気になるキーワードや製品のコレクション(IT編)

メルマガ、新聞、雑誌などに登場する(増田悦夫の)気になるキーワード、製品を取り上げ、ITの進展をフォローします。

“車載ソフトウェアのコード量”とは

2019-01-13 23:17:11 | 道路交通の高度化

車両1台あたりのソフトウェアが占めるプログラム規模(コード行数)のことです。

車両の電装化(即ち、自動車に搭載されるエレクトロニクス機器や電子部品が増加すること)が急速に進み、コード量が桁違いに増加しつつあるようです。

2000年代初頭に車両1台あたり200~300万行だったものが、現時点では1億行にも達しているとのことです。今後も、ADAS(Advanced Driving Assistance Systems、先進運転支援システム)の高度化や自動運転機能の搭載により、さらに増加し、2025年頃には6億行にも達するとの試算が出ているようです。

ちなみに、現時点で、スマートフォンのOSが1200万行、最新鋭戦闘機のF35が2500万行であり、F35の4倍が車両1台のコード量となっています。

今後、車載ソフトウェア開発技術者の確保や増強、効率的開発手法の確立が課題となりそうです。

 

 

 

 


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