「第4世代携帯電話(※)」の標準規格の1つです。LTE(3.9世代)との互換性を保ちながら、高速化や高度化(つながり易さや安定性の向上)を図った方式となっています。国際的な標準化プロジェクト「3GPP(Third Generation Partnership Project)」が規格化しています。
※ 関連ブログ(“第4世代携帯電話”とは)は、以下です。
http://blog.goo.ne.jp/blspruce/e/d371ce4c23d450a2be0551e50a67f103(2014.1.31)
http://blog.goo.ne.jp/blspruce/e/3fab3ec018db48b131e5aad6ed7a4f19(2012.6.11)
最新の技術として、「CA(キャリアアグリゲーション)」、「MIMO(マイモ)」、「eICIC(Enhanced Inter-Cell Interference Coordination)」、「CoMP(Coordinated multi-point)」の4種類が利用されているようです。
CAは、複数の電波を束ねて高速化する技術で、2014年5月にKDDIが150Mbpsのサービスを開始、NTTドコモも今年度中に225Mbpsのサービスを開始するようです。
その他、MIMOは送受信に用いるアンテナ数を増やして高速化や品質向上を図る技術、eICICは通信エリア間の干渉を抑制しつながりやすさを改善する技術、CoMPは通信エリアの境界において基地局間が連携し通信を安定化させる技術のようです。