気になるキーワードや製品のコレクション(IT編)

メルマガ、新聞、雑誌などに登場する(増田悦夫の)気になるキーワード、製品を取り上げ、ITの進展をフォローします。

“iPad2(アップル)”とは

2011-04-30 23:30:36 | Weblog
米アップル社の多機能端末で、昨年5月に日本で発売された初代iPadのバージョンアップ版です。

米国では、3月11日に発売され、日本では3月25日に発売予定でしたが、東日本大震災の影響などから、延期され、4月28日に発売されました。

アップル直営店あるいはソフトバンクショップなどで発売されました。

iPad2は、初代のiPadに対し、本体の厚さが3割薄く8.8mmとなり、重さが1割以上軽い約600gとなっています。また、本体の表裏に2つのカメラが設置され、演算速度もAppleの新しいデュアルコアA5プロセッサの採用により拡大しています。

画面は従来と同じ9.7型です。

価格は16GB版の4万4800円からとなっています。

ソフトバンクモバイルのプレスリリース(2011.4.27)のサイトは、http://www.softbankmobile.co.jp/ja/news/press/2011/20110427_02/です。

関連ブログは、以下です。
http://blog.goo.ne.jp/admin/editentry?eid=9f570af29ae08445cc25081184ea00cf




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“PayPal(ペイパル)”とは

2011-04-29 23:55:52 | Weblog
米ペイパル社(カリフォルニア州)が提供しているオンライン決済サービスです。

今年の3月にスマートフォン向け決済など3つのサービス(モバイルエクスプレス チェックアウト、PayPal for Digital Goods、ウェブ ペイメント プラス)を日本で導入したようです。

導入のプレスリリース(2010.2.21)のサイトは、http://ceron.jp/url/internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20110221_428430.htmlです。

このサービスを利用するには、ユーザ登録が必要なようですが、登録すると、オンラインショッピングでの決済が簡単にできるようです。即ち、決済方法として「ペイパルで支払う」というメューを選択し、メールアドレスとパスワードの入力だけで完了できるとのことです。カード番号や請求書の送付先などの入力は不要となります。

今年の3月時点の登録ユーザ数が、世界190か国・地域で約2億4000万人とのことです。日本では、昨年の4月に本格導入されたようですが、2010年12月時点で登録ユーザ数は約150万人とのことです。

関連ブログは、以下です。
http://blog.goo.ne.jp/admin/editentry?eid=0403bb9500f4d7933a126ef5f4e7c235

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“ネット広告の第三者配信”とは

2011-04-22 23:12:55 | Weblog
従来のネット広告は媒体社(サイト管理)のサーバから目的の媒体(サイト)へ配信されていましたが、第三者配信とは、ネット広告を、媒体社のサーバからではなく、広告主あるいは広告主から委託された広告代理店が管理するサーバ、即ち、第三者が管理するサーバから配信することです。

第三者配信では、クッキーを利用して、サイトを訪問してきたユーザの広告を見た際の行動が追跡でき、それに基づいてユーザ対応の広告配信を行うことが可能となります。

従来の配信では、広告の表示回数などは、ユーザの違いによらずサイトごとに決められますが、第三者配信の場合には、例えば、出稿サイトを横断してユーザー毎に表示回数を数えられるため広告主にとっては経済的な広告配信ができるなどのメリットがあります。

第三者配信のサービスには、「Double Click for Advertisers」(米グーグル)、「Media Mind」(米メディアマイド)、「iogous* mark」(Fringe81)などが知られているようです。

関連ブログ(オーディエンスターゲティング広告)は以下です。
→http://blog.goo.ne.jp/admin/editentry?eid=fc241286b5e73c370e4466eb621c74fb

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“オーディエンスターゲティング(audience targeting)広告”とは

2011-04-21 23:44:11 | Weblog
「オーディエンスターゲティング」と呼ばれる新しい配信の仕方によって配信される広告のことです。

従来の広告では、「アドネットワーク」(即ち、複数のサイトへ横断的に広告を配信)や「アドエクスチェンジ」(広告枠の空きを売買する)と呼ばれる仕組みが利用されていますが、オーディエンスターゲティング広告はそれらとは異なる仕組みで配信されます。

即ち、複数のサイトやアドネットワークを跨る形で、行動履歴(サイトの閲覧や検索の履歴など)や属性など(性別、年代、職業など)から区分けされたユーザ層(targeted audience)対応に広告が配信されます。

このような広告配信は、米国から始まったようですが、昨年の夏頃から日本でも広告代理店の間で導入に向けたシステムの準備が始まりつつあるようです。

広告主、媒体社(サイト管理)の双方にとって効果が期待できるようですが、プライバシーへの配慮をどのようにするかが課題となりそうです。

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“D5100(ニコン)”とは

2011-04-20 23:04:15 | Weblog
ニコンが4月21日に発売予定の初心者向けのデジタル一眼レフカメラです。有効画素数は1620万です。

当社のデジタル一眼レフカメラとして初めて「スペシャルエフェクトモード」が採用されたとのことです。主なものとして、セレクトカラー(選んだ特定の色以外はすべて白黒表示)、カラースケッチ(色鉛筆などを使って描いたスケッチ風の表示)、ミニチュア効果(ジオラマを接写したかのように表示)、ナイトビジョン(暗い場所でも被写体を確認しながら撮影)などがあります。

高精細のフルハイビジョン動画の撮影も可能な上、液晶モニタは可動式になっていて、カメラを頭上に構えて撮影したりすることも可能なようです。

オープン価格ですが、店頭では8万円前後のようです。

プレスリリース(2011.4.5)のサイトは、http://www.nikon.co.jp/news/2011/0405_d5100_01.htmです。


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“ワイヤレス給電”とは

2011-04-18 23:23:29 | Weblog
これは非接触・無接点で電力を電気機器に供給する方式です。従って、充電用のケーブルや充電コネクタは不要となります。

給電能力が1W(ワット)未満と小電力ではあるものの、コードレス電話の子機、シェイバ、電動歯ブラシなどの充電用として実用化されているようです。

が、最近になって、携帯電話機などへの適用を想定して3~5W程度の電力を送れるワイヤレス給電方式の開発が活発化しているようです。

給電方式には「電磁誘導」タイプと「磁界共鳴」タイプの2種があります。

前者がワイヤレス給電の定番のようです。実用化されているのはほとんどがこちらの方式のようですが、給電に使える距離が数mmと小さい上、同時には1台の機器にしか給電ができないようです。

これに対し、後者では、距離が「数cm~数m」と大きく、「複数の機器に同時に給電が可能」であることから、注目されているようです。ただ、送る側と受け側との間で共振回路の特性を一致させる必要があったり、人体への影響が懸念されるなどの課題もあるようです。

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“緊急地震速報”とは

2011-04-15 23:18:45 | Weblog
震源付近で観測された地震の揺れ(地震波)を瞬時に解析し、遠くの地域に揺れの到来を知らせるものです。

地震波には、早く伝わり揺れの弱いP波(初期微動)とそれより遅れて伝わり揺れの強いS波(主要動)があるため、震源近くで観測されたP波(初期微動)に基づいて、その後のS波(主要動)の到来をより遠くの地域へ知らせるようにしたものです。

このサービスは気象庁が提供していますが、2004年2月に開始された試験サービスを経て、2007年10月に本サービスが開始され、今日に至っています。

緊急地震速報は、テレビやラジオなどのマスメディアにより伝えられるようになっていますが、最近では通信事業者により携帯電話やスマートフォンといったパーソナルメディアからも伝えられるようになってきました。

携帯電話では、NTTドコモやauの大部分の機種、ソフトバンクモバイルの1機種が対応しているようです。また、スマートフォンでは対応するアプリが利用されています。例えば、iPhoneでは「ゆれくるコール"for iPhone」などが,Android搭載の機種では「なまず速報β」などがそれぞれ利用されているようです。

緊急地震速報も、今回のように地震の規模が極めて大きい場合や、異なる場所で同時に発生した場合、観測のための地震計が作動しない場合、には、期待した機能とは異なる結果が生じるようで今後の課題となっているようです。

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“フォースクェア(foursquare)”とは

2011-04-11 23:55:15 | Weblog
米フォースクェア社が提供しているソーシャルネットワークサービスの一つで、特に自分が居る場所(位置情報)をベースとするサービス(Loaction Based Service)です。

斉藤徹著「新ソーシャルメディア完全読本」(2011年1月、アスキー新書)によると、
位置情報をベースとするサービスは2009年頃から注目を集めているようです。以下の3つのタイプに分けられるようです。
(1)コミュニティ系
(2)ゲーム系
(3)AR(拡張現実)系

フォースクェアは(1)の代表的なサービスです。ちなみに、(2)の代表例には「コロニーな生活☆PLUS」が、また(3)の代表例には「セカイカメラ」があるようです。

このサービスは、スマートフォンや携帯電話を用いて移動しながらサービスを楽しむことができます。

その場所に来たよということを知らせる「チェックイン」という仕組みがあり、ある場所へチェックインすると、そこにメッセージを残したり、過去にチェックインした人を知ることなどができます。

チェックインの回数や頻度などによって、フォースクウェア内での勲章のような「バッジ」をもらうこともできます。その場所で最もチェックインが多い人(最も頻繁に場所を訪れた人)は、「メイヤー(Mayor)」という称号をもらうことができます。

チェックインの回数によっては、お店から常連客として特別なサービスを受けることも可能なようです。店にとっては集客効果が期待でき、マーケティングにも利用されているようです。







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“XOOM(ズーム) (KDDI)”とは

2011-04-09 23:08:49 | Weblog
KDDI(au)が4月8日に発売したタブレット型端末です。型番は「MOTOROLA XOOM Wi-Fi TBi11M」です。
米モトローラ・モビリティ製です。

KDDIのタブレット型端末としては、「SMT-i9100」(サムスン電子製、2011.3.11発売)に次ぐ第2弾となります。

米グーグルの基本ソフト(OS)androidで、特に、タブレット型端末への搭載が意図された最新版3.0が搭載されています。

auの3G(第3世代)通信には対応していないため、インターネットへの接続は、WiFiルータなどを用いた無線LAN経由となります。

ディスプレイは1280×800の10.1型液晶で、500万画素のアウトカメラと200万画素のインカメラが装備されています。Google Talkによりビデオチャットを楽しむことが可能です。

本体のサイズ(幅×高さ×厚さ)は約249×167×12.9mm、重さは約700g、連続使用時間は約510分(YouTube使用時)などとなっています。

au販売店やauオンラインショップで販売されており、au オンラインショップでの販売価格は6万円半ば(6万5100円)となっています。が、KDDIのWiFiルータを同時に契約したり、光ファイバ回線を同時に契約したりすると、割り引かれるようです。

ニュースリリース(2011.4.7)のサイトは、http://www.kddi.com/corporate/news_release/2011/0407a/index.htmlです。

android3.0については以下のサイトも参照
→http://blog.goo.ne.jp/admin/editentry?eid=53b9503b60bdf07322d6c80a538ad958


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“NFC”とは

2011-04-08 23:48:13 | Weblog
Near Field Communication の略です。これは、13.56MHz帯の周波数を利用する近距離無線通信技術のことです。

日本のおサイフケータイなどで利用されているFeliCa(フェリカ)の通信方式もNFCの一種です。NFCには、タイプA、タイプB、FeliCaの3方式があります。

最近、海外メーカがスマートフォンにNFC機能を標準搭載する動きがあるようです。しかも、その方式は、日本のFeliCaとは異なるタイプAやタイプBの通信方式のようです。GoogleのOS「Android」の2.3版では、NFCのAPIが追加されているとのことです。

また、スマートフォンなどをNFCによりICカードのように利用する場合、暗号化のための鍵情報を保持するSE(Secure Element)と呼ばれるエリアが必要になりますが、日本の端末ではそれを専用のチップ上に設けているのに対し海外ではSIMカード上に設けていて、この点でも異なっているようです。

日本の端末で利用できる便利なおサイフケータイの機能ですが、海外メーカの端末では利用できない問題への対応策として、NTTドコモは今後、NFCの3方式すべてを備える通信チップを端末に搭載し、また、SEをSIMカード上に配備するように変更していく計画のようです。



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