気になるキーワードや製品のコレクション(IT編)

メルマガ、新聞、雑誌などに登場する(増田悦夫の)気になるキーワード、製品を取り上げ、ITの進展をフォローします。

“PENTAX Optio S1(HOYA)”とは

2011-03-31 23:53:59 | Weblog
HOYAが4月1日に発売予定のスタンダードクラスのコンパクト型ディジタルカメラです。有効画素数は1400万、光学5倍のズームレンズが搭載されています。

当初、3月26日の発売予定でしたが、その後、4月1日に変更になっています。
→http://www.pentax.jp/japan/news/announce/20110323.html

充実した基本性能により撮影する楽しみもありますが、それに加えて本体のデザインに凝っていて持ち歩く喜びも味わえるとのことです。

即ち、外装には質感の高いアルミ合金が採用され、3色用意されている本体のカラー毎にメッキや光沢塗装などが変えられているとのことです。さらに、レンズ鏡筒の色やデザインも本体のカラー毎に変えられていたり、レーザー彫刻による精密な印字がされたり、と細部にもこだわっているようです。

本体は手のひらにおさまるくらいの小型軽量(約90.5×54.5×20.5mm、約126g)となっています。

オープン価格ですが、店頭では1万7800円前後と想定されています。

ニュースリリース(2011.3.3)のサイトは、http://www.pentax.jp/japan/news/2011/201105.htmlです。


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“デジタルなまず”とは

2011-03-29 23:16:26 | Weblog
気象庁の緊急地震速報をリアルタイムに受信する端末であり、J コーポレーション(平成6年4月設立、気象庁の緊急地震速報利用者協議会のメンバ)にて取り扱い及び販売がされています。

家庭や事務所に「デジタルまなず」を設置することにより、気象庁から配信される緊急地震速報を24時間いつでもリアルタイムに受信でき、その際、予測震度と到着時刻が文字と音声で通知されるようになっているようです。

緊急地震速報のデータの受信にはインターネット回線(注:ADSL,FTTH,CATVなどの常時接続の回線。ダイヤルアップ回線は不可)が利用されますので、対応するインターネット回線を利用できる環境があれば利用することができます。

地震の備えとして、工場・学校・会社・家庭・公共機関などに導入が進められているようです。

本体価格は99,750円(税込)、諸費用(サーバー登録費、耐震キット、表示スタンド、ポスターなど)が10,500円(税込)となっています。

具体的な内容についてはJコーポレーションの以下のQ&Aサイトがよいようです。
→http://www.jjjnet.com/namazu_q&a.html#導入前







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“VAIO F(ソニー)”とは

2011-03-27 23:59:35 | Weblog
ソニーが3月19日に発売したノートパソコンです。春モデルのノートPCの3シリーズ(F、C、Lシリーズ)のうちのひとつです。型番はVPCF219FJ/BIです。

3次元(3D)映像の表示が可能な点が特徴です。当社のノートパソコンとして3D映像表示が可能なものはこの機種が最初です。

液晶テレビ「ブラビア」と同等の技術が採用されており、テレビ用の専用メガネがこのパソコンに対しても利用できるとのことです。

キーボードには「3Dボタン」が配置されていて、これを押すとブルーレイディスク(BD)やDVDなどのディスクに保持された2次元映像や地デジの映像が疑似的な3次元映像に変換されて楽しめるようです。

フルハイビジョンの16型ワイドの液晶画面、BDドライブが搭載されています。

最新のクアッドコアCPU「インテル Core i7-2630QM」、4GBのメモリが搭載されています。

オープン価格ですが、店頭では約25万円と想定されています。

プレスリリース(2011.3.8)のサイトは、http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/201103/11-0308B/です。



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“トリプルメディアマーケティング”とは

2011-03-24 23:30:36 | Weblog
トリプルメディアとは最近のマーケティングに利用される3つのチャネルをまとめて呼ぶ場合の言葉で、具体的には、「オウンド(owned)」メディア、「アーンド(earned)」メディア、「ペイド(paid)」メディアのことです。

オウンドメディアとは、自社が所有しているメディアのことで、自社で運営するwebサイトや会員で組織化されたメールマガジンなどを指しています。

アーンドメディアとは、評判や信用などを獲得するメディアのことで、ブログ、SNS、クチコミサイトなどのソーシャルメディアが該当します。ソーシャルメディアの利用拡大に伴い、ブランドの認知向上や商品の売り上げ増などの効果が期待できます。

ペイドメディアとは、支払いをする(即ち、買う)メディアのことで、料金を払ってバナー広告を掲載するポータルサイトや検索連動型広告を出したりする検索サイト(Googleなど)が該当します。

これからのマーケティングは、これらのメディアをいかにうまく連携させて利用するかがポイントになっていきそうです。

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“Android3.0(グーグル)”とは

2011-03-21 23:33:06 | Weblog
米グーグルが提供するOSであるAndroid(アンドロイド)の新バージョンです。このOSを搭載する多機能型端末が今月(2011年3月)から登場する見込みです。

Android3.0(開発コード:Honeycombハニカム)はその機能としてタブレット型端末への適用が意識されているようです。特徴としては以下のような点があるとのことです。

1)大画面を生かしたユーザインターフェースとなっていること:ステータスバー、アクションバーなどに関して大画面を生かした工夫がなされている
2)画面描画性能を向上させたこと:2次元及び3次元双方のグラフィックス描画の性能向上が図られている
3)マルチコアプロセッサのサポート:シングルコアだけでなくマルチコアプロセッサでも動作可能な設計となっている
4)パスワード管理機能を強化していること:パスワードへ有効期限を設定する機能、ストレージを暗号化する機能などが導入されている

2月2日に開催された発表イベントでのAndroid 3.0のデモ(注:米Motorola製のタブレット端末「XOOM」を使用)が以下のサイト(YouTube)で見られます。
→http://www.youtube.com/watch?v=RfJuigJebRg&feature=player_embedded



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“NTTドコモのSIMロック解除”とは

2011-03-19 23:31:47 | Weblog
NTTドコモは2011年4月よりSIM(Subscriber Identity Module)ロック解除への対応を開始することになっています。

SIMロックとは携帯電話事業者から販売されているSIMカード(電話番号など、利用者固有の情報が記録された小型ICカード)を当該事業者の提供する携帯端末に装着した場合でしか使えないように制限をかけていることですが、この制限を廃止することがSIMロック解除です。

NTTドコモはSIMロック解除への対応として、①4月以降に新たに発売する端末全機種についてSIMロック解除(即ち、ドコモが発売する機種に他事業者のSIMカードを装着しても使えるようにすること)を受け付けること、②4月より現行のSIMカード(ドコモUIMカード)の他に小型のSIMカード(ドコモminiUIMカード)の提供を開始すること(即ち、SIMロック解除された他事業者の機種に小型SIMカードを挿して使えるようにすること)、の2点が始まります。

上記①の受け付け手数料は3150円となっています。

また、上記②については、例えば、米アップルのスマートフォン「iPhone」や多機能型端末「iPad」でSIMロックが解除されたものが提供されると、そこに小型miniSIMカードを装着してドコモの回線でサービスを利用できることになります。ただ、ソフトバンクモバイルは現状iPhoneについてSIMロック解除はしないため対象外となっています。

通信事業者間での戦略の違い、通信規格の違いなどから、事業者間での一斉のSIMロック解除には至っておらず、今後の動きが注目されるところです。

関連ブログ
→http://blog.goo.ne.jp/admin/editentry?eid=bbec8bfbd5cbfebe2c16df103675dbb6





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“シーベルト”とは

2011-03-18 23:19:45 | Weblog
3月11日に発生した東北・関東巨大地震、それに伴う津波などの影響により、福島第一原子力発電所内の原子炉にトラブルが発生し、ここ毎日のようにこの言葉が飛び交っています。

「シーベルト(Sievert、Svと表記)」とは、人体が放射性物質(あるいは放射能)に曝(さら)された(被曝した)場合の影響度を示す単位です。この呼び方はスウェーデンの物理学者であるロルフ・シーベルトから来ているようです。

放射性物質とはα線、中性子線、γ線などの放射線を出す物質のことですが、放射線毎に人体への影響度が異なるため、放射線毎に重み係数が規定されており、浴びた量にこの係数をかけて加重平均した値が影響度を示す指標、即ち、シーベルトとして用いられているようです。

自然界にも放射線が存在しています。このため、私たちは微量ではあるものの放射線を浴びています。通常の人の場合、年間で平均約2ミリSv程度、浴びているようです。

また、胸部レントゲン撮影では、2ミリSvの1/40程度(即ち、約50マイクロSv)、胃部レントゲン撮影では3倍の150マイクロSv程度、CTスキャンで200マイクロSv程度だそうです。

なお、一時的に全身に被曝した場合で、その量が100ミリSv以下ですと、長期的にも健康への影響はないようです。






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“iPad2(アップル)”とは

2011-03-16 23:48:25 | Weblog
米アップルが3月2日にサンフランシスコにおいて発表した多機能型タブレット端末です。日本では3月25日(米国は3月11日)に発売予定のようです。

特徴としては、本体の厚さを現行機種「iPad」(13.4mm)の2/3(8.8mm)にし、また重さを同じく15%削減(601g)して持ち運びしやすくしている点があります。ちなみにスマートフォンのiPhone4の厚さは9.3mmです。

さらに、「フェースタイム」と呼ばれる機能(即ち、本体の表と裏にカメラがひとつずつ搭載され、相手の顔を見ながら無料通話ができるテレビ電話機能)に対応しているとのことです。この機能は現行機種にはありません。

また、プロセッサの性能面では、アップル製の半導体「A5」(デュアルコアプロセッサ)の採用により、CPUの処理能力が2倍、画像表示能力が9倍にそれぞれ高められているようです。

なお、OSは現行機種と同じ「iOS4.3」が搭載されていますので、現行機種上のアプリケーションがiPad2でも利用できます。

本体の色は白と黒の2種が用意されています。価格は499ドル~829ドルとなっています。

発表会の模様は、http://www.youtube.com/watch?v=qQG0XfU-bFs(YouTube)です。




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“同期型オンラインストレージサービス”とは

2011-03-13 23:20:24 | Weblog
オンラインストレージサービス(即ち、クラウド上のデータをインターネット経由で利用するサービス)の一種で、オンラインストレージとパソコンとの間でファイルを同期できるサービスです。

ここで「同期できる」とは、一方のファイルを更新すると自動的に他方にも反映され常に同じ内容が維持できるというものです。

代表的なサービスとして、「Dropbox」(Dropbox社)や「SugarSync」(SugarSync社)が知られています。前者は最大で100GB(注:2GBまでは無料)、後者は個人利用の場合最大で250GB(注:5GBまでは無料)のようです。また、米マイクロソフトも「Windows Live Mesh」と呼ばれる同様のサービスを提供するようです。

専用ソフトをインストールするとパソコン上の指定フォルダに格納されたファイルが同期されます。勤務先PCとノートPCに導入すると両者でファイルを同期して利用することができます。オンラインストレージ上のファイルをスマートフォンなどで見たりすることも可能です。






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“ボイストレックDS-800(オリンパスイメージング)”とは

2011-03-10 23:37:09 | Weblog
オリンパスイメージングが、3月11日に発売予定のICレコーダです。

特徴は、2つのステレオマイクの間に低い音域を拾えるもうひとつのマイクが配置され、幅広い音域が録音できるようになっている点です。

また、操作ボタンは使い勝手が考慮され正面に配置されています。

4GBのメモリーを内蔵しており、最長で約1017時間の録音が可能とのことです。また、32GBまで対応のmicroSDカードスロットも搭載しています。

電源は単4型アルカリ電池2本またはニッケル水素充電池2本です。重さは電池込みで86gです。

なお、会議の状況などを録音した際、会話部分だけを抽出するような編集ソフトも付属しているようです。

オープン価格ですが、店頭では2万3000円前後と想定されています。

ニュースリリース(2011.3.2)のサイトは、http://www.olympus.co.jp/jp/news/2011a/nr110302ds800j.cfmです。

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