ボーラWTO
カンパニョーロから12速コンポの発表に合わせて新型ボーラが登場しました。最初ロゴを見たときはONEだかTWOだか分かりづらいと思いましたが、そのどちらでもありませんでした(笑)。
WTOはウインド・トンネル・オプティマイズドの略。風洞実験により生み出された、ハブもリムも今までとは異なるボーラのようです。
■ボーラWTO60■
フロント
リヤ
ダークラベルモデル
リヤ
グレーラベルモデル
フロントハブ USB仕様
リヤハブ USB仕様
●重量 F:670、R:880グラム(計1550グラム)
■ボーラWTO77■
フロント
フロントハブ カルトベアリング仕様
●重量 755グラム
断面形状
空力テスト結果
https://www.matosvelo.fr/index.php?post/2419/nouvelles-roues-bora-et-groupes-12-vitesses-pour-campagnolo
https://www.bikerumor.com/2018/04/09/campagnolo-wheels-go-full-aero-tubeless-in-wind-tunnel-optimized-bora-wto/
文字通りWTO60はリムハイトが60ミリ、WTO77が77ミリです。ボーラとしては初となる2WAY(チューブレス)対応です。カンパ初のフルカーボンチューブレスですね。そしてチューブラーはラインナップされないとのこと。なおWTO77はフロントのみで、リヤは用意されない模様。これは実験でチューブラーよりチューブレスのほうが転がり抵抗が少ないということが示されたが故の結論だとか。プロ供給モデルでさえもチューブラーモデルを用意しないということからもその自信がうかがえます。
リムは内幅19ミリで、近年のワイドリムの流れを汲んでいます。そのため推奨タイヤは25か28ミリとかなり太めとなっています。サイドはもちろんAC3のようなブレーキ処理が施されています。実はカンパはボーラにワンが登場するくらいから25ミリ幅を推奨してきました。このWTOはそれを完全に体現したモデルと言えるかも知れません。
ハブもあえてアルミなのでしょう。空力を考えた新形状です。斜めからの風でも乱気流を出さない設計になっています。このホイールは12速スーパーレコードと一緒に評価すべきなのかも知れませんね。あちらも特にクランク当たりが強く空力を意識していますし。
さらに、スポークもどうやら新型のようです。断面が四角いダイヤモンド状になっているのだとか。昨年ピラーが特許を取った形状らしいです。ピラー、凄く頑張っていますね。ひょっとすると今現在最も進んだスポークメーカーかもしれません。
時期的にもスペック的にも、色々な意味で割り切っていると言えるホイールです。ここまでくると、実物はとんでもなくスゴイ可能性がありますね。リムブレーキホイール、最強、最後の名品と……、なるかな?
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カンパニョーロから12速コンポの発表に合わせて新型ボーラが登場しました。最初ロゴを見たときはONEだかTWOだか分かりづらいと思いましたが、そのどちらでもありませんでした(笑)。
WTOはウインド・トンネル・オプティマイズドの略。風洞実験により生み出された、ハブもリムも今までとは異なるボーラのようです。
■ボーラWTO60■
フロント
リヤ
ダークラベルモデル
リヤ
グレーラベルモデル
フロントハブ USB仕様
リヤハブ USB仕様
●重量 F:670、R:880グラム(計1550グラム)
■ボーラWTO77■
フロント
フロントハブ カルトベアリング仕様
●重量 755グラム
断面形状
空力テスト結果
https://www.matosvelo.fr/index.php?post/2419/nouvelles-roues-bora-et-groupes-12-vitesses-pour-campagnolo
https://www.bikerumor.com/2018/04/09/campagnolo-wheels-go-full-aero-tubeless-in-wind-tunnel-optimized-bora-wto/
文字通りWTO60はリムハイトが60ミリ、WTO77が77ミリです。ボーラとしては初となる2WAY(チューブレス)対応です。カンパ初のフルカーボンチューブレスですね。そしてチューブラーはラインナップされないとのこと。なおWTO77はフロントのみで、リヤは用意されない模様。これは実験でチューブラーよりチューブレスのほうが転がり抵抗が少ないということが示されたが故の結論だとか。プロ供給モデルでさえもチューブラーモデルを用意しないということからもその自信がうかがえます。
リムは内幅19ミリで、近年のワイドリムの流れを汲んでいます。そのため推奨タイヤは25か28ミリとかなり太めとなっています。サイドはもちろんAC3のようなブレーキ処理が施されています。実はカンパはボーラにワンが登場するくらいから25ミリ幅を推奨してきました。このWTOはそれを完全に体現したモデルと言えるかも知れません。
ハブもあえてアルミなのでしょう。空力を考えた新形状です。斜めからの風でも乱気流を出さない設計になっています。このホイールは12速スーパーレコードと一緒に評価すべきなのかも知れませんね。あちらも特にクランク当たりが強く空力を意識していますし。
さらに、スポークもどうやら新型のようです。断面が四角いダイヤモンド状になっているのだとか。昨年ピラーが特許を取った形状らしいです。ピラー、凄く頑張っていますね。ひょっとすると今現在最も進んだスポークメーカーかもしれません。
時期的にもスペック的にも、色々な意味で割り切っていると言えるホイールです。ここまでくると、実物はとんでもなくスゴイ可能性がありますね。リムブレーキホイール、最強、最後の名品と……、なるかな?
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