気になるキーワードや製品のコレクション(IT編)

メルマガ、新聞、雑誌などに登場する(増田悦夫の)気になるキーワード、製品を取り上げ、ITの進展をフォローします。

“コードレス オプティカル トラックマン(ロジクール)”とは

2009-01-26 23:32:23 | Weblog
コンピューター用マウス製造販売の世界最大手、Logitechグループの日本法人ロジクールが2008年12月26日に発売したトラックボールです。型番はTM-400です。

無線を利用してパソコンと接続します。WindowsのXP及びVista、Mac OS X(10.3.9以降)に対応しています。

8個のボタン(進む、戻る、クルーズコントロール、およびドラッグロックボタンを含む)が設けられており、頻繁に利用するコピー、貼り付け等の機能やアプリケーションの起動をワンタッチで行えるようカスタマイズすることができるとのことです。電源は単3の乾電池2本です。

ロジクールオンラインストア(http://store.logicool.co.jp )および全国のロジクール製品取扱店で販売されています。オープン価格ですが、ロジクールオンラインストアでは8,980円です。

なお、同日には、他に2種のトラックボール(TM-250、TM-150)も発売されています。

プレスリリースのサイトは、http://www.logitech.com/index.cfm/172/5438&&cl=jp,jaです。

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“デジタルリビングギャラリー(バンダイ)”とは

2009-01-25 23:04:11 | Weblog
バンダイが、1月30日に発売予定の大型画面のデジタルフォトフレームです。

画面のサイズは15インチでこれまで販売されているフォトフレーム(売れ筋は7インチ画面)の約2倍の大きさです。ルノアールあるいはゴッホの絵画が30作品収められたソフトが付属しています。また、作品や画家を解説する音声データも収録されているようです。

美術愛好家が自宅で絵画鑑賞できる商品との触込みです。なお、SDカードやUSBメモリ上のファイルの再生も可能であり、デジタルカメラで撮影した画像を楽しむこともできます。

希望小売価格が5万2290円(税込み)となっています。

プレスリリースのサイトは、http://www.bandai.co.jp/releases/J2009010801.htmlです。


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“青少年ネット規制法”とは

2009-01-24 23:02:18 | Weblog
2008年6月11日に参議院本会議にて可決・成立し、2009年6月までに施行される予定の法律です。

正式名称は「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律」で、これは青少年がインターネットを経由して有害情報サイトにアクセスする機会を減らすことを目的としています。

内容のポイントは、携帯電話事業者やインターネットサービス提供事業者(ISP)に対し、有害コンテンツのフィルタリングを義務付けている点です。

携帯電話事業者などは、未成年者に対してはフィルタリングサービスへの加入を原則とし、また年齢などによってアクセス先URLをカスタマイズできる機能を提供していく予定のようです。

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“クラウド・コンピューティング”とは

2009-01-23 23:39:23 | Weblog
米グーグルの会長兼CEOであるエリック・シュミット氏によって提唱された概念です。ネットワーク(主にインターネット)を雲(クラウド)と見立て、雲の先にあるコンピュータシステムなどを必要に応じて利用できるようにした仕組みを指しています。

通信事業者やデータセンタ事業者でない米グーグルや米アマゾン・ドットコムなどがサービス提供に乗り出している点が注目されています。

サービス提供事業者は自分のところでサービス提供用に所有しているインフラなどを一部貸し出すような格好でサービスを提供するようにしています。サービスの内容は、OSやミドルウェアなどのプラットフォームを利用させたり、業務アプリケーションまで利用させたり、と業者によってまちまちのようです。

一方、利用者側は、インターネットに接続できる環境があれば、サービスを受けることができるということです。

日本の通信事業者やデータ・センタ事業者もこのサービスの提供に意欲的で競争が激しくなりそうです。



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“USB3.0”とは

2009-01-22 23:17:20 | Weblog
2008年11月12日に、米インテル、米マイクロソフトなどから成る業界団体「USBインプリメンターズ・フォーラム」によって公開された、周辺機器の高速接続規格です。ハイビジョンビデオカメラで撮影した映像や高画質デジカメ画像などパソコンで扱うデータの大容量化が進んでいることに対応してものといえます。

従来のUSB2.0で提供している転送モードに新たに「スーパースピード」モード(5Gbps)を追加した仕様となっています。

ケーブル内の信号線数は従来は4本ですが、USB3.0では10本です。パソコンとつながる端子の形状は既存の規格との互換性を考慮しUSB2.0と同じですが、従来の4ピンの奥にUSB3.0で使用される5ピンが配置されているとのことです。一方、周辺機器とつながる端子の形状は従来と異なっています。そのため、従来のUSB2.0の周辺機器はつながりません。但し、USB3.0の機器は、従来のUSB2.0のケーブルに接続できるようになっているようです。

USB3.0が国内で本格的に製品展開されるのは、2010年頃からのようです。

なお、USB1.0は1.5Mbps(ロースピード・モード)、12Mbps(フルスピード・モード)をサポートし、USB2.0は480Mbps(ハイスピード・モード)をサポートしています。

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“バイオ タイプP(ソニー)”とは

2009-01-21 23:53:56 | Weblog
ソニーが、1月16日に発売したポケットに入ると言われるPC(注:ポケットスタイルPCとよばれています)です。型名は「VGN-P80H/W」、「VGN-P70H/ R・G・W」があります。

小型(約幅245mm×奥行120mm×高さ19.8mm やや大きめの封筒サイズ)・軽量(634g)で、8型のウルトラワイド液晶ディスプレイ(1600×768の解像度)が搭載されています。操作性や性能面も重視され、いわゆる低価格パソコンと一線を画する製品とのことです。

CPUはインテル製のアトム(Z520 1.33GHz)、OSはウインドウズビスタです。主メモリ容量は2GB、HDD容量は60GBとなっています。

オープン価格ですが、10万円前後のようです。

プレスリリースのサイトは、http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200901/09-0108/です。

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“IEEE P1900”とは

2009-01-18 23:55:44 | Weblog
コグニティブ無線と呼ばれるネットワークを実現するための要素技術の規格化を検討する委員会です。2005年に設立されました。

コグニティブ無線とは、NICT(情報通信研究機構)を中心に約10年前から研究が進められているとのことで、周囲の電波の環境を認識し、他のシステムに干渉を与えることなく特定の周波数を利用して通信する技術だそうです。

コグニティブ無線は今後複数の事業者が電波の有効利用を図っていく上で鍵を握る技術になっているようです。

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“マイ・ライフ・アシスト・サービス”とは

2009-01-17 23:23:47 | Weblog
NTTドコモが、2008年12月8日に開始し2009年1月31日まで実験継続予定の、位置連動サービスのひとつです。東京の自由が丘などで実施されています。

このサービスは経済産業省が進める「情報大航海プロジェクト」の一環として実施されています。

このサービスの内容は、駅前の商店街などに入るとそこの施設に関連した情報が携帯電話にメールで届く、というものです。GPS機能付きの携帯電話を利用し、一定間隔でGPS測位し、その時の位置の情報を専用のサーバへ送信することにより実現されています。

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“EXIF”とは

2009-01-16 23:38:36 | Weblog
Exchangeable Image File formatの略です。ディジタルカメラ向けの画像ファイルのフォーマットです。

1994年に富士フィルムによって提唱されました。その後、JEIDAによって標準化され、各社のデジタルカメラに採用されています。

ファイルのヘッダ部分に、撮影日やシャッター速度、絞りなどの他、撮影地点のGPS情報なども記述することができます。

特に、GPS情報(即ち、位置情報)が書かれていると、デジカメ写真と地図とを結びつけることが可能となり、次世代の地図サービスが可能となります。


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“フォレンジック(forensic)”とは

2009-01-15 23:23:47 | Weblog
英語のforensicとは、法医学の、科学捜査の、といった意味を持っています。最近、コンピュータやネットワークなどのITの分野でも使われるようになりました。

これは、コンピュータの内部に格納されたり、ネットワーク上を流れたりするあらゆる情報(デジタル・データ)を、その後、法的な証拠として利用できるような形に収集・分析・保存する手法、技術、製品などを指すことばです。

最近、フォレンジックのためのツールが揃いつつあるということです。例えば、ハードディスクから削除されたファイルを一覧表示させたり復元させたりするツール、LANを流れるあらゆるデータを収集して長期に亘って保存できる装置などです。

また企業向けのツールとして、電子メールの一括保管に特化した装置「メールタンクシリーズ」(開発元:コネクタス)が知られています。

フォレンジックの導入コストはかかるようですが、導入しておくと不正アクセスの被害にあった時、クラッカの行動を追跡する時、自社に被疑がかかった場合の潔白証明が必要な時などに活用できるため有効とのことです。


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