NTTが現在開発中の、IOWN(※)ベースの未来型高速・大容量通信技術で、特定の場所の様子を3Dデータ(映像や音)、振動などで遠隔地に瞬時に伝える技術です。この技術をNTTでは「空間伝送」と呼んでいるようです。
NTTでは、万博開幕に先駆け、2025年4月2日に、「万博記念公園」(注:大阪府吹田市、前回1970年の大阪万博会場)と「夢州」(注:大阪市、今年の大阪・関西万博会場)との間を専用線で接続しこの技術の実証試験を行い、IOWNで実現できる「未来コミュニケーション」の姿を世界に向けて発信する予定のようです。
4月2日の実証試験では、万博記念公園で行われるライブ演奏が今回の万博会場のパビリオンで3Dデータと振動などで再現されるようです。なお、万博会期中のパビリオンでは、4月2日のデータを基にした立体映像や床の振動などを体験できるようです。
※ 関連ブログ(“IOWN(NTT)”とは、2020.1.15)のページを参照願います:https://blog.goo.ne.jp/blspruce/e/78438696fc0d673f10b531e247afc364