気になるキーワードや製品のコレクション(IT編)

メルマガ、新聞、雑誌などに登場する(増田悦夫の)気になるキーワード、製品を取り上げ、ITの進展をフォローします。

“共創マーケティング”とは

2014-09-23 23:54:07 | マーケティング・消費者行動

企業が消費者とともに「中長期に」わたり、「対等な関係で」議論を行い、新市場を開拓したり、既存の商品やサービスに新たな価値を見つけ出したりする活動をさしています。

ソーシャルメディア等の進展により、企業側のみの論理でのマーケティングでは事がうまく進まない状況となってきたこと(※)、商品のコモディティー化が進展していること、市場が成熟化しつつあることなどが登場の背景となっているようです。

※ このような状況への企業の対応策についてまとめている書籍に以下のようなものが知られています:シャーリーン・リー  、ジョシュ・バーノフ『グランズウェル』(伊東 奈美子 訳)、翔泳社、2008年11月発行

消費者参加型の商品開発は従来でも行われていたようですが、アイデア募集、人気投票といった一過性のものでした。これに対し、「共創マーケティング」は、中長期的にしかも消費者と対等なレベルで議論したり調査したりする点に特徴があり従来のものと区別されるようです。

Facebook上に専用コミュニティを開設し、そこをプラットフォームとして恒常的に議論・調査をしている例が知られているようです。例えば、キリンビールが開設した「カンパイ会議」、良品計画の同じく「くらしの良品研究所」、トリンプ・インターナショナル・ジャパンの同じく「究極のランジェリー商品開発LABO」などです。

また、トライバルメディアハウスの「ココスクウェア(cocosquare)」など、共創マーケティングを行うプラットフォームも提供されつつあるようです。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

“D750(ニコン)”とは

2014-09-20 23:41:51 | PC・カメラ・他デジタル機器

ニコンが、2014年9月25日に発売予定の、デジタル一眼レフカメラです。有効画素数は2432万です。

「高品位画質とプロフェッショナルモデルに迫る本格仕様を、機動力の高い小型・軽量、薄型ボディーに凝縮したモデル」といったフレーズが付けられています。

内部の構造を工夫して本体の厚さを薄め(即ち、78mm)にしたようです。本体サイズが約140.5×113×78mm、重さが約750g(本体のみ)とのことです。

オープン価格ですが、店頭では28万5000円前後(税別)と想定されています。

プレスリリース(2014.9.12)のサイトは、http://www.nikon.co.jp/news/2014/0912_d750_01.htmです。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

“IFA2014”とは

2014-09-14 23:00:45 | イベント・展示会・ショー

ドイツベルリンのMesse Berlin(メッセ・ベルリン見本市会場)で2014/9/5~10に開催された欧州最大の家電見本市です。

今年の展示では、4Kの先を行く「曲面テレビ(CurvednTV)」、「ウェアラブル機器」、ネットとつながる「スマート家電」などが注目されたようです。

「曲面テレビ」では、サムスンの105型大型曲面4Kテレビ、LG電子の77型曲面4K有機ELテレビなどが展示されたようです。
一方、「ウェアラブル機器」では、ソニーが「スマートウォッチ3」や「スマートバンドトーク」を、サムスンが「サムスンギアS」を、LGが「GウォッチR」をそれぞれ展示したようです。

また、「スマート家電」では、サムスンがギアSと冷蔵庫、掃除機、照明との連携を、LGがLINEのチャットアプリと家電との連携である「LGホームチャット」を、その他、ハイアール、パナソニックなども同様の展示を行ったようです。

■IFAについて:IFAとは、Internationale Funkausstellung Berlin (英語では、International radio exhibition Berlin) の略で、Funkausstellungとは、英語でradio showという意味です。IFAの歴史は旧く、始まったのが1924年で、ラジオの展示会から始まったようです。現在では、コンシューマ・エレクトロニクスとホームアプライアンス(家電)の国際展示会になっているようです。2年に1回の開催の時もありましたが、2005年以降、毎年9月に開催されているようです。IFAのWikipediaサイトは、http://en.wikipedia.org/wiki/Internationale_Funkausstellung_Berlinです。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

“アップルウオッチ(アップル)”とは

2014-09-12 23:33:12 | ウェアラブル・関連ソフト

アップルが、2014年9月9日に米サンフランシスコで発表した腕時計型のウェアラブル機器(即ち、スマートウォッチ)です。iPhoneの新機種、即ち、「iPhone6」、「iPhone6プラス」と同時に発表されています。

アップル創業者のスティーブ・ジョブズを引き継いだティム・クックCEOの処女作と言える製品のようです。ジョブズのやり方を継承しつつも、iPhoneの新機種で大型画面を採用するなど脱ジョブズの独自戦略もとりつつあるようです。

電話の応答やメールの送受信の他、燃焼カロリーの測定による健康管理などもできるようですが、アップルウオッチを単体で使うことはほとんどなく、スマホ(iPhone)と連携して利用することが基本のようです。サイズは2種類、即ち、縦38mmと縦42mmがあるようです。

今年の年末商戦には間に合わず、発売は日本を含む世界各国で来年初頭になるようです。日本での価格は未定ですが、米国では349$~とのことです。

発表の動画(YouTube、23分59秒)は、https://www.youtube.com/watch?v=cteqgb1jk6Yです。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

“EXILIM EX-FR10(カシオ計算機)”とは

2014-09-04 23:42:53 | PC・カメラ・他デジタル機器

カシオ計算機が、2014年9月19日に発売予定のコンパクト型デジタルカメラです。有効画素数は1400万です。

「新しい撮り方を創造するセパレート型デジタルカメラ “自分撮り · みんな撮り · 後ろ撮りを一台で”」という説明が付けられています。

カメラのレンズ部分と液晶モニター部分とをワンタッチで切り離しでき、無線で接続して撮影できるように工夫されています。自分撮りだけでなく、後ろ撮り、みんな撮りなどが気軽に楽しめるようです。

オープン価格ですが、5万円前後(税込)のようです。

ニュースリリース(2014.8.26)のサイトは、http://www.casio.co.jp/release/2014/0826_ex-fr10/です。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

“EXILIM EX-ZR50(カシオ計算機)”とは

2014-09-03 23:05:09 | PC・カメラ・他デジタル機器

カシオ計算機が、2014年9月12日に発売予定のコンパクト型デジタルカメラです。有効画素数は1610万です。

「自分撮り・みんな撮りに最適な新デザイン チルト液晶を搭載したコンパクトサイズの“エクシリム”」という説明が付けられています。

操作ボタンや液晶画面が設置されている背面部分が180°回転するため、自分撮りの状態で液晶画面を正面から見て操作し撮影できるようです。スマホ搭載のデジタルカメラとの差別化を図り、販売落ち込みの巻き返しを狙っているようです。

本体サイズは幅99.6×奥行25(最薄部24.7)×高さ59.5mmで、7月に発売されたZR1300の約60%の体積となっているとのことです。

オープン価格ですが、4万円前後(税込)と想定されています。

ニュースリリース(2014.8.20)のサイトは、http://www.casio.co.jp/release/2014/0820_EX-ZR50/です。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

“FUJIFILM X30(富士フイルム)”とは

2014-09-02 23:37:00 | PC・カメラ・他デジタル機器

富士フイルムが2014年9月20日に発売予定のコンパクト型デジタルカメラです。有効画素数は1200万です。

『小型コンパクトズームカメラとして最大の0.65倍大型表示倍率(※1)、高精細236万ドット、世界最短の表示タイムラグ(※2)の「リアルタイム・ビューファインダー」搭載!』といった説明が付けられています。

※1 ファインダーを通じて見る被写体の像の大きさと、肉眼で見る被写体の大きさとの比率。

※2 実際の被写体の動きと、ファインダーを通じて見た被写体の動きとの間に生じる時間差。

高精細の電子式ファインダーを備えています。しかも、それでいて、表示速度の遅れを0.005秒にまで小さくしたとのことです。また、表示の大きさもデジタル一眼レフ並みにしているとのことです。愛好家の取り込みを視野に入れているようです。

その他、新開発のカラーモード(クラシッククローム)を搭載し、深みのある色調の写真にすることも可能なようです。

オープン価格ですが、店頭では6万5000円前後(税別)と想定されています。

ニュースリリース(2014.8.26)のサイトは、http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_0903.htmlです。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

“STYLUS TG-3 Tough(オリンパス)”とは

2014-09-01 23:20:40 | PC・カメラ・他デジタル機器

オリンパスイメージングが、2014年6月12日に発売したコンパクト型デジタルカメラです。有効画素数は1600万です。

「明るいレンズで暗所での撮影に強い、Toughシリーズのフラッグシップモデル」といったフレーズが付けられています。

15mの防水性能、2.1m耐落下衝撃性能、-10℃耐低温、100kgf耐荷重といったタフ性能を実現しつつ、カメラの光学性能も高めている点に特徴があるようです。F2.0の明るい大口径レンズの使用により、水中などの暗い場所でも、きれいに撮影できるとのことです。

オープン価格ですが、5万2000円前後(税込)と想定されています。

ニュースリリース(2014.5.13)のサイトは、http://www.olympus.co.jp/jp/news/2014a/nr140513tg3j.jspです。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする