商品を購入する際、実店舗で確認した現物をスマホ経由でECサイトへアクセスし、ECサイトで購入するという現象が顕在化した結果、実店舗側に起こり得る売上げが伸びない状況をこのように呼んでいます。
ネット通販の進展により、ECサイトや比較サイトなどが充実し、消費者が、実店舗で見て興味を引いた商品などを購入する際、手許のスマホを利用してECサイトにて商品の価格や評判などを確認し、ECサイトで購入するという行動が増えたことによって、商品の現物を陳列する実店舗側の売り上げが伸びない状態を指した言葉になっています。実店舗はいわばショールームの役割でしかないということです。
米国では、2012年1月頃から、ショールーミングが小売店(実店舗)の新たな問題として指摘されるようになり、その対策として、「オムニチャネル」と呼ばれるような販売形態が導入あるいは検討されつつあるようです。