気になるキーワードや製品のコレクション(IT編)

メルマガ、新聞、雑誌などに登場する(増田悦夫の)気になるキーワード、製品を取り上げ、ITの進展をフォローします。

“d払い(NTTドコモ)”とは

2018-08-23 23:37:05 | キャッシュレス決済・省力/省人化

NTTドコモが、2018年4月より開始したQRコード決済サービス(キャッシュレス決済サービス)です。

店舗でバーコードを読み込むことで、毎月の携帯電話料金と合算したお支払いが可能に」といったフレーズが付けられています。

このサービスを利用してキャッシュレス決済をしたい場合、申込みは特に不要で、まず、ドコモのホームページからd払いアプリをダウンロードしスマホへインストールします。その後、かんたんな初期設定(注:パスワードによる認証など)を行うだけでよいということです。

利用者は、d払いアプリの画面上にバーコードやQRコードを表示させ、d払い加盟店(街のお店)のPOSレジや決済端末へそれをかざして読み取らせることで決済が完了です。

料金の支払い方法としては、毎月の携帯電話料金に足し込んで支払う電話料金合算払い、クレジットカード払い(注:VISA、MasterCardに対応)に加え、貯まった「dポイント」による支払い(注:1ポイント1円(税込))も可能とのことです。

なお、支払い金額200円(税込)につき1ポイント(即ち0.5%)の割合で「dポイント」をためられるとのことです。

一方、加盟店側がこのサービスを提供するには、バーコード読み取りが可能な市販のタブレットとd払いに対応した店舗用アプリを用意すればよく、POSの改修などは必要ないとのことです。

QRコード決済サービスは、LINE Pay、楽天ペイ、Yahoo!!ウォレットの他、多くの企業が提供していますが、NTTドコモのd払いは、電話料金合算払いが可能であるというキャリア(通信事業者)ならでは強みを生かしている点に特徴があるとのことです。

報道発表資料(2018.1.17)のサイトは、https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2018/01/17_00.htmlです。


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“Airペイ(リクルートライフスタイル)”とは

2018-08-22 23:02:05 | キャッシュレス決済・省力/省人化

リクルートライフスタイルがさまざまな業種や環境の店舗を対象に2016年10月より提供している、クレジットカードや電子マネー、Appleペイも使用できるキャッシュレス決済サービスです。

店舗側がこのサービスを導入するには、iPadまたはiPhone、審査後に届けられるカードリーダーが必要です。実際、iPhoneなどにAirペイのアプリをダウンロードし、そのアプリ上で商品の金額を打ち込むと、カードリーダが連携するので、その状態でクレジットカードを読み取らせればよいということです。クレジットカード以外にも、ICカードや磁気カードも利用可能です。電子マネーやAppleペイは、カードリーダにかざすことで決済可能とのことです。

現在、Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、Discover、「Suica」「PASMO」などの交通系電子マネー9種、「iD」「QUICPay」などの電子マネー、Apple Payに対応しているとのことで、さらに拡大させていく方針のようです。

なお、POSレジアプリの「Airレジ」と連携させるとさらに便利に利用できるようです。

利用料は、月額固定費と振込手数料がどの利用口座でも0円で、決済手数料3.24%~のみがかかるようです。決済手数料は業界水準最安値とのことです。

サービスを紹介する動画は、https://www.youtube.com/watch?time_continue=94&v=aP7iwk3eBUcです。

Airペイ開始のプレスリリース(2016.10.3)のサイトは、https://www.recruit-lifestyle.co.jp/news/business/nw20882_20161003です。


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“モバイル決済 for Airレジ(リクルートライフスタイル)”とは

2018-08-19 23:28:51 | キャッシュレス決済・省力/省人化

リクルートライフスタイルが小売店向けに提供しているモバイル決済サービスで、このサービスを導入する小売店などでは、消費者が自分のスマホ上に表示するQRコードを小売店舗のスマホあるいはタブレットで読み込むだけで決済が完了できるようです。決済には、米アップルのiPhoneやiPad向けアプリを使用します。

中国最大級の決済サービスである「Alipay(支付宝/アリペイ)」や「WeChat Pay(ウィーチャットペイ)」のQRコード決済に対応しており、導入した小売店、飲食店では、訪日中国人への対応がしやすくなります。なお、ウィーチャットペイに対応したのは、2018年8月6日となります。下記のプレスリリース(2018.8.6)のサイトを参照。

https://www.recruit-lifestyle.co.jp/news/business/nw26612_20180806です。

また、国内ユーザーが利用しているLINEの「LINE Pay」やドコモの「d払い」にも対応しており、さらに国内外の様々な決済サービスへの対応も検討しているようです。

また、同社が提供するPOSレジアプリ「Airレジ」と一緒に利用すると決済金額を入力する手間も省けてさらに便利になるようです。

なお、導入する小売店に必要なサービス利用料は、決済額に応じた手数料のみで、アプリの初期導入費用や本サービスの月額利用料は不要とのことです。

本サービスの紹介動画のサイトは、https://www.youtube.com/watch?time_continue=116&v=WBIMzQCNACwです。


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“モバイル決済アプリ”とは

2018-08-16 23:24:17 | キャッシュレス決済・省力/省人化

モバイル決済とは、スマートフォンなどのモバイル端末を利用した電子決済のことで、特にその決済を行うアプリをこのように呼んでいます。

この普及が、キャッシュレス化を大きく促進することになります。決済を行うためにに、アプリにはクレジットカードやプリペイドカードの情報が登録されます。

モバイル決済アプリには、大別して2つのタイプが存在します。

(1)汎用型決済アプリ:業界や業態とくくりついていないタイプで、様々な店舗などで利用できるものです。アップルペイ、グーグルペイ、アリペイ、LINEペイ、サムスンペイなどが知られています。

(2)専用型決済アプリ:特定な店舗やサービス提供場所においてのみ利用できるタイプです。米ウォルマートや米スターバックスなどが提供しているモバイル決済機能付きアプリがこのタイプです。

シェア争いが激しさを増しているようですが、専用型決済アプリについても、決済とは別に、より便利な買い物体験を提供可能にしているなどから、多くの人に利用されているようです。例えば、ウォルマートでは、事前にアプリ内ストアで商品を選んで決済を済ませ、店頭で決済済み商品を好みの方法で受け取る「事前決済+ピックアップ」と呼ばれるサービスが受けているようです。


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“Amazonスマイルコード(Amazon)”とは

2018-08-15 23:46:44 | マーケティング・消費者行動

Amazonが独自に開発した、Amazonのモバイルアプリ「Amazonショッピング」で利用可能な二次元コードです。2018年7月に発表されました。

このコードは、雑誌、パンフレット、新聞、イベントポスターなどに、商品の紹介文や写真と一緒に掲載されます。このコードをモバイルアプリを起動して読み込むと自動的に当該商品のページへ移動するようになっているようです。世界的に普及している(一次元)バーコードを読み取って移動するものも利用できますが、新たにスマイルコードも利用できるようにしたとのことです。

使い方は簡単で以下のような手順です。

(1)モバイルアプリを起動し、検索キーワード入力欄横のカメラマークをタップ

(2)現れたメニューの中から、SmileCodeスキャナーを選択

(3)読み取り状態となるので、画面上のスマイルマーク(湾曲した矢印のようなマーク)をSmileCodeに合わせて読み取る

(4)Amazonサイト上の当該商品の詳細ページへ自動的に移動

年に一度のプライム会員向けビッグセール「Amazon Prime day」(2018.7.16~17)のイベント会場において、セールの商品にこのコードを掲載したようです。

なお、Amazonスマイルコードには、アソシエイト・プログラムの「アソシエイトID」を埋め込むことができ、それを利用することで、出版社などは印刷物を通じて新たな収益を得ることも可能になるとのことです。

プレスリリース(2018.7.3)のサイトは、https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000837.000004612.htmlです。


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“キャッシュレス・ビジョン(経済産業省)”とは

2018-08-14 23:52:18 | キャッシュレス決済・省力/省人化

近年の支払い手段の多様化を踏まえ、経済産業省が2018年(平成30年)4月に策定した、今後のキャッシュレス化を推進するためのビジョンです。

それによると、大阪・関西万博(2025年)に向け、「未来投資戦略2017」(注:2017年6月閣議決定)において「支払い方改革宣言」として設定されたキャッシュレス決済比率40%の目標を前倒しし、より高い決済比率を実現するとしています。さらに将来的には、世界最高水準のキャッシュレス決済比率80%を目指し、必要な環境整備を進めていくとしています。

キャッシュレスビジョン(pdf資料)のサイトは以下で、上記部分はp.67から引用しています。

http://www.meti.go.jp/press/2018/04/20180411001/20180411001-1.pdf


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“アルファロメオ ステルヴィオ(アルファロメオ)”とは

2018-08-11 23:37:39 | 乗り物/同サービスイノベーション

イタリア最大手のフィアット傘下のアルファロメオ(Alfa Romeo)が、7月21日に日本で発売した多目的スポーツ車(SUV:Sport Utility Vehicle)です。ステルヴィオ(Stelvio)とは北イタリアの峠の名前だそうです。

ライバル車として、トヨタ自動車の「レクサスRX」、メルセデス・ベンツの「GLC」、ボルボの「XC60」などが知られており、これらに対抗するため、7月にファーストエディション(限定400台)が投入され、年内を目処に高性能モデルも投入される予定のようです。

安全運転を支援する機能として、歩行者を検知する自動ブレーキ、前車に追従するクルーズコントロール(ACC)、急坂を下る際に一定速度を保つ「ヒルディセントコントロール」、スマホと連携する「インフォテインメントシステム」などが備わっています。

大きさは、全長(mm) 4,690×全幅(mm) 1,905×全高(mm) 1,680、ホイールベース(mm)が2,820、最高出力(ps/rpm)が、280 / 5,250、などです。

価格は689万円(税込)です。

製品紹介のサイトは、http://www.alfaromeo-jp.com/models/stelvio/stelvio-first/です。

外観を紹介する動画サイトは、https://www.youtube.com/watch?v=g_O7eEzNO50です。

 

 


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“GC-DR3(JVCケンウッド)”とは

2018-08-10 23:48:46 | 安全対策・サービス

JVCケンウッドが8月上旬に発売された小型ドライブレコーダーです。

「JVCのカメラ技術を搭載し、高画質録画を実現したコンパクト&高機能なエントリーモデル」、「拡大するドライブレコーダー市場に向けJVCブランドで展開」などのフレーズが付けられています。

映像分野で認知度が高い「JVC」のブランドで販売し、既存の「ケンウッド」ブランド品と合わせて幅広いユーザーに訴求する狙いがあるようです。

本体サイズは、幅約62mm×高さ約51mm×奥行約37mm(注:ブラケット装着時は約62mm×約84mm×約37mm)とコンパクトで、小型車にも対応できるようです。重さは約63gです。

フルハイビジョン(1920×1080ドット)の撮影に対応し、ナンバープレートや標識など、走行時の様子をより細部まで鮮明に記録できるとのことです。

また、HDR(High Dynamic Range)呼ばれる機能が搭載され、逆光やトンネルの出入り口などの明暗差が激しい環境でも安定して高画質で明瞭な撮影が可能とのことです。

さまざまなシーンに合わせ、以下のような4つの記録モードが用意されています。

(1)常時録画モード:エンジンのON/OFFに連動して、本機の電源が自動でON/OFFし、録画も自動でスタート/ストップする。

(2)イベント記録モード:本機に搭載のGセンサーが突発的な衝撃や急激な速度変化などを検出すると自動的に録画を開始する。

(3)駐車録画モード:駐車中の衝撃や動体を検出すると自動で録画・保存を開始する。

(4)写真撮影モード:表示している映像を写真として保存する。

オープン価格ですが、市場では税抜1万6000円前後と想定されています。

報道発表資料(2018.7.26)のサイトは、http://www3.jvckenwood.com/press/2018/gc-dr3.htmlです。


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“Googleアシスタント(Google)”とは

2018-08-08 23:06:25 | AI(人工知能)

Googleが開発したAIアシスタント(会話型AI)です。

当初は、AIスピーカー「Google Home」の一環としてリリースされました。2016年のことです。現在では、アンドロイドやiOSのスマートフォンでも利用できるようになっています。アプリは無料です。

アプリストアからダウンロードしてインストール後、画面のマイクのアイコンをタッチ後、12、3秒以内に、音声で知りたい内容を問いかけると、音声ですぐ回答してもらえたり、そうでない場合は「こちらをご覧ください」などと表示されて、回答に近い内容の検索結果のサイトを表示してくれます。

アンドロイド搭載のスマートフォンで少し試してみました。例えば、「今日は何曜日?」と質問すると、音声で「今日は木曜日です」と回答が返ってきました。同じように「今日の天気は?」と聞くと、「**の天気は、今日は####でしょう。」(注:**は現在地の名前、####は天気予報の内容)と音声で返ってきました。画面にも回答内容が表示されます。位置情報を有効しておいて外出先で「ここはどこ?」と問い合わせると、地図が表示されて、郵便番号や住所が音声で読み上げられたりします。また、「何故、今年は猛暑日が多いの?」と質問をすると、音声はなく、「お調べしました」という表示が出て、その回答が含まれているようなサイトが表示されました。また、「5200円を3人で割り勘すると?」と聞くと、「5200円割る3人は、1733.3333円です。」と返ってきました。

起動画面の左下にはキーボードのアイコンがあり、それをタッチすると、音声でなく、文字入力での問い合わせも可能です。また、スマホのホームボタンを長押しすることによってもこのアプリを起動できます。

最近では、スマホだけでなく、小型コンピュータのRaspberry Pi 、アウディとボルボなどの自動車、一部の企業が販売する冷蔵庫や洗濯機、オーブンなどのスマート家電にも搭載されているようです。

また、類似のサービスに、「Yahoo!音声アシスト」、「マイデイズ(NTTドコモ)」なども知られています。

関連ブログ("グーグルホーム(グーグル)"とは、2017.5.22)は、https://blog.goo.ne.jp/blspruce/e/c65be8b470fe6803442f12f31c747ec1です。

関連ブログ(“マイデイズ(NTTドコモ)”とは、2018.5.18)は、https://blog.goo.ne.jp/blspruce/e/83184d2242077f2f032e45b52d2dea9cです。


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“AIタクシー(NTTドコモ)”とは

2018-08-01 23:06:15 | ビッグデータ・AI・利活用・サービス

NTTドコモが、2018年2月15日に日本全国の法人企業向けに提供開始した、AI(人工知能)を活用したタクシー乗車需要(客数)予測サービスです。

「AI×IoTでリアルタイムに乗車需要を予測し、お客さまの利便性とタクシー業務の生産性を向上」といったフレーズがつけられています。

このサービスでは、タクシー近辺のエリアについて、500m四方を単位として、現時点から30分後までのタクシー乗車需要の予測結果などのデータをオンラインで配信してくれるようです。さらに、500m四方の中でも特に需要の高い100m四方のエリアを点線で示してくれるとのことです。

具体的には、タクシー運行データ(乗降場所・日時など)や気象データ、周辺施設(POI:Point of Interest)データなどの多様なデータに加え、ドコモが独自に算出する「モバイル空間統計」のリアルタイム版(注:エリア毎や属性毎の集団の人数を示す情報。以下、「人口統計データ」と呼ぶ)を活用し、日本各地の性別や年齢層など、属性ごとの人数分布の移動による変化をリアルタイムに把握しながら、各データをAIで分析することにより、乗車需要を10分ごとに予測する、とのことです。

なお、広域で人数分布の移動による変化をリアルタイムに把握できる人口統計データとAIを活用してタクシー乗車需要を予測するサービスは世界で初めてとのことです。

このサービスを利用することによって、売り上げが増えたり、実車率が向上したりといった効果が出ているようです。

報道発表資料(2018.2.14付け)のサイトは、https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2018/02/14_00.htmlです。


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