ええと、私にはかなり意外です(苦笑)。
以下引用
交通安全白書:「自転車は原則車道通行」4割知らず 11年度版を閣議決定
政府は24日、11年度版の「交通安全白書」を閣議決定した。この中で取り上げた自転車交通に関するアンケート結果では「自転車は原則車道通行」というルールを知らない人が4割にのぼった。
アンケートはインターネットを通じて内閣府が行い、全国の18歳以上の男女2000人から回答を得た。このうち自転車利用者1500人に「原則として『自転車歩道通行可』の標識のない歩道を通行してはいけない」(原則車道通行)とのルールについて聞いたところ「知っている」と答えた人は59・7%、「知らなかった」は40・3%。こうしたルールを「常に守っている」は34・9%、「たまに守らないことがある」は32・2%、「しばしば守らないことがある」は32・9%だった。
白書では欧州での先進的な自転車交通施策も紹介。自転車専用通路の整備が重要と提言している。
毎日新聞 2011年5月24日 東京夕刊
引用終わり
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110524dde041010069000c.html
というか、6割も自転車が軽車両で、車道を走らなければならないと知っているはずがないと、この記事を読んだ後も私は思っています(笑)。日本はこの部分を致命的なまでにおろそかにしてきました。10年前まではおそらくサイクリスト以外はほとんどの人間が知らなかったことでしょう。
日本が土地が高く、場所を確保できないからだ。こんな説明はよく聞かれます。一見すると納得してしまいそうなんですが、これ嘘です(苦笑)。んー、例えば地方、郊外を見てみましょう。エライ広い道、誰も通らないような道がありますよね? ああいうところで自転車道ってすべて確保されているでしょうか? 否、されていません。あったとしてもほんのわずかです。結局自転車という存在を最初から無視しているんです。こんなに世の中に溢れきっているのに(苦笑)。
一部の自治体がちょっと自転車道を整備し始めていますが、本当にわずかです。数もそうですが、距離も1キロとか、2キロとかです。そんな短い区間では全く意味がないことはサイクリストならすぐ分かるでしょう。時間にしたら数分で駆け抜けてしまいます。
まあ、それを差し置いても、日本の自転車交通教育というものがほぼ機能していなかったということが浮き彫りになっています。小学生の時に教えるのももちろん大事です。ですが実際に盛んに活用されるようになる高校生の時などにも、きちんと教え込む必要がありますね。
こうなると自転車免許制とか言い出す輩が居ますが、これはナンセンスです。こういう言い方はあまり好きではありませんが、人には生まれながらにして持っている権利があります。交通権もその一つです。クルマやオートバイとは明らかに違います。やはり人力ですから。
でもその一方、小学生とか中学生とかの子供達を、車道を走らせたくない親御さん達の気持ちはわからなくもありません。どう考えてもクルマの運転は自転車を考えていませんから。もうちょっと違う速度域の存在もあるということが、当たり前になるといいですね。
クルマの運転は状況の流れに乗ることが鉄則ですが、クルマ以外の流れは考えていませんからね。特に大型のクルマは。
最近私は、道の幅が確保できないなら、一方通行を積極的に導入するべきかなとも考えています。歩行者、自転車、可能ならバスのような公共機関は双方向交通可能にするとか。どうでしょうねえ?
もうちょっと弱者の視点がほしいですね。
以下引用
交通安全白書:「自転車は原則車道通行」4割知らず 11年度版を閣議決定
政府は24日、11年度版の「交通安全白書」を閣議決定した。この中で取り上げた自転車交通に関するアンケート結果では「自転車は原則車道通行」というルールを知らない人が4割にのぼった。
アンケートはインターネットを通じて内閣府が行い、全国の18歳以上の男女2000人から回答を得た。このうち自転車利用者1500人に「原則として『自転車歩道通行可』の標識のない歩道を通行してはいけない」(原則車道通行)とのルールについて聞いたところ「知っている」と答えた人は59・7%、「知らなかった」は40・3%。こうしたルールを「常に守っている」は34・9%、「たまに守らないことがある」は32・2%、「しばしば守らないことがある」は32・9%だった。
白書では欧州での先進的な自転車交通施策も紹介。自転車専用通路の整備が重要と提言している。
毎日新聞 2011年5月24日 東京夕刊
引用終わり
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110524dde041010069000c.html
というか、6割も自転車が軽車両で、車道を走らなければならないと知っているはずがないと、この記事を読んだ後も私は思っています(笑)。日本はこの部分を致命的なまでにおろそかにしてきました。10年前まではおそらくサイクリスト以外はほとんどの人間が知らなかったことでしょう。
日本が土地が高く、場所を確保できないからだ。こんな説明はよく聞かれます。一見すると納得してしまいそうなんですが、これ嘘です(苦笑)。んー、例えば地方、郊外を見てみましょう。エライ広い道、誰も通らないような道がありますよね? ああいうところで自転車道ってすべて確保されているでしょうか? 否、されていません。あったとしてもほんのわずかです。結局自転車という存在を最初から無視しているんです。こんなに世の中に溢れきっているのに(苦笑)。
一部の自治体がちょっと自転車道を整備し始めていますが、本当にわずかです。数もそうですが、距離も1キロとか、2キロとかです。そんな短い区間では全く意味がないことはサイクリストならすぐ分かるでしょう。時間にしたら数分で駆け抜けてしまいます。
まあ、それを差し置いても、日本の自転車交通教育というものがほぼ機能していなかったということが浮き彫りになっています。小学生の時に教えるのももちろん大事です。ですが実際に盛んに活用されるようになる高校生の時などにも、きちんと教え込む必要がありますね。
こうなると自転車免許制とか言い出す輩が居ますが、これはナンセンスです。こういう言い方はあまり好きではありませんが、人には生まれながらにして持っている権利があります。交通権もその一つです。クルマやオートバイとは明らかに違います。やはり人力ですから。
でもその一方、小学生とか中学生とかの子供達を、車道を走らせたくない親御さん達の気持ちはわからなくもありません。どう考えてもクルマの運転は自転車を考えていませんから。もうちょっと違う速度域の存在もあるということが、当たり前になるといいですね。
クルマの運転は状況の流れに乗ることが鉄則ですが、クルマ以外の流れは考えていませんからね。特に大型のクルマは。
最近私は、道の幅が確保できないなら、一方通行を積極的に導入するべきかなとも考えています。歩行者、自転車、可能ならバスのような公共機関は双方向交通可能にするとか。どうでしょうねえ?
もうちょっと弱者の視点がほしいですね。
自転車環境の悪い日本と自転車環境の良いオランダ、ドイツ
な内容でした
で
家族で見てたんですが
「自転車のための道路整備っつても都会だけしかしないんだろどうせ」
「だよねーやっぱ」
「いや、そもそもこのへんて自転車のための道路とか必要か?」
って話になりましたよ
よく考えると地方だと一般道にはそもそも歩道ってもんがないんですよね
なので皆車道通行(笑)
といっても
キープレフトとかいまいちなので中学校とか
教える機会は作って欲しいですね(すでに教えられてるが守ってないならアウトですが)
最近は子供もしっかりヘルメットをかぶってるのでなかなかいい傾向だと思います
あとは通学の学生に蛍光カラーのベストとか配ってくれるといいんですが
ドイツ、オランダ、そしてイギリスにまで追いつくにはまだまだ20年以上の月日が必要でしょう。道の整備もそうなんですが、なにより行政の自転車を理解するまでに時間が掛かりますから。まあ強制的に国会議員や官僚の次官やそれに準じるクラスを半年間でも自転車通勤させれば分からせることができると思いますが(笑)。
本当は専用道路なんて要らないんです。ちゃんと皆がマナーをわきまえれば。交通ルールの啓蒙活動なくしては、仏作って魂入れずという状態になってしまうでしょう。
後自転車側の、ヘッドフォン着用、携帯使用、道路逆送などをきちんと改善していく必要がありますね。
クローズアップ現代は私もみましたが、自転車ハイウェイというのは非常に魅力的でした。そして黄色い上着を着た人が非常に多かったですね。大切なことです。
ほんの少しでも、弱者のための道作りが出来るようになるといいですね。
突然飛び出てくる子供と一緒ですからね。
それでも気をつけなければならないとは、教習所で教えられましたけど。
物理とかも大事なんですが、皆が守らなければならないルール、法律をちゃんと学べる場が必要な気がします。
どこかの過激なおじいちゃんのように、刷り込みしなくてはとは言いませんが(苦笑)。