特殊な機器を必要としない点が特徴のようです。

複数の二次元コードを同時に素早く認識でき、しかも低費用でシステムの導入が可能なため、ICタグの有力な代替案になりそうです。








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“イオンスクエア(AEON SQUARE)”とは

2013-08-20 23:04:38 | Weblog
イオンが2012年8月10日に開設した、ネットスーパーやネット通販などを統合したポータルサイトです。即ち、http://www.aeonsquare.net/です。

出遅れ気味であった事業の巻き返しを狙い、立ち上げたものです。開設した当時は、以下のようなサイトを束ねていました。
・イオンネットスーパー
・イオンショップ(ネット通販サイト、ギフト商品など、2000~)
・暮らしのマネーサイト(住宅ローンなどの金融商品)
・イオンモールオンライン(仮想商店街、2012.9~)
その後もグループ企業のネットサービスを追加しつつあるようです。

イオンは、実店舗との連携(即ち、O2O)も重視しているようで、ネット購入でためたポイントをWAONの電子マネーへ交換して実店舗でも利用できるようにしたり、イオンモールオンライン上で気に入った商品は実店舗で試着後購入してもらったり、イオンスクエア上で最寄りの実店舗のチラシを閲覧できるようにしたり、しているようです。

関連のニュースリリース(2012.7.25)のサイトは、http://www.aeon.info/news/2012_1/pdf/120725R_2_1.pdfです。

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“HP ProBook 455 G1(HP)”とは

2013-08-19 23:08:33 | Weblog
HPが本日(8/19)発売した法人向けのノートパソコンです。

「洗練された薄型デザインを採用するスタンダード・ビジネスノート」というフレーズが付けられています。

特徴は、標準搭載のOS「ウィンドウズ7プロフェッショナル64ビット」の他に、2種のOS、即ち、「ウィンドウズ8プロ」と「ウィンドウズ7プロフェッショナル64ビット」のメディアが付属している点です。

ウィンドウズXPのサポート終了(2014年4月)に際しての企業の買い替え需要を取り込む狙いがあるようです。

CPUはAMD社の第2世代APU(A4-4300M)、メモリ容量は4GB、HDD容量は320GB、画面のサイズは15.6型、重さは約2.4kgです。

価格は直販サイトで6万9300円~です。

ニュースリリース(2013.8.19)のサイトは、http://www8.hp.com/jp/ja/hp-news/press-release.html?id=1464653です。


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