BIKEBIND自転車日記ブログ2

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CDJが放つ国産デカプーリーキット!

2013-05-03 19:37:00 | 自転車
CDJ・ビッグプーリーキット

CDJなんて書くと悩んでしまう人も多いのではないでしょうか? 私は分かりませんでした(苦笑)。一体どこが自転車業界に新規参入してきたんだと思っていたら……、カーボンドライジャパンじゃないですか(笑)!

カーボンの検査、修理だけでは飽きたらず(?)、オリジナルパーツのリリースへと踏み込んできました。














http://www.carbondryjapan.com/

ケージは内も外もカーボン製で、チェーンが触れるガイド部分にはジュラコンを使用しています。7075アルミ製プーリーはガイドが11T、テンションが15Tです。対応知れーラーはひとまず7900、7970、6700、6770で、9000系やカンパ、スラムにも順次対応していくとか。

このセットで3万9900円なので、バーナーよりもちょっとお手頃ということになります(あっちはガイドプーリーが13Tですけど)。うーん、ちゃんとしたどらいカーボンであることは分かるのですが、あと1万円くらい安いともっとインパクトがあった気がします。……板とプーリーですからねえ(苦笑)。

それでも国産パーツでこんな意欲的な製品が出て来たことは高く評価したいと思います! もっと色々と出してくれるといいですねえ! ハンドル、ステム、ピラーの三点セットとか、ホイールとか。

ねえ(笑)?



シマノ・105 ダイレクトマウントタイプ

2013-05-03 19:20:00 | 自転車
話には出ていた105のエアロブレーキ、ダイレクトマウントブレーキですね。




http://www.cyclingweekly.co.uk/news/latest/538161/shimano-introduces-new-aero-105-brakes.html


シマノは現行105ではSLR-EVは追加し成さそうですね。それはたぶん2015年のモデルチェンジまでお預けということなんでしょう。設計は変えなくてはいけませんが、ハイパワーブレーキはこのダイレクトマウントで準備したんだからなんとかしてくれ! といったところでしょうか(笑)。

トレックはオリジナルブレーキをわざわざ新マドンのために準備しましたが、105が出て来たならお役ご免かもしれませんね(苦笑)。

これから油圧ディスクなのか、油圧キャリパーなのか。機械式ディスクなのか、ダイレクトマウントなのか。ロード史上初めてとも言える多彩なブレーキ選択が可能になる2014年。悩ましくも楽しい年になりそうですね(笑)。


おまけでアルテの追加も……、




http://bikemag.hu/tech/11-fokozatu-ultegra-szett-2014-ben

こうやって改めて見ると、基本的にはUブレーキそのままであり特殊な構造でもなんでも無いわけですね。マウントが変わる、規格が変わるということは大きな事ではありますが一歩踏み出す勇気があれば、マファック・クリテリウムやデルタブレーキの時代にだってこの制動力は実現出来たのでしょう。もっとも周辺パーツとの兼ね合いもあるのですが……。あとそんなにブレーキの力が必要とされていなかった時代であったという側面もあります。

面白い物です。



ハイパー、NEWフルサスペンションバイク

2013-05-03 18:36:00 | 自転車
おおう! このリヤサスは一体どんな形状なんでしょう? というかエリック・カーターがいつのまにマングースから?

???

私を惑わせてくれるハイパーです(笑)。















http://www.pinkbike.com/news/Hyper-Prototype-All-Mountain-Machine-Sea-Otter-2013.html
http://www.vitalmtb.com/photos/features/2013-Sea-Otter-Classic-Pit-Bits-1st-Edition,5449/Cam-Zinks-Prototype-Hyper-Slopestyle-Bike-Sea-Otter-Classic,54001/bturman,109
http://www.bikerumor.com/2013/04/19/exclusive-first-look-eric-carters-new-650b-hyper-prototype/

最初のアルミ地むき出しのプロトタイプは27.5インチモデルでトラベルは150ミリ。オールマウンテン向きだそうです。黒い方はスロープスタイル向きとか。

いやこのサスペンション、最初は一体何が何だかわかりませんでしたよ(苦笑)。内やら外やらに入り組んでいて、さらによく見てみるとBB下から黒いリンクもにょっと出て来ています。ショックもフレームに接続されているのではなく、フローティング? ……などなど悩んでしまいましたが、ようやく分かりました。

基本はシングルピボットタイプで良いみたいです。メーンピボットとリヤエンドの間にリンクはありませんから。エンド部であるのはシートステー側ですね。そして非常に入り組んでいるBB部周辺なんですが、チェーンステー自体は前三角と接続、一点あるボルトはBB下から持ってきてあるユニットを受けるためのリンクを保持するためのものです。ユニットはフローティングしていると言い難いですが、リンクは前三角とチェーンステーを経由しているので、中間というか合いの子みたいな感じです。要するにモーターサイクルのボトムリンク式をレイアウトを入れ替えたといったところでしょうか。コメンサルにフレームからのリンクを追加したと考えて良いでしょう。

このサスペンションのメリットは、マスの中心化と低重心化ですね。ほぼ完璧です。泥などの巻き込みにはちょっと弱いですが……。いやでも見事です。150ミリトラベルとは思えないほどのまとまり具合です。まさに手の内でコントロールできるバイクに仕上がっているのではないでしょうか? 動画を見るとちゃんとアクティブに動いています。

フレームワークもあまり複雑ではなく、ターナーのように直線を主にしたチュービングです。シートチューブは非常に複雑ですけどね(笑)。サンツアーもちゃんとグレードアップしてきているようです。フロントサスは160ミリのアウロンで、バランスが取れています。ああ、これは良さそうです。

昨年ハイパーの本格的なスポーツ用リジッドモデルを見たとき、心の底から疑問符が沸いてきました。しかし見事に一線級のレベルに仕上げてきました。いや、素晴らしい! かなり期待大のバイクです!!!


ロックガーズ・カーボンフロントフェンダー

2013-05-03 17:50:00 | 自転車
MTB用の泥よけって、決定打的な製品がなかなか出てこないんですよね。昔THEが出て来たときは「これか?」と思いましたし、凄まじい勢いで装着率が上がっていきましたけど……。いつの間にか皆外していましたねえ。

このロックガーズは最近流行のタイヤのすぐ上にあるタイプです。本物のカーボンを使っているとのこと。






http://dirt.mpora.com/featured/rock-guardz-carbon-mudguards.html#slide-1
http://www.rockguardz.com/

モーターサイクルを見ると、オフロードタイプはTHEのようにクラウンの付け根にあり、オンロードタイプはこのロックガーズのようにタイヤの真上にあります(発祥的には反対ですが)。

単純に考えればマッドコンディションを考えた場合、タイヤとフェンダーのクリアランスはあるに超したことはありません。というか空けておくべきです。逆にオンロードならそんなに泥や異物を巻き込む可能性はないでしょうから、近くで構わないのでしょう。

本来適する機能ではない形状が最近流行っているのは……、なんででしょう(苦笑)? 何か合理的な理由は……、んんん? 

単純にデザインなのかな? と私は思っています(笑)。大事ですけどね。結局サスペンションのインナーチューブを保護するブーツだってあった方が良いでしょうに、MTBには結局標準採用となりませんでした。自転車のサスペンションのシールは、軽い負荷で反応するように緩めですから。でも……、ない方が格好いいというか標準になっています。私の認識もそうです。

現状のMTBのシルエットを崩さない、しかし泥はねなどはガードしたい。そこら辺の落としどころとしてこのガードは出て来たのではないでしょうか。使えそうですし、良さそうな感じです。


TRP・ロード用ディスクブレーキセット

2013-05-03 17:04:00 | 自転車
ドロップバー用のディスクブレーキセットです。ただしシングルスピード、変速機構は組み込まれていません。

へー、なんだか興味深いブレーキです。テクトロは最近面白いものを作りますねえ。


http://www.cxmagazine.com/trp-hylex-hydraulic-disc-brake-lever-singlespeed-cyclocross
どうも以前見かけたシマノDi2対応のTRPブレーキは頓挫しているようです。その代わりにこれが出て来たのかもしれません。

対応ローターは140、160ミリ、重量は352グラム(ワンホイール分)なので、至って普通です。

基本的にシングルスピードシクロクロスを考えているようですが……、シングルスピードのシクロクロスって、ものすごく辛そうですね(苦笑)。

レバーだけ改造するならそんなに難しくなさそうなので、レトロシフトなんかを取り付けても楽しめそうですね。

ギヤなしでの楽しみだと……、シクロクロスよりもセミドロップバーを取り付けた29erなんかで楽しそうです。ムスタッシュバーでマルチポジションを実現してもよさげです。

堅苦しかったロードバイクの世界も、ちょっと毛色の変わったものが増えてきましたね。そもそもがレースのための機材なので、従来の方向性は当たり前なのですが、趣味で楽しむならもっと自由で良いわけですから。こういうの、好きですねえ(笑)。