タクシーで食べ物や飲み物などを宅配するサービスです。貨物輸送に関する現状の法律ではできませんが、新型コロナ感染症の影響への対応として国(国土交通省)が全国のタクシー事業者に特例で認めたものです。4月下旬より導入され期限は9月末となっています(注:当初5月13日まででしたが、その後9月末まで延ばされたようです)。
このサービスの導入は、新型コロナによるタクシー利用者の激減と飲食店から食事宅配需要の増加への対応のため、認められたものです。報道によると、このサービスに対する申請が、導入後の約1ヶ月間で、1300のタクシー事業者、車両約4万台について行われたとのことです。
これを受け、国交省としては、今後、この種のサービスを恒久的に認めることも検討していくようです。
関連記事(例えば、2020.4.21の読売)のサイトは、例えば、https://www.yomiuri.co.jp/economy/20200421-OYT1T50237/です。
また、9月末まで延長の記事(例えば、2020.5.8の産経デジタル)のサイトは、例えば、https://www.sankeibiz.jp/business/news/200508/bsd2005081119006-n1.htmです。