気になるキーワードや製品のコレクション(IT編)

メルマガ、新聞、雑誌などに登場する(増田悦夫の)気になるキーワード、製品を取り上げ、ITの進展をフォローします。

"Galaxy S8+(サムスン電子)"とは

2017-07-30 23:35:28 | スマホ・モバイル機器

サムスン電子が6月8日に発売した最上位機種のスマートフォンです。この機種を販売しているのはauとNTTドコモです。auの型番は「Galaxy S8+ SCV35」、ドコモの型番は「Galaxy S8+ SC-03J」です。

ディスプレイの縦横比率が一般的な16:9から18.5:9となってやや縦長です。これによりスクロールの頻度が減り、また画面を上下に分割した使い方ができるようです。画面の枠(ベゼル)も細くして有機ELの画面の殆どをディスプレイが占めるようなデザインです。

「ビクスビー」と呼ばれる新しいアシスタント機能が搭載され、商品や場所にスマホのカメラを向けると説明が表示されたり、ユーザーの行動も学習するようです。

また、3種(指紋、虹彩、顔)の生体認証機能を備えているとのことです。

基本なスペックとして、OSがAndroid 7.0、画面サイズが6.2インチ、内蔵メモリ容量はROMが64GBでRAMが4GB、バッテリー容量は3500mAhです。

本体の寸法は73x160x8.3 mm、重さは173 gです。

価格は9万9300円~11万8500円程度(新規一括)です。

auのニュースリリース(2017.5.23)のサイトは、http://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2017/05/23/2468.htmlです。

NTTドコモの報道発表資料(2017.6.5)のサイトは、https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2017/06/05_01.htmlです。


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"Xperia XZ Premium(ソニーモバイルコミュニケーションズ)"とは

2017-07-29 23:08:23 | スマホ・モバイル機器

ソニーモバイルコミュニケーションズが製造し、6月16日よりNTTドコモが販売開始したスマートフォンです。ソニーモバイルの最上位機種です。ドコモの型番はXperia XZ Premium SO-04Jです。

「世界初4K HDR対応ディスプレイを搭載し、スーパースローモーション映像撮影が可能なスマートフォン」といった説明が付けられています。

解像度が4Kのディスプレイが搭載され、スマートフォンとして世界で初めてHDR(High Dynamic Range imaging)と呼ばれる技術(即ち、映像の明暗表現の範囲を広げる技術)に対応する動画コンテンツが視聴できるとのことです。

また、960コマ/秒で撮影しそれを30コマ/秒で再生するスーパースローモーション再生ができるようです。ゴルフスイング、水に飛び込んだ時の水しぶきなど、高速な動きをスローで鮮明に再生できるようです。

さらに、先読み撮影機能(シャッターを押す前の画像を自動記録)や通話中音声の自動認識による通話自動切断機能などもついているようです。

本体のデザインについては鏡面加工により高級感を出しています。

基本的なスペックは、OSがAndroid 7.1、画面サイズが5.5インチ、内蔵メモリ容量はROMが 64GBでRAMが4GB、バッテリー容量は3230mAh、カメラの画素数は背面が1920万で前面が1320万などです。

本体サイズは77x156x7.9 mm、重さが191gです。

価格は9万3960円(新規一括の場合)です。

ニュースリリース(2017.5.24)のサイトは、http://www.sonymobile.co.jp/company/press/entry/2017/0524_1_xzs_docomo.htmlです。


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"Surface Laptop(日本マイクロソフト)"とは

2017-07-27 23:25:10 | PC・カメラ・他デジタル機器

日本マイクロソフトが7月20日に発売した、一般消費者向けに初めて投入したクラムシェル(二枚貝)型ノートパソコンです。

「高性能と高機能をエレガントなボディにバランス良く搭載した美しいノートPC」とのことです。本体カラーは、プラチナ、コバルトブルー、バーガンディ、グラファイトゴールドの4種を揃えています。パームレストにはアルカンターラ社(イタリア)の高級素材「アルカンターラ」を使用し、柔らかな手触りとなっているようです。

OS には Windows 10S を搭載し、CPUは第7世代のインテルコアi5で高いパフォーマンスを提供するとともに、バッテリー駆動時間を最大14.5 時間まで可能としたとのことです。

その他、ディスプレイは13.5インチ、本体サイズは308.1 mm x 223.27 mm x 14.48 mm、重さは約1.2kgのようです。10点マルチタッチに対応し、別売りのサーフェスペンで描画できるとのことです。

価格は12万6800円(税抜き)~、全国の量販店および Microsoft Store (オンラインストア)にて販売されています。 

プレスリリース(2017.5.25)のサイトは、https://news.microsoft.com/ja-jp/2017/05/26/surface/#sm.00192nnek14ekejqv112eu9spa3y0#uYEbLA0s6Di2ytYb.97です。

 


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"MateBook X(ファーウェイ・ジャパン)"とは

2017-07-26 23:28:46 | PC・カメラ・他デジタル機器

華為技術(ファーウェイ)日本法人が2017年7月7日に発売した、軽量薄型のノートPCです。世界第3位のスマホメーカーが日本のパソコン市場に本格参入するようです。

「A4紙よりコンパクト。 13インチ薄型軽量ノートブックPC」といったフレーズ、また「軽く、パワフルで、そして美しく持ち運びやすい。いままで常識を覆す。13インチディスプレイ・幅12.5mm・1.05kg. ビジネスとプライベートを繋げる。どこにでも持っていけるからこそ、世界をどこからでも変えられる。」といった説明がつけられています。

航空機に使用される放熱素材を採用することにより、冷却ファンが不要で高速処理しながらCPUを冷やすようです。ファンの回転音がなく省スペース化にもつながっているようです。また、「ドルビーアトモス」と呼ばれる3Dのサウンドシステムをパソコンとして初めて採用したとのことです。

スマホのデザインを流用し、筐体を金属とし高級感を持たせるとともに持ちやすさも重視されているようです。

基本的なスペックは、液晶サイズが13インチ、 CPUがCore i5、ストレージ容量がSSDの256GB、メモリ容量が8GB、OSがWindows 10 Home 64bitなどです。

価格は、14万4800円(税抜き)~。販売は家電量販店などです。

プレスリリース(2017.7.4)のサイトは、http://consumer.huawei.com/jp/press/news/hw-u_041626.htmです。

また、製品紹介のサイトは、http://consumer.huawei.com/jp/tablets/matebook-x-jp/index.htmです。


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"スマートリプライ(Google)"とは

2017-07-24 23:31:27 | スマホアプリ

Googleが、2017年5月17日(米国時間)に「Gmail」に導入した、返信内容を自動作成してくれるサービスです。

受信したメールの本文の内容に応じて、返信に使うフレーズの候補を「3つ」提案してくれる機能です。フレーズを選択しそのまま返信してもよいし、あるいは選択した後編集を行った上で返信することも可能です。「Inbox by Gmail(※1)」や「Allo(※2)」と呼ばれるアプリに既に提供されているようです。

※1 2015年5月28日に正式公開された、Googleのメールアプリです。

※2 2016年9月にリリースされた、人工知能(AI)を搭載したスマートメッセージアプリです。

最近、英文のGmailを受信した時、時々返信内容の候補を見かけるようになりました。

この機能では、機械学習も活用されており、利用者がよく使うフレーズをベースに候補の提案がされるようです。

まず、英語から対応し、次がスペイン語のようです。日本語の対応は未定のようです。

関連のGoogleブログ(“Save time with Smart Reply in Gmail”, 2017.5.17)のサイトは、https://www.blog.google/products/gmail/save-time-with-smart-reply-in-gmail/です。


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"センサーロガーAZ003(FDK)"とは

2017-07-23 23:04:47 | IoT・デバイス・プラットフォーム・変革

FDK(富士通系の電子部品メーカー、 1950年2月1日創立)が、2017年7月中に発売予定の、BLE(Bluetooth Low Energy)に対応した小型無線接続センサーです。充電式でなく電池交換タイプです。

従来機種「AZ002」に対し、2点の改良を行っているようです。

ひとつは、顧客の要望に応え、「駆動時間を30倍長くした点」です。充電式でなくコイン型電池を採用し、さらに回路の工夫により達成したとのことです。センサー取得データを1回/秒の割合で送信するケースで、従来では10時間程度の駆動時間でしたが、この機種では約15日も駆動できるとのことです。

ふたつ目は、「モノの動きを検出したい」という顧客要望を受け改善したもので、搭載していた6種のセンサーのうちのひとつ「地磁気センサー」をやめ、「角速度(ジャイロ)センサー」にしたことです。即ち、加速度、角速度、温度、湿度、気圧、照度の6種のセンサーで構成したことです。

用途としては、物流に利用される棚や箱、介護に利用されるベッドや車イスなどに取り付け、センサーから得られる状況の履歴を管理し、物流や介護の品質を高めることを想定しているようです。

本体の外形寸法は40.0 x 30.0 x 10.0mm、重さは約9gです。

参考価格として、1個当たり約3000円(1000個購入時)とのことです。

ニュースリリース(2017.4.18)のサイトは、http://www.fdk.co.jp/whatsnew-j/release20170418-j.htmlです。


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"タフブックCF-33(パナソニック)"とは

2017-07-22 23:34:02 | PC・カメラ・他デジタル機器

パナソニックが今年の9月下旬に発売予定の、堅牢性に優れる法人(企業・公的機関)向けのノートPCです。

「頑丈設計の12.0型デタッチャブルPC」、「タフが求められる災害現場や、物流の効率化にも活躍」といったフレーズが付けられています。

キーボード部分を取りはずしタブレットとして利用できるようになっています。従来の旗艦機種より約1kg軽くした(キーボード込みで約2.76kg、タブレット部のみで1.53kg)とのことです。しかも、120cm落下試験実施、IP65準拠防塵防滴性能、耐振動MIL-STD-810G準拠の頑丈設計になっているとのことです。

OSはWindows 10 Pro 64ビット、CPUはインテル Core i5-7300 vProプロセッサー 2.60 GHz、メモリ容量は8 GB、ストレージはSSDの256 GB(Serial ATA)です。

外形寸法は、キーボード装着時で幅313.0 mm × 奥行288.4 mm × 高さ46.1 mm、タブレット部のみで幅308.0 mm × 奥行243.6 mm × 高さ21.6 mmです。

オープン価格ですが、約43万円(税抜き)と想定されています。

プレスリリース(2017.7.5)のサイトは、http://news.panasonic.com/jp/press/data/2017/07/jn170705-3/jn170705-3.htmlです。


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"SAE J3016"とは

2017-07-18 23:26:40 | 自動化・自動運転・自動走行など

”SAE(Society of Automotive Engineers、アメリカ自動車技術会)”と呼ばれる団体が発表している、自動運転に関する6段階(レベル0からレベル5)の定義のことです。

2014年1月に発表されたようですが、その後2016年9月に見直され、現在に至っています。各レベルの定義は以下のようになっています。

レベル0:運転自動化なし(運転者がすべての運転タスクを実施)

レベル1:運転支援(システムが前後・左右のいずれかの車両制御にかかわる運転タスクのサブタスクを実施)

レベル2:部分的運転自動化(システムが前後・左右両方の車両制御にかかわる運転タスクのサブタスクを実施)

レベル3:条件付き運転自動化(システムが全ての運転タスクを実施するが、フォールバックにおいては利用者が介入、運行設計は限定的)

レベル4:高度運転自動化(システムが全ての運転タスクを実施するが、フォールバックにおいては利用者の介入なし、運行設計は限定的)

レベル5:完全運転自動化(システムが全ての運転タスクを実施、フォールバックにおいては利用者の介入なし、運行設計も限定なし)

我が国では、従来、自動運転に関する定義をレベル4までとしていましたが、今後の自動運転の世界標準化がSAEに準拠する可能性を睨み、2017年5月に、米国の基準に合わせたようです。政府の高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部から発表された「官民ITS構想・ロードマップ2017(案)」(※)の中に記載されています。

※ http://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/dai71/siryou3-3.pdfの資料を参照

従来の定義については、下記の関連サイトを参照

http://blog.goo.ne.jp/blspruce/e/e6e87e7025bad08b2d6e543ed2922b99(“自動運転車”とは、2016.5.26)

http://blog.goo.ne.jp/blspruce/e/3fdb6b350c4dfb334399d87cfd7db371("自動運転の技術レベル"とは、2017.4.13)


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"エコ・ドライブ Bluetooth(シチズン時計)"とは

2017-07-17 23:14:25 | ウェアラブル・関連ソフト

シチズン時計が、2017年7月7日に発売した、スマートフォン(スマホ)と連携できるアナログ式の腕時計です。型番はBZ1020-22Lです。

「スマートフォンとリンクするアナログ腕時計の新モデル」「ケーブルによる充電を必要としない光発電エコ・ドライブ搭載」などのフレーズが付けられています。

スマホと連携して、自動時刻修正できたり、世界316都市の時刻に修正できたりするようです。また、電話の着信やメールの受信などを針の動きや音や振動で知らせるようです。光発電のエコドライブでフル充電すると最大で約4年間稼働できるとのことです。

価格は、7万5000円(税別)となっています。

ニュースリリース(2017.3.23)のサイトは、http://citizen.jp/news/2017/20170323_2.htmlです。


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