気になるキーワードや製品のコレクション(IT編)

メルマガ、新聞、雑誌などに登場する(増田悦夫の)気になるキーワード、製品を取り上げ、ITの進展をフォローします。

“ロボタクシー”とは

2018-09-29 23:12:00 | ロボット

オンデマンド配車サービスでの利用を前提とする完全自動運転車のことです。

2018年は、「ロボタクシー」の実用化に向けた動き(先陣争い)が活発であり、ロボタクシー元年といわれる状況にあるようです。

ウェイモ(Waymo)(注:自動運転の開発で豊富な実績を持っている米国企業)およびGM(注:世界で最初に完全自動運転車の実用化時期を宣言した米国企業)は、市販車両ベースのロボタクシーの開発を行っているようです。

ウェイモは、新しいパートナーであるジャガー・ランドローバー(JLR)の電気自動車「I-PACE(アイペース)」をベースとするロボタクシーを製造したり、自動運転車の開発で提携しているフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)の「クライスラーパシフィカハイブリッド」をベースとするロボタクシーも製造しようとしているとのことです。

一方、GMは、当社が2019年までに実用化すると宣言している完全自動運転車「クルーズAV」をロボタクシーとして利用することを睨んでいるようです。

なお、市販車両ベースではない専用の車両によるロボタクシーを開発している企業もあるようです。仏企業のナビヤ(注:自社開発の自動運転車の多くが都市公道での走行実験実績を持つ)は、ロボットタクシー専用の「AUTONOM CAB」を開発しているようです。


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“テッパンコンシェルジュ(アイモバイル)”とは

2018-09-24 23:53:29 | 電子商取引・小売り・リテイリング

インターネット広告のアイモバイルが2018年9月4日に開始した、同社が運営する飲食店予約サイト「テッパン」でスタッフ(人)が店選びから予約までの代行をするサービスです。このサービスは「テッパン」へ会員登録をすることにより、無料で利用できるようです。

利用者がテッパンのLINEアカウントに、人数、予算、料理のジャンルなどを送信すると、スタッフが登録済み店舗(注:9月時点で新宿や渋谷付近に約120、今後は大手町などへも拡大予定)の中から条件に合う店を選び予約してもらえるようです。

「食べログ」や「ぐるなび」をはじめ、多くの飲食店予約サイトがある中で、今年の6月に開始した「テッパン」という予約サイトでは、人手を介したきめ細かいサービスで差別化を図る狙いのようです。

プレスリリース資料(2018.9.5)のサイトは、https://www.i-mobile.co.jp/assets/pdf/20180905_teppan_line.pdfです。


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“ニコン D3500(ニコン)”とは

2018-09-23 23:17:34 | PC・カメラ・他デジタル機器

ニコンが9月28日に発売予定の、一眼レフカメラの入門機です。有効画素数は2416万です。

「スマートデバイスで印象的な写真を手軽にシェアできるエントリーモデル」といったフレーズが付けられています。

再生ボタンを大きくしたり、本体背面の右側に主要な操作ボタンを集約したりと、初心者向けの工夫がされているようです。

スマホやタブレットにインストールした専用のアプリ「SnapBridge」によりカメラと接続する(*)ことにより、撮影した写真をスマホやタブレットへ自動転送できるとともに、ニコンの写真共有サービス「NIKON IMAGE SPACE」へ自動アップロードできるようです。

(*)「SnapBridge」アプリにより、カメラとスマートデバイスをBluetoothにより常時接続できる。

本体のサイズは約124×97×69.5mm、重さは約415g(バッテリーおよびSDメモリーカードを含む、ボディーキャップを除く)、約365g(本体のみ)とのことです。

オープン価格ですが、本体のみが6万円前後(税込み)と想定されています。また、レンズ組み合わせのキットも用意されており、レンズ1枚組み合わせのキットが7万円前後(税込み)、ズームレンズも含めたレンズ2枚組み合わせのキットが10万円前後(税込み)と想定されています。

プレスリリース(2018.8.30)のサイトは、https://www.nikon.co.jp/news/2018/0830_d3500_01.htmです。


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“受信メールのスヌーズ機能(Gmail)”とは

2018-09-14 23:56:10 | 情報通信技術・機器・(配信等)サービス

2018年4月よりGmailにおいて利用可能となった新機能のひとつです。受信したメールを、それを見たいタイミング(注:自分で指定)まで、受信トレイには表示しないようにする機能です。スヌーズ(snooze)は、うたた寝、居眠り、などの意味をもつ英単語です。

メールの返信時期が近づく頃まで表示対象から外したり、あるいはイベントの開催時期が近づく頃まで表示対象から外しておき、そのタイミングになった時に受信トレイに表示されます。スヌーズ中のメールを確認することも当然のことながら可能となっています。

機能の説明、使い方のサイトは、https://support.google.com/mail/answer/7622010です。


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“DMP(Dynamic Map Platform)”とは

2018-09-09 23:20:19 | 自動化・自動運転・自動走行など

自動運転向け高精度3次元地図の事業化を目標に2016年6月に「ダイナミックマップ基盤企画」が設立され、それが2017年6月に事業化されて「ダイナミックマップ基盤株式会社(※1)」という名称の会社となっていますが、どちらもDMP(Dynamic Map Platform)という名称で呼ばれています。

※1 サイトは、http://www.dynamic-maps.co.jp/です。

「ダイナミックマップ」は、基盤となる高精度3次元地図とそれに紐づけられた動的情報(ダイナミック情報)によって構成されますが、多大の費用を要する高精度3次元地図情報の構築にあたり関連企業間の連携や官民の連携が必須となることからこの種の会社が設置されたということです。

「ダイナミックマップ基盤企画」には内閣府の高機能地図の仕様検討事業を受託した企業など(※2)が参加していました。

※2 具体的には、三菱電機、ゼンリン、パスコ、アイサンテクノロジー、インクリメント・ピー、トヨタマップマスター+自動車メーカー9社(いすゞ、スズキ、SUBARU、トヨタ、日産、日野、本田技研、マツダ、三菱自動車工業)です。

そして事業化された「ダイナミックマップ基盤株式会社」には上記各社に「産業革新機構」と「ダイハツ工業」の2者が加わっています。この会社の目的は、ダイナミックマップの基盤に当たる高精度3次元地図の生成・維持・提供をすることとなっていますが、2018年度までに国内高速道路と自動車専用道路のデータ整備を終える計画のようです。

DMPの事業会社化のニュースリリース(2017.6.13)のサイトは、http://www.dynamic-maps.co.jp/pdf/newsrelease_13_6_2017.pdfです。


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“CACC”とは

2018-09-05 23:57:53 | 自動化・自動運転・自動走行など

Cooperative Adaptive Cruise Controlの略称で、日本語では「協調型車間距離維持支援システム」と呼ばれます。

前を走る車との車間距離を、カメラやミリ波レーダー(※1)を用いて一定に保つACC (Adaptive Cruise Control)と呼ばれる技術がありますが、これに対し、CACCは、ACCに対しさらに車車間通信により先行車の加減速情報も共有するようにして、自動的により精密な車間距離制御を行うシステムです。

※1 濃霧や逆光などの状況でも影響を受けにくい非常に高い周波数帯(30GHz~300GHz、ミリ波/EHF)の電波を使用し、対象物との距離や角度、速度などを測定する技術。

物流のトラックドライバー不足対策の一環として、「トラック隊列走行」の導入に向けた取り組みが行われていますが、政府の官民ITS構想・ロードマップ2018(※2)によると、2021年までにCACCを活用した後続車有人の隊列走行を実現し、また2022年以降には後続車無人での長距離の隊列走行の実現を目指しています。

※2 https://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/kettei/pdf/20180615/siryou9.pdfを参照。

2018年1月には、経済産業省などの事業を受託した豊田通商が、日野自動車、いすゞ自動車、三菱ふそうトラック・バス、UDトラックスの4社が提供するトラックを用いて隊列走行の実証実験を新東名高速道路のSA-PA間15kmで実施したようです。この時のスピードは80km/h、車間距離は約35mだったようです。

豊田通商のプレスリリース(2018.1.12)のサイトは、https://www.toyota-tsusho.com/press/detail/180112_004097.htmlです。関連する動画のサイトは、https://www.youtube.com/watch?v=-U-pl9dWQgMです。


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“音声メモ-アイデアや思考の迅速なエントリ”とは

2018-09-01 23:58:32 | スマホアプリ

アンドロイド搭載のスマートフォンで利用可能な無料アプリで、音声認識を使用して素早く簡単に短いメモや大切なアイデアを録音したり、リマインダーを設定したりできます。

メモの入力方法として、「オーディオノート」(即ち、スマホに向かって発せられた音声をそのまま録音する方法)と「音声認識」(即ち、発せられた音声を認識してテキストデータとして記録する方法)の2つが用意されています。

便利なのは、キーをタッチすることなく声で入力してテキストとして残せる「音声認識」の方かと思います。音声認識は、新規作成をタップしたり、入力途中でマイクのアイコンをタップすると、マイクが表示されるので、それに向かって発生すれば、画面上に認識されたテキストが表示されます。認識率は高いようです。句読点は画面へのタッチで入力できるよう考慮されています。

また、入力したメモは、リマインダーとして使うことができ、その日時やリマインダーの仕方などを指定できるようです。

このアプリの提供元はgawk、リリース日は2016年4月9日です。本日時点で、Playストアからのダウンロード数は10万回以上、評価は4.6(評価者4891人)、アプリのバージョンは9.4.0となっています。


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