気になるキーワードや製品のコレクション(IT編)

メルマガ、新聞、雑誌などに登場する(増田悦夫の)気になるキーワード、製品を取り上げ、ITの進展をフォローします。

“ネクストデリバリースクエア(Fujisawa SST協議会+ヤマト運輸)”とは

2016-10-28 23:46:10 | 物流・ロジスティクス・関連企業

Fujisawa SST協議会(代表幹事はパナソニック)とヤマト運輸が「藤沢サスティナブル・スマートタウン」(工場跡地を再整備、約19haの広さ)に完成させた、街全体の総合的な物流インフラ(物流拠点)です。Next Delivery SQUAREとつづります。

ヤマトはこの物流拠点を利用した新たな宅配サービスを11月1日から始めるようです。このサービスは、複数ある宅配業者の荷物をこの拠点で受け、あとはヤマトが集約し住宅や商業施設などへ一括して届けるようにするものです。

パナソニックと組んで配達の効率化(エコへの配慮)を行おうとしているようです。パナソニックは、物流事業を新たな収益の柱に据えているようで、2017年3月には各住宅のTVへ配送状況や不在配達の情報を配信するサービス(ICTを活用したエコでスマートな荷物の受け取りを実現)を開始するようです。

さらに、パナソニックは、「ロボットによる自動配達」やいつでも荷物の発送や受け取りができる「無人受付システム」も来春から実験を開始するとのことです。

プレスリリース(2016.10.25)のサイトは、http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000074.000014314.htmlです。

 


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“冷蔵機能付商品受け取り用ロッカー(グローリー)”とは

2016-10-27 23:49:47 | 物流・ロジスティクス・関連企業

グローリー(貨幣処理機大手)が開発した、冷蔵機能付きの宅配ロッカーです。

冷蔵保管が必要な商品を、保冷剤なしでも保管できる、とのことです。摂氏2℃を維持できるようです。バッテリを搭載しており、停電時にも3時間はロッカーの開け閉めができるようです。

このロッカーは、ライフコーポレーションの「ライフネットスーパー」の店舗(セントラルスクエア押上駅前店、同西宮原店)に既に導入しているようです。

冷蔵機能を付けたことで新たな需要を開拓しようとしているようです。

ニュースリリース(2016.10.25)のサイトは、http://www.glory.co.jp/company/news/2016/1025.htmlです。


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“ピープル・ベース・マーケティング”とは

2016-10-20 23:52:27 | マーケティング・消費者行動

スマホ、タブレット、ウェアラブルデバイスなどの普及に伴い、消費者はこれらの機器を所有し、TPOに合わせて使い分けながらインターネットを利用する傾向があります。

そのような場合、同じサイトへ異なるデバイスからアクセスがあった場合、解析ソフトのデータ上は同一人でなく別の人物と認識してしまうということが問題となっていました。いわゆる「データの断片化」という問題です。

このような問題に対し、デバイス単位にデータをまとめるのではなく、人を軸としてデータをまとめマーケティングに生かそうという考え方が「ピープル・ベース・マーケティング」です。

同様に、オンラインとオフラインとでIDを統合し、そのIDを軸にしてマーケティングに生かそうとする動きも色々とあるようです。


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"キロボミニ(トヨタ自動車)"とは

2016-10-15 23:56:21 | ロボット

トヨタ自動車が今冬に発売予定の、手のひらサイズで人の表情をくみ取って会話ができるロボットです。KIROBO miniと綴ります。10月4日に開幕した「シーテックジャパン2016」でも展示されたようです。

座った姿勢で高さ10cm、重さ183gと手のひらサイズとなっていて、カメラやセンサーにより人に顔を向け表情から感情を読みって「怒っているの?」などと話しかけるようです。

今冬、東京都と愛知県を対象に販売開始し、ノウハウやデータを蓄積した上で2017年中に全国で購入できるようにする計画のようです。Web上での販売で注文を受け付け、トヨタ販売店で注文者へ渡すとのことです。

本体価格は3万9800円(税抜き)で、スマートフォンと連携させて利用し、専用のスマホアプリに月額300円程度が必要となるようです。

コンセプト動画(You Tube)は、https://www.youtube.com/watch?v=1ERxIkBwTW4です。

他の動画(YouTube)として、https://www.youtube.com/watch?v=egfmbjsXeLQがあります。

 

 

 


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“Elite x3(HP)”とは

2016-10-13 23:54:24 | スマホ・モバイル機器

HPが、従来の商品の枠組みを壊し新たな需要を開拓する狙いで開発したスマートフォンで、企業向けのハンドヘルド型コンピューターというカテゴリーの商品として展開するようです。2016年9月5日に販売開始したようです。

6型のディスプレイを持ち、ウィンドウズ10を搭載しています。単体では、スマートフォンとして利用できます。

また、「ドック」と呼ばれる別売の機器と接続するとパソコンとして利用できるようです。ドックには、①キーボードやディスプレイを持った「ノートドック」と、②この製品をディスプレイや有線LANに接続するためのデスク用のドックとが用意されているとのことです。

価格は、7万7,800円(税抜き)です。

 プレスリリース(2016.8.31)のサイトは、http://www8.hp.com/jp/ja/hp-news/press-release.html?id=2318889です。


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"ヨガブック(レノボ)"とは

2016-10-11 23:01:05 | PC・カメラ・他デジタル機器

レノボが2016年9月27日に発売した、これまでの枠組みを壊して新たな発想で開発を行ったコンピュータ機器です。ノートPCとしてもタブレットとしても使える2in1 PCです

「生産性とクリエイティビティを追及した2-in-1タブレット」や「タブレットを再定義する革新的なHaloキーボードと、紙とスクリーンに書き込めるREAL PEN」などのフレーズがつけられています。

1台で、ノートパソコンとしても、またペン入力端末としても使えます。タッチパッド面に表示されたキーボードで入力したり、専用ペンを使ってパッド上のノートに書き込んだ文字をデータ化できるようです。

デジタイザーを兼ねるキーボード「Halo キーボード」では、キーはLEDでその輪郭が浮かび上がるのみで、物理的な凹凸はありません。右上のボタンを押すとキーの輪郭が消え表面がまっさらのデジタイザーとして使えるようで、付属のペンを使って文字や絵を書き込めるようです。キーボードに紙を敷いた状態でもペンで筆記可能とのことです。

その他、Windows 10 / Android OSの2ラインナップで展開、プロセッサはIntel Atom X5 クアッドコアCPU、RAM容量は4GB、ストレージは64GBなどとなっています。

低迷する市場での打開策となるのか注目されます。

Web直販価格(税抜)は、3万9800円~5万9800円です。

ニュースリリースのサイトは、http://www.lenovo.com/news/jp/ja/2016/09/0927-1.shtmlです。

動画サイト(youtube)は、https://www.youtube.com/watch?v=fgkszsGGbY4です。


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“オートファジー”とは

2016-10-09 23:25:06 | 学術・サイエンス・概念など

Autophagyとつづり、「細胞自食作用」などと言われています(注:本プログの対象範囲であるITとは直接関係ありません)。

栄養飢餓状態に陥った生物が自らの細胞内のたんぱく質をアミノ酸に分解し一時的にエネルギーを獲得する仕組みとのことで、この仕組みを今年のノーベル生理学・医学賞に輝いた大隅良典東工大栄誉教授が見つけたとのことです。

仕組みをもう少し具体的に説明すると以下のようになるようです。

[栄養不足]

①細胞が栄養不足などになると、細胞内に特殊な脂質の膜が現れる。

[細胞内でたんぱく質などに分解]

②膜が細胞内のたんぱく質や小器官を包み始める。

③膜が球状に伸びる。

④膜が完全にたんぱく質などを覆う。

⑤膜が分解酵素の入ったリソソームと融合する。

⑥たんぱく質の材料となるアミノ酸に分解される。

[再利用(リサイクル)]

⑦たんぱく質の合成など生命活動に再利用される。

大隅教授がこの仕組みを発見したのは東大助教授時代の1988年とのことです。


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"Web接客機能(NTTドコモ&NHNテコラス)"とは

2016-10-01 23:21:14 | マーケティング・消費者行動

NTTドコモとNHNテコラス株式会社(NHN テコラス)とが連携し9月13日に開始したネット通販会社向けのサービスで、AI(人工知能)を活用した接客機能を利用することができるようです。即ち、通販サイトで購入経験のある顧客の他、新規の顧客に対しても独自のキャンペーンやクーポン提示がしやすくなるようです。

具体的には、NTTドコモのネット通販会社向け購買支援システム「ecコンシェル」と、NHN テコラスが提供するネットショップ構築サービス「CARTSTAR(カートスター)」を連携させ、AIを活用したWeb接客機能を「CARTSTAR」を利用しているEC事業者向けに提供するということです。

「ecコンシェル」を利用することにより、ネット通販利用者一人ひとりの嗜好をAIにて分析しそれに対応した商品やキャンペーン情報を提供できるようです。

CARTSTARを利用して運営しているネット通販会社にとって初めて通販サイトを訪れた顧客へのきめ細かい接客がこれまで難しかったのですが、「ecコンシェル」との連携により、それが可能になったとのことです。

報道発表資料(2016.9.13)のサイトは、https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/notice/2016/09/13_00.htmlです。

 

 

 


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