“ＵＭＰＣ”とは

Ultra Mobile PCの略です。携帯電話とノートPCの利点をあわせもつPCと言うことができます。

特徴は、ノートPCより小型で扱いやすく、逆に携帯電話やスマートフォンよりは大きく操作しやすく、PCと同等のOSやアプリケーションソフトが動作し、無線通信機能が備わっている点です。

UMPCの製品例としては、2008年7月にウイルコムから発売された「WILLCOM D4」が知られています。OSにはWindows Vistaが搭載され、5型の液晶モニター及びフルキーボードが装備され、それでいて500gと軽量で持ち運びやすくなっています。

“トランスファージェット（Transfer Jet）”とは

ソニーが開発したピア・ツー・ピア型の近接無線転送技術です。

通信可能距離は3cm以内です。理論上の最大速度は560Mbpsで実効的には最大375Mbpsです。利用する周波数帯は4.48GHz帯で国内では免許の申請は必要ありません。

携帯電話や家電製品などへの組み込みが想定されており、例えば携帯電話からオーディオ機器へ音楽ファイルを転送したり、デジカメから画像ファイルを近くのテレビへ転送し写真を再生させたり、する用途が考えられます。

2008年7月には国内外大手15社による技術コンソーシアムが発足し、2009年度中には対応製品が市場に登場する見通しとのことです。

“推薦エンジン”とは

インターネット上にある膨大な情報の中から、サイト利用者の属性や好み、行動履歴などに基づいてお奨めの商品やサービスを自動的に表示する技術です。

米アマゾン・ドット・コムなどの電子商取引（EC）サイトで、推薦エンジンの採用が相次いでいるようです。

我が国ではサイジニア社などの国内ベンチャーが推薦エンジン（「デクワス」）を開発し、ECサイト運営業者（coneco.netなど）が相次いで導入しているとのことです。

“エクシリム ＥＸ－Ｚ３００（カシオ）”とは

カシオ計算機が8月29日に発売予定の、コンパクト型ディジタルカメラです。

新開発の画像エンジン“EXILIMエンジン3.0”が搭載され画像処理能力が向上されています。即ち、人物の顔が12段階のレベルでメイクアップするように美しく撮影できるとのことです。日差しによる顔の影は明るく目立たなくするなど、色合いをきめ細かく設定することが出来るようです。

オープン価格ですが、4万円前後と想定されています。

ニュースリリースのサイトは、http://www.casio.co.jp/release/2008/ex-z300_z250_z85.htmlです。

“LaVie N（NEC）”

NECとNECパーソナルプロダクツが8月5日より販売しているおしゃれでコンパクトなノートPCです。主に20～30才代の女性をターゲットとしているようです。

13.3型ワイドの液晶画面の採用などにより約1.97Kgのコンパクトサイズが実現されています。

CPUには「AMD Athlon(TM) X2 デュアルコア・プロセッサ」が採用され、メモリ容量は2GBと大きいです。

本体の色は、「モノトーン」「モカレイヤード」「ピンクレイヤード」、及びWeb直販モデルである「アクティブオレンジ」の4つが用意されています。

オープン価格ですが、17万円前後（パワーポイント搭載）あるいは16万5000円（同非搭載）と想定されています。

プレスリリースのサイトは、http://www.nec.co.jp/press/ja/0808/0501.htmlです。

“ＮＦ／Ｂ７０（富士通）”とは

富士通が8月20日に発表したパソコンの秋冬モデルの1つです。秋冬モデルは全部で4機種12モデルが用意され、8月22日より順次販売されつつあります。

NF/B70は、デザイン性が向上しています。赤、黒、白の3色のカラーバリエーションが用意され、また、美しさが際立つフラットで光沢のある天板が採用されています。

また、基本性能も向上しています。最新デュアルコアCPU「インテルCore2 Duo プロセッサー P8400」と最新チップセット「インテルGM45 Expressチップセット」が採用され、DDR3対応の高速メモリ(PC3-8500)が搭載されています。

オープン価格ですが、店頭では16万円前後と想定されています。

プレスリリースのサイトは、http://pr.fujitsu.com/jp/news/2008/08/20-1.htmlです。

“ＮＭ７０６ｉ（ＮＴＴドコモ）”とは

NTTドコモが、2008年8月8日に発売した、辞書機能を搭載した携帯電話です。ノキア・ジャパン製です。

世界163の国・地域 で音声通話サービスを利用できます。また、「世界時計」や「英和・和英辞書」「単位変換」など、海外での利用に有益な機能が搭載されています。

折り畳み式ではないストレート型の本体で、小型（高さ105mm×幅46mm×厚さ16.0mm）で、軽量（約94g）です。

報道発表資料のサイトは、http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/080804_00.htmlです。

“Ｎ706ｉｅ（ＮＴＴドコモ）”とは

NTTドコモが2008年8月15日に発売した、「誰にでも使いやすいケータイ」をコンセプトとする第三世代の携帯電話です。日本電気製です。

省電力設計と大容量スタミナバッテリーを採用し、連続通話時間はFOMAでは最長の約250分、連続待受時間は約700時間 、ワンセグ視聴時間は約300分とのことです。

また、メニューの全階層が「拡大もじ」に対応し、片手で開けやすいワンタッチオープンに対応するなど、使いやすさに配慮されているとのことです。さらに、歩行時間や歩数により消費カロリーが計算され、グラフ表示することも可能とのことです。

報道発表資料のサイトは、http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/080811_00.htmlです。

“ボイストレックＶＮ－6200（オリンパスイメージング）”とは

オリンパスイメージングが8月29日に発売予定のICレコーダの入門機です。

当社の従来機種よりもバッテリ駆動時間を56％アップさせ、単四アルカリ乾電池2本使用で39時間利用できるとのことです。

録音モードとして標準以外に高音質モードと長時間モードを備えています。長時間モードでは、最大で604時間分の録音が可能（メモリ容量1GB）とのことです。

また、大型化された使いやすい集中ボタンとレイアウト、見やすい大型液晶と日本語表示とで、初心者の使い易さにも配慮されています。

オープン価格ですが、1万円前後と想定されています。

なお、同日には、メモリ容量が128MB「のボイストレックＶＮ－3200」も発売される予定です。

ニュースリリースのサイトは、http://www.olympus.co.jp/jp/news/2008b/nr080806vnseriesj.cfmです。

“ＡＳ5530－Ｕ6Ｆ（日本エイサー）”とは

日本エイサー（Acer、本社：台湾・台北）が8月9日より発売開始している、ハイビジョン映像を視聴できるノートパソコンです。

高性能な画像処理チップを搭載し高精細な映像が快適に楽しめるとのことで、ビデオカメラの編集や最新ゲームなどを楽しみたい人には好適のようです。

CPUはAMD社のAthlonTM X2 デュアルコア・プロセッサを搭載、OSは「Windows ista(TM) Home Premium SP1」を搭載、さらに、「Office Personal 2007」を標準装備しているようです。

店頭価格は10万円前後と想定され、スペックの割りに比較的手頃のようです。

関連サイトは、例えば、http://www.j-cast.com/other/a01_prtimes/2008/08/08024889.htmlです。