気になるキーワードや製品のコレクション(IT編)

メルマガ、新聞、雑誌などに登場する(増田悦夫の)気になるキーワード、製品を取り上げ、ITの進展をフォローします。

“ルミックス DMC-CM10(パナソニック)”とは

2016-02-27 23:50:28 | PC・カメラ・他デジタル機器

パナソニックが2016年2月25日に発売したデジタルカメラです。有効画素数は2010万です。

「1.0型の大型センサーや広角で明るいライカレンズ、LTE通信機能を搭載し、4K動画が撮影可能な、世界最薄ポケットサイズのコミュニケーションカメラ 」といった説明が付けられています。

1.0型大型センサーを採用しているにも関わらず、本体サイズは、幅約135.4mm×高さ約68.0mm×奥行約21.1mm(ボディ部約15.2mm)と薄型になっています。1.0型センサー搭載のデジタルカメラとしては世界最薄とのことです。

高速通信機能(LTE:Long Term Evolution)が搭載され、撮影した写真をSNSなどで共有するような使い方が想定されているようです。

ただし、LTEを利用するには、通信会社等が販売するSIMカード(ナノSIM)を別途購入して装着する必要があります。SIMフリーのためどの社のものも可能ですが、パナソニック専用のSIMカードとのセット販売も行われているようです。

2015年3月に発売された商品(DMC-CM1)から通話機能を削除することによって価格を3万円程下げたようです。オープン価格ですが、10万円前後と想定されています。

プレスリリース(2016.1.19)のサイトは、http://news.panasonic.com/jp/press/data/2016/01/jn160119-4/jn160119-4.htmlです。


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“LINEとの連携による宅配便サービス(ヤマト運輸)”とは

2016-02-22 23:47:06 | 物流・ロジスティクス・関連企業

ヤマト運輸が2016年2月19日に開始した宅配便サービスです。

宅配便利用者からの配達予定日時の連絡や配達依頼の受付けを、無料通話アプリのLINEから行うことができるものです。

利用者は「クロネコメンバーズ」と呼ばれる会員制サービスに登録するとともにLINEのアカウントにも登録する必要があります。

ヤマト側はLINEに開設するアカウントから利用者へ配達予定日時を通知したり不在連絡をしたりします。一方、利用者側はLINEから配達日時を依頼したり場所の変更を依頼したりできます。

当初指定した配達予定日時に不在になることがわかった時、事前にLINEから受け取り場所を変更できるため、不在配達の発生を軽減できる効果も期待できます。

夏にはLINE上で送り状を作成できるようになる計画のようです。また、LINEでつながった利用者間では住所なしで荷物を送り届けられるようにすることも考えているようです。

 ニュースリリース(2016.1.15)のサイトは、http://www.yamato-hd.co.jp/news/h27/h27_88_01news.htmlです。

 

 

 


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“C-10W(キヤノンMJ)”とは

2016-02-19 23:54:57 | 小型家電・スマート家電

キャノンマーケティングジャパン(MJ)が2016年2月上旬に発売した、持ち歩いて利用できるミニプロジェクターです。

Wi-Fiに対応しておりスマートフォン(スマホ)やタブレットなどと直接無線で接続でき、スマホなどに保存されている写真や資料などを投映できる、とのことです。

明るさは100ルーメン、投写の距離は30cm~5mで、バッテリを内蔵しています。バッテリ駆動時間は約1.5時間です。画質は最高でフルHDに対応しているようです。

本体は手のひらサイズで幅111mm・奥行き111mm・高さ17.2mm、重さが260gと小型・軽量です。

オープン価格ですが、5万4000円前後(税込)と想定されています。

ニュースリリース(2016.1.21)のサイトは、http://cweb.canon.jp/newsrelease/2016-01/pr-c10w.htmlです。


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“SIRACEL(タニタ)”とは

2016-02-18 23:58:53 | 小型家電・スマート家電

タニタが2015年11月1日に発売した温湿度計です。「シラセル」と発音します。型番は「TT-556」です。

温度と湿度から室内環境の変化を検知し、光と音で周囲に注意を促す仕組みになっています。「室内環境の状態を発光色・音声・表示で通知して快適な住空間づくりをサポート」といったフレーズが付けられています。

本体の形状に特徴があり、平面的なところに温湿度を表示する通常のタイプとは異なり、円錐のようなタワー型をしています。インテリア性が意識されています。

タワーの上のところが光るようになっています。即ち、季節性インフルエンザのウイルスが繁殖しやすい場合は「青」、熱中症に注意の場合は「赤」、食中毒は「緑」、カビやダニが発生しやすい場合は「紫」といった具合です。

また、タワーの中程にスピーカが設置されていて「温度を下げましょう」などと指示を音声で知らせるようになっているようです。

通常の液晶画面もついていて、温度や湿度などが数字で表示されます。

大きさは縦99mm、横99mm、高さ118mmで、重さは189g(電池含む)となっています。

オープン価格ですが、店頭では5000円前後と想定されています。

プレスリリース(2015.10.29)のサイトは、http://www.tanita.co.jp/press/detail/2015/1029/です。


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“IoTビジネス共創ラボ”とは

2016-02-17 23:36:18 | IoT・デバイス・プラットフォーム・変革

日本マイクロソフト(MS)と東京エレクトロンデバイス(TED)が発足させ、 2016年2月9日より活動を開始した、IoTビジネスの推進団体です。

IoTに使用するハードウェアやソフトウェアを手がける企業を組織化して成功事例を積み重ね、企業のIoT活用を促進させることが狙いとなっているようです。

当初は日本MSとTEDを含めた10社(アクセンチュア、電通国際情報サービスISID、日本ユニシス、ブレインパッド等)でスタートし、1年以内に100社以上を集める計画になっているようです。また、IoTシステム構築プロジェクトを1年以内に100件以上立ち上げる目標があるようです。

多数の企業が参加協力するようになればIoTの進展が加速されていくのではないかと思います。

ニュースリリース(2016.2.9)のサイトは、以下です。

日本MS→https://news.microsoft.com/ja-jp/2016/02/09/160209_iot_lab/

TED→https://www.teldevice.co.jp/news_release/2016/press_160209.html

 

 

 

 


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“コールドスタート問題”とは

2016-02-14 23:05:59 | マーケティング・消費者行動

Eコマースサイトなどで、サイトを訪れた個々のユーザに対してチェック中の商品に関連する情報をレコメンドする手法として「協調フィルタリング」と呼ばれるものが利用されています。

例えば、「この本を購入した人は、他にもこのような本を購入しています」などといって、他の類似の商品を薦めたりするものです。コールドスタート問題とは、この「協調フィルタリング」における問題のひとつです。

例えば、サイトの新規ユーザーやサイトに新しく登録された商品の情報の場合に、ユーザーの好みを判断する情報が乏しいため適切な情報を推薦することができない、といった問題です。

また、商品の入れ替わりが早いファストファッション系のECサイトでは、類似度を判断するのに十分なデータがたまる頃には新し商品が出てしまうためたまったデータが意味を持たなくなってしまう、といった問題です。

このようなコールドスタート問題への対策として、例えば、商品の属性を基に類似度を計算しレコメンドするといったコンテンツベースのレコメンドが知られています。ただ、利用者にとっては想定の範囲内のレコメンドであるため、偶然性のあるレコメンドにはなりにくいようです。


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“ファインピックス XP90(富士フイルム)”とは

2016-02-13 23:29:55 | PC・カメラ・他デジタル機器

富士フイルムが、2月18日に発売予定のコンパクト型デジタルカメラです。有効画素数は1640万です。

『「15m 防水」「1.75m 耐衝撃構造」「-10℃耐寒」「防塵」の堅牢性能と、長年にわたり蓄積した色再現技術で、レジャーシーンを鮮やかに写し出す』といったフレーズが付けられています。

また、『約203gの小型軽量ボディに3.0型の大型液晶モニターを搭載』といったフレーズも付けられています。

マリンスポーツやスキーなどカメラを利用しにくい場面での撮影も可能なようです。また、スキーでは手袋をしたままでも操作が可能となるようにボタンの配置を工夫しているようです。

本体のサイズは、(幅)109.6mm × (高さ)71.0mm × (奥行き) 27.8mm (突起部含まず)となっています。

オープン価格ですが、店頭では2万7500円前後(税抜き)と想定されています。 

ニュースリリース(2016.1.15)のサイトは、http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_1037.htmlです。


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“どこでも翻訳(フィート)”とは

2016-02-11 23:34:34 | スマホアプリ

ソフトウェア開発のフィート社(東京・新宿)が、2016年2月4日から提供を開始している、海外旅行者向けのサーバーレス型旅行会話用音声翻訳アプリです。有料で価格は3000円です。

特徴は、ネットへ接続することなく利用できる点です。従って、海外でスマホをネットに接続できない場合にも利用できます。スマホに搭載されるメモリが大容量化されてきたことにより、提供可能になったようです。

英語、中国語、韓国語に対応しており、日本語との間の双方向の翻訳ができるようになっているようです。

利用者は、アプリを起動後に表示されるマイクのようなボタンを押して、翻訳したい日本語などを入力します。英語への翻訳の場合は、それが英語に翻訳されて出力され、対面の外国人へ伝わります。それを受けて、対面の外国人が同じように対応する英語を入力すると、それが日本語に翻訳されて出力されます。というように、スマホを通訳者に見立てて簡単な会話ができるようです。海外のお店や観光地などでの会話に利用できそうです。

本製品は情報通信研究機構(NICT)が開発した自動翻訳技術を活用しているようです。

プレスリリース(2016.2.4)のサイトは、http://www.feat-ltd.jp/press/20160204-01/です。


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“Bluetooth LE(BLE)”とは

2016-02-06 23:55:41 | モバイル・ワイヤレス通信技術/サービス

Bluetooth Low Energy(BLE)のことで、低電力化を図った近距離無線通信規格です。

よく知られているBluetoothはIEEE 802.15.1として標準化されています。Bluetoothは、バージョン1.0が1999年7月にリリースされ、その後、バージョン1.1(2001年2月)、1.2(2003年11月)、2.0(2004年10月)、2.1(2007年7月)、3.0(2009年4月)、4.0(2009年12月)、4.1(2013年4月)、4.2(2014年12月)とアップされ、現在に至っていますが、BLEは、バージョン4.0の一部として提供されたものです。

従来のBluetoothが信号の中断が許されない音声通信の用途を狙いに開発されたのに対し、BLEはセンサーやタグとの低電力の間欠的通信の用途を狙って仕様化されています。

通信速度は1Mbpsと従来の規格と同程度で、通信距離を短くして送信電力を節約したり、転送パケットのサイズを小さくしたりしています。

通信距離は30m程度まで可能なようですが、電力消費をできるだけ少なくする様にして通常は2~5m程度で利用されます。

通信形態として、(1)ブロードキャスト型、(2)コネクション型の2種があります。

(1)はブロードキャスタ(アドバタイザー)が通信範囲内の(複数の)オブザーバ(スキャナー)へアドバタイズパケットを定期的に送信し、これをスキャンしたスキャナーがデータを受信するもので、1:多の片方向通信です。コネクションなしで動作します。例えば、スマホなど(スキャナー)がビーコン端末(アドバタイザ)から識別データをコネクション設定なしに受信し、関連情報をスマホに表示したりできます。

一方、(2)はセントラル(スマホ、タブレットなど)がペリフェラル(センサーデバイスなど)からのアドバタイズパケットをスキャンした時、適当なタイミングでそのペリフェラルと1:1のコネクションを確立し、コネクション状態ではセントラルがマスター、ペリフェラルがスレーブとなって、定期的に双方向のデータ通信を行います。複数のペリフェラルとのコネクションを設定し、ネットワークへ参加させることが可能です。例えば、スマホが、センサーデバイスとつながって、その後コネクションを確立してセンサーデータの受信をしたりする場合が想定されます。

BLEは、モノがインターネットにつながるIoT(Internet of Things)のラストメートルの接続手段として注目されています。

 


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“KeyMission 360(ニコン)”とは

2016-02-05 23:34:39 | PC・カメラ・他デジタル機器

ニコン(Nikon)が、2016年春に発売予定の、360°撮影機能を搭載したアクションカメラです。

2016年 1月6日~9日に米ラスベガスで開催された世界最大級の国際家電見本市「2016 インターナショナル CES」において、参考出展されたようです。

カメラの前面と後面に2つの撮像素子とレンズを搭載し、360°全方位を臨場感あふれる4K UHDの高画質で録画することが可能とのことです。ウェアラブル型のアクションカメラで、水深30mまで撮影できる防水性能や耐衝撃、耐寒、防塵性能を備えているようです。

アウトドア派向けのようですが、報道や観光などにも利用できるのではとの期待もあるようです。

なお、今後提供予定の「SnapBridge」アプリを利用することにより、Bluetooth LE(Low Energy)規格を利用して、ニコンのデジタルカメラとスマートデバイスとを常時接続でき、IoTのサービスが提供できるようになるようです。

プレスリリース(2016.1.6)のサイトは、http://www.nikon.co.jp/news/2016/0106_ces_01.htmです。


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