OX801D
XCD801D
ZX801D
どことなくFSAっぽいデザインですね
インナーにスモールギアを取り付けるために、もう一つねじ穴を用意している。スギノはこれをコンパクトプラスと呼んでいます
スギノ
ですね。ちょっと心配してたんですが、ほうほうほう。いいじゃないですか。
スギノの美点は
ギヤの歯数は
その人によって違う
という当たり前のことを、より広い範囲で汲み上げているところです。シマノが歯数を最大公約化して、変速瀬能を上げることに腐心したのとはまったく逆のスタンスと言えます。
結果として剛性、変速性能、精度といったほぼ全ての分野において後れを取ってしまったスギノですが……。ニッチ製品として頑張って欲しいです。
IDS30とIDS24はBBシャフトの太さで分けられているようです。
今回は
IDS30シリーズ
EXP110-801D
PCD110mm Qファクター145mm BB30対応 165~175mm(2.5mm刻み)52×36、50×34、48×34、46×36、46×34
IDS24シリーズ
XCD801D
PCD110mm Qファクター147.5mm 160、165~175mm(2.5mm刻み)52×36、50×34、48×34、46×36、46×34
OX801D
PCD110/74mm Qファクター145mm 160、165~175mm(2.5mm刻み)52×36、50×34、48×34、46×36、46×34
ZX801D
PCD110/74mm Qファクター156mm 160、165~175mm(2.5mm刻み)42×28、42×26、40×28、40×26 MTB 2×10、2×9対応
歯は様々なタイプが用意されているので、外見はかなり変わります。しかし基本は110mmのコンパクトタイプと110/74のコンパクトプラスということになります。まあ、昔のMTB規格の使い回しなんですけどね。
私の最大の注目はZX801D です。
サードパーティのちゃんと使えるMTB用フロントダブルは初めてかもしれないですね。Qファクターが専用に狭くなっているところがグッドです。
選択肢としてアリな製品でしょう。