BIKEBIND自転車日記ブログ2

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サンタクルーズ・ハイボール 29erカーボンリジッド

2011-01-19 16:49:00 | 自転車
29erも熟成が進んでいますね。








http://www.santacruzbicycles.com/104bronson/?p=1111

シートチューブを曲げているので、リヤセンターを縮めているのかもしれません。巡航性、走破性がウリの29erですが、自転車には軽快性が必要なんです。所詮人力ですからね。走りや身のこなしが軽ければ、疲れているときもなんとか走れるもんです。

ホイールもエンヴェのカーボンリムを使っています。剛性と軽さのバランスが取れるでしょう。29er黎明期の軽量リムといえば、スタンズが定番でした。でも弱かったんですね。400グラムを切っていても、剛性面で不安だと思いっきり踏めませんから。今のスタンズは剛性がかなり良くなったようですけど。アメクラのハブはちょっと不安ですけど。

それはさておき、カーボンリムの軽さと剛性が29erには不可欠になるのかもしれませんね。ホイールの良さは走りに直結しますから。ディスクブレーキである分、ロードよりも作りやすいかもしれません。なんだかんだでクリンチャーですから、チューブラーのように手入れにナーバスにならなくて良いですし。

しかしフレームに、ホイールに、ハンドルステムピラーなど、ほとんどの部分がカーボンで、しかも十分レースユースにもトレイルユースにも使えるようになってきています。フロントサスペンションもDTスイスやジャーマンA、SRサンツアーがカーボン製をラインナップに揃えています。

ディスクブレーキだって、マグラがMT8というフルカーボン製を発表しましたし。スラムを使えばコンポーネントもほぼカーボン製を見つけられます。

凄い時代ですね。

ロードに続いて、MTBもフルカーボンの時代がやってくるのか、いや、もうすでにその時代は到来しているのかもしれません。



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1 コメント

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レースで使える強度のカーボンパーツは一式揃ったでしょうけど、 (raven)
2011-01-20 02:10:23
アマチュアユーザーでの普及度が上がるかというとどうでしょうね?
カーボンフレームのシェアはロードの場合より低いですし、
壊したときの修理代が安いからと完組でなく
手組ホイールを使ってる人も多いわけで。
壊れても経済的に痛くないという観点から、
カーボンのリムとフレームは
ロードの場合ほどの普及はしないんじゃないかと。
そういえばサスペンションのカーボン化は進むんですかね?
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