BIKEBIND自転車日記ブログ2

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ワイヤーカッター

2011-12-23 22:54:00 | 自転車
しばらく何を現しているのか意味が分からないかも知れません。

ですがその意味を理解できたとき、心の底から「すげえ!」という言葉が出てくると思います。


ワイヤーカットとはワイヤーとカットというなじみ深い簡単な言葉の組み合わせとは裏腹に高度かつコストのかかる技術です。



このように0.01㎜以下のワイヤーに電流を通すことで、きわめて精緻な切断を行います。

自転車がほとんどの知識の基盤である(苦笑)私が、ワイヤーカッターと聞いて思い出すのは、オールドクラインです。あのブランドが非常に高価だったのはちゃんと意味があり、フレームを溶接した後にリヤエンドを切り出していたのです。故に精度は抜群。さらに修正のための曲げも最小限で済みます。塗装やオーバーサイズチューブだけではなかったのです。

トレック本社に製造機能を丸ごと移転したとき、多くの工作機械はそのまま捨て去られていったと聞きます。そういうことを切り捨てて名前だけ張っても、やはりダメだったんでしょうね……。



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1 コメント

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0.01mm以下はちょっとオーバーですw (ふぁんた)
2011-12-24 19:55:16
市販されてるもので一番細い、超微細加工用のタングステン線でも0.025か0.02mmくらいのはずなので。
そのくらいの細さになると加工できる板厚も1~2mm程度が限度で加工対象も限られてしまいますね。
一般的には直径0.1mm前後がよく使われます。
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