気になるキーワードや製品のコレクション(IT編)

メルマガ、新聞、雑誌などに登場する(増田悦夫の)気になるキーワード、製品を取り上げ、ITの進展をフォローします。

“MMO”とは

2012-07-29 23:31:17 | Weblog
Massively Multiplayer Online、あるいはMassively Multiuser Onlineの頭文字をとったものです。多人数プレーヤー参加型オンラインの意味です。

即ち、数千~数万人のプレーヤーがインターネットを利用して同じゲーム空間で同時に遊べるゲームを指しています。プレーヤーは、ゲーム内のチャット機能を利用して他のプレーヤーとアイテムの交換や攻略方法などの情報をやりとりできるようになっているようです。

多人数同時参加型オンラインRPG(Role-Playing Game)のことをMMORPGと呼んでいます。MMOでは、数千から数万人規模のプレーヤー情報を同時に処理できるようなシステムを構築する必要があります。

一方、MMOに対して数人規模のユーザ数のzoneが複数集まっている体系のものはMO(Multiplayer Online、複数プレーヤー参加型オンライン)と呼ばれ、そのRPGはMORPGと呼ばれます。


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“TASCAM DR-V1HD(ティアック)”とは

2012-07-27 23:39:33 | Weblog
ティアックが8月下旬に発売予定の「タスカム(TASCAM)」ブランドのボイスレコーダで、ビデオカメラも搭載されていて映像も撮れる点が特徴です。

マイクとビデオカメラが一体となって180°回転するバリアングル機構が採用され、本体の角度を気にすることなく撮影ができるとのことです。

本体のサイズは70mm×131mm×28mm、重さは157gで、ポケットにも入る大きさのようです。電源は単三形電池3本か、あるいは別売のACアダプター、充電式ニッケル水素電池が可能です。充電池の場合、最長5.5時間の長時間撮影が可能とのことです。

オープン価格ですが、店頭では3万円前後と想定されています。

ニュースリリース(2012.7.19)のサイトは、http://tascam.jp/news/display/798/です。


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“ネット対応メガネ(グーグル)”とは

2012-07-26 23:05:36 | Weblog
米グーグル(Google)が2012年4月4日に発表したメガネ型ネット機器です。現時点で、AR(拡張現実)メガネ、ITメガネなどと仮称されています。

2012年6月27日、Google 最大イベント「Google I/O 2012」(サンフランシスコ)にてメガネ「Google GLASS」の試作品が披露されています。http://gpad.tv/topic/google-project-glass-ar/

同社の交流サイト「Google+」を交流サイトの最大手facebookと差別化するための切り札として利用したい考えのようで、2年以内の製品化を目指しているとのことです。

現実世界とインターネット世界を融合させたメガネ型機器で、超小型カメラ、透過型ディスプレー(レンズ)が搭載され、道案内や天気予報、友人からのメッセージなどが個別に表示できるようです。また、内蔵マイクで声による操作も可能とのことです。

スペックの一例として以下のものが示されています(http://gpad.tv/topic/google-project-glass-ar/)。
•OS: Android ベース
•CPU: Cortex-A8 Single-core 1GHz
•RAM: 256MB
•ROM: 8GB
•ディスプレイ: グラス(メガネ)状、片方のレンズに情報を表示
•通信: Wi-Fi / Bluetooth
•センサー: GPS

同社の交流サイト「グーグルプラス(Google+)」上で、「Project Glass(プロジェクト・グラス)」というタイトルでその内容を公開しています。「Project Glass」の公式Google+ページのサイトは、https://plus.google.com/111626127367496192147/posts#111626127367496192147/postsです。

また、youtubeの紹介動画もあります。サイトは、http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=9c6W4CCU9M4です。

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“kobo Touch(コボタッチ)(楽天)”とは

2012-07-25 23:56:48 | Weblog
楽天グループのKobo社が7月19日に発売した電子書籍端末です。

kobo Touch用の電子書籍は「koboイーブックストア」から提供されます。日本語のタイトルで約3万冊が用意され、うち約1万冊は無料とのことです。日本語以外のタイトルを含めると約240万冊とのことです。

Wi-Fi機能を搭載しているため、ワイヤレスで電子書籍のダウンロードが可能です。内蔵メモリは約2GB、ファイルフォーマットはEPUBとPDFに対応しています。

※EPUBについては以下の関連サイトを参照。http://blog.goo.ne.jp/blspruce/e/a23d59a433c08f0ae5fdbb4fb9d83d6d
http://blog.goo.ne.jp/blspruce/e/a557569b09be5f8c3bfb2050937516fa

画面は6型の電子ペーパー「Pearlディスプレイ」で、屋外でも読みやすく長時間の読書も可能なようです。

本体のサイズは横114mm×縦165mm×厚さ10mm、重さは185gです。1回の充電で最長1ヶ月使用でき、長期の旅行や出張時の持ち出しにも最適とのことです。

読んだ本の履歴や読書量などが分かる、「Reading Life」と呼ばれるソーシャルリーディング機能も搭載されているようです。条件をクリアすると「バッジ」が付与されたり、Facebookを通じて友人とシェアしたりできるようです。購入したコンテンツや著者に関連した作品をすすめるリコメンド機能も用意されているようです。

価格は7,980円です。

ニュースリリース(2012.7.2)のサイトは、http://corp.rakuten.co.jp/newsrelease/2012/0702.htmlです。


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“電子書籍端末”とは

2012-07-24 23:20:01 | Weblog
電子書籍を読むための専用の電子機器です。

購入サイトからインターネット経由で電子書籍(コンテンツ)をダウンロードし、画面上に表示し、紙の本をめくるように画面を切り替えながら読み進んでいくものが一般的形態です。

端末内に通常1000冊以上を保管できるため、場所が節約でき、いつでもどこでも気軽に開いて読める点に特徴があります。

電子書籍端末は、米アマゾンが「キンドル」と呼ばれる端末を日本でも8月頃に発売開始しそうな状況であり、これに対抗する形で日本でも、2012年6月19日には楽天から「コボタッチ」と呼ばれる端末(7980円)が、ソニーからは7月2日に想定価格を3000円値下げした「リーダー」と呼ばれる端末(1万5000円前後)が、さらに凸版印刷からは今秋に価格が7000円程度の安い端末が、それぞれ提供、あるいは提供される予定となっています。

日本の電子書籍の場合コンテンツの価格が紙の本と同程度であるものが少なくなく、半額程度が主流の米に比較して高価であるためそれが本格普及の課題にもなっているようです。


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“MMS(モービル・マッピング・システム)”とは

2012-07-20 23:56:43 | Weblog
車の屋根などにレーザースキャナー、ディジタルカメラ、GPS受信機などを取り付け、走行しながら道路や建物、地形などの周辺の空間情報を自動的に収集するシステムです。人出による計測の場合は交通への影響がでますが、MMSの場合にはその心配はありません。

米グーグルのグーグルマップで利用されているストリートヴューの作成にも利用されているようです。東日本大震災の時にも被害状況やがれき量の把握に利用されたようです。

さらに進化した立体的地図を作るためのツールとして今後の利用が期待されているようです。

MMS搭載車の動画が以下のサイトにあります。
→http://www.youtube.com/watch?v=mz7fBoFjiL8






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“オープンフロー”とは

2012-07-18 23:21:40 | Weblog
ルータやスイッチなどネットワーク上の通信機器における伝送機能と経路制御機能とを切り離し後者の機能(注:コントローラと呼ばれる)をソフトウェアにて集中制御するようにした方式です。

オープンフローでない従来のルータでは、サーバを増設する度に技術者が機器の現場で設定作業を行う必要があり通信の運用コストや時間が負担となりますが、オープンフローでは、システム担当者が遠隔制御でパソコン経由で設定を行えるため時間・費用の負担を削減できるようです。例えば、前者で5~10日かかる作業が後者では数分で完了といった具合です。

現時点で、日本通運、TOTO、HOYA、国立情報学研究所などが、オープンフローを利用者したシステムを導入しているようです。

オープンフローは、米スタンフォード大が2008年に提唱したもので、オープン・ネットワーキング・ファンデーション(非営利組織)が標準仕様をとりまとめています。この組織には、グーグル、フェイスブック、ベライゾン、マイクロソフト、ヤフー、ドイツテレコム、NTTコミュニケーションズが役員として参加しているとのことです。

今後の通信分野の勢力図を変える可能性があり、技術やサービスの開発競争が活発化しそうです。




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“アペックス(モビラス、Mobilous Inc.)”とは

2012-07-17 23:30:07 | Weblog
アペックス(AppExe)は、ITベンチャー企業の米モビラスが提供する、スマートフォン用のアプリを専門知識がない人でも簡単に作れるクラウド型サービスです。日本では日本法人のモビラスジャパンが対応するようです。

専用のWebサイトにアクセスし、以下のような手順でスマホアプリの開発ができるとのことです。
1.アプリの画面枚数、それぞれの画面の機能や関連を決める。
2.それぞれの画面について、用意された部品(ボタン、チェックボックス、文字入力枠、画面再生枠など)をマウスのドラッグ&ドロップにより配置する。
3.配置したそれぞれの部品についてその動作を定義する。この動作も用意されている100以上のひな型の中から選んで行う。簡単な数式も可能。

アプリはiPhone用、アンドロイドスマホ用の両方に対応するものが一度の操作で開発・登録できるとのことです。

このサービスの利用料金は、8900円/月~とのことです。

関連のページ(日本語)は、http://www.mobilous.com/ja/index.htmlです。






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“PANTONE5 107SH(ソフトバンクモバイル)”とは

2012-07-13 23:58:52 | Weblog
ソフトバンクモバイルが、7月14日に発売予定の、放射線測定機能搭載のスマートフォンです。シャープとの共同開発です。

本体の右下に設置されている専用ボタンを押すと、例えば「1.05マイクロシーベルト」というように、即座に放射線の測定値が画面に表示されます。

専用のアプリをインストールするとGPSの位置情報と組み合わせて測定履歴を残せるようです。

OSはAndroid4.0、ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線などの日本独自の便利機能も搭載されています。

内蔵されている放射線測定用センサーモジュールのサイズは25×20×2.5mmと小型で、本体のサイズは約115×58×12mmの片手に収まるコンパクトとなっています。

プレスリリース(2012.7.12)のサイトは、http://www.softbankmobile.co.jp/ja/news/press/2012/20120712_02/です。

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