BIKEBIND自転車日記ブログ2

BIKEBINDの自転車日記ブログの移転先。過去が消えるのも忍びないので…。

TNi・クイック

2009-12-06 22:08:00 | 自転車




前から何回も書いていますが……。

最近、良いシートクイックがありません。そりゃあ、


サルサ


DKG


ホープ、それに


クロマグ

辺りがいいのは分かっています。ですけど、つまんないじゃないですか? 定番過ぎて。

変化球でいけば、


トーケン


KCNC

とかもあるんですけどね。

そんな風に思っていた中で、ちょいといいなと思うヤツが出てきました。それが
TNiのレバー付きシートクランプ

です。いや、そんなに良く締まる! とか軽い! とかいうものじゃないですが、カムの当たり面に真鍮か砲金と思われる受けを挟んでいますし、なにより色が豊富、そして価格が2730円という安さです。

クイックレバーの法もチタン製で45グラムという軽さながら、4620円というこちらもびっくりプライス! ただ、レーサーにはシマノ、カンパ、マヴィックを勧めておきます(笑)。

ウッドマンとかタイオガには夢がありません(苦笑)。

PROにはサイズも豊富なヤツがあるんですが、やはりイマイチ。

XTRグレードで高くても良いから、ちゃんと機械式のクイッククランプを作ってくれませんかねえ?

あ、そうそう、



クランクブラザーズの新型シートクイック、

qrc

も悪くないです。既にシートクイックで採用している、二段階クローズ形式を取り入れています。

TNi・チタンハンディーツール

2009-12-06 21:32:00 | 自転車

スタンダード(未処理)


鏡面仕上げ

貧者の味方、バジェットロードの急先鋒、TNiの携帯ツールです。

TNi・ミニ8チタニウムツールセット

内容は+、-、T25トルクス、2、2.5、3、4、5ミリアーレンキーになっています。

これがまた、チタンで出来ているのです!価格は結構張ります。スタンダードは1万550円、鏡面仕上げは1万1500円です。

個人的にはずっとあったらいいなあと思っていたセットです。

携帯ツールは大体サドルバッグなどに入れっぱなしになるものです。そしてMTBなら湿った路面を走ることは珍しくもなんともありません。そうすると……、

錆びます

簡単に。経験者は多いでしょう。そうすると錆びない工具が欲しくなります。根本から錆びに強いチタンならその条件を満たせる訳です。



こんな風にカーボンを使って手頃なツールもありますが、やはり意味があるスペックが欲しいですね。

パーリー上陸

2009-12-06 19:00:00 | 自転車
てな感じで、パーリーが初上陸です。

北米の自転車ショーやユーロバイクにも出展していましたね。

アメリカのカーボンフレームメーカーです。

基本構造はフルカーボンですが、モノコックではなく、ラグとチューブをカーボンで作るラグ形式です。この形式のメリットは自由にチューブの変更が利くこと。そして多彩なサイズを揃えられるということです。コルナゴのC50などが代表例です。

タイムもそうでしたがコスト削減のためか、2010年の新作はモノコックに切り替えてきました。

パーリーはどちらかというと、同じアメリカのメーカー、カルフィーデザインに似ている気がします。あっちはチューブを型に入れて繋ぐ形式ですけど。エンドやその他の金属部分はチタン(しかも6/4)で出来ている所は同じです。アメリカ人はチタンが好きです。私も好きです。











Z1

これがフラッグシップモデルとなります。このフレームはスゴイです。なんと480~620ミリまでのサイズが10ミリ刻みで存在します! アルミやスチールですら、今は20ミリ刻みならスゴイというのに!

ラグ部分は化粧カーボンの折り目を目立たせていますが、チューブ部分は敢えてナシです。ユニディレクションカーボンで作っています。いやあ、粋!

そんなに外径を太くしない、古くからの美意識を大切にしたバイクですね。

Z1はシートステーが分かれたままの形状です。





Z3

こっちはラグやチューブはZ1に準じますが、シートステーをモノタイプにしています。











Z4

レーシングチームにも供給されているモデルですが、全てをカーボンラグで繋いではいないようです。おそらく3ピースカーボンに近いかと。チェーンステーの長さが同じだと、だいたい同じ型で作っているのが分かります。コイツのエンドはアルミ製です。

上位モデルがラグジュアリー要素が強いのに対して、こちらは走りやモデルですね。けっこうストリングスタイルのチュービングで、BB部は容積を多く取り、最近の高剛性カーボンフレームと同じアプローチをしています。

様々なアプローチが面白いブランドです。

http://www.parleecycles.com/



2010 バッソ

2009-12-06 17:15:00 | 自転車

ディアマンテ 45万8000円(フレーム)


アストラ 32万1000円(フレーム)


ギャップ

もっと評価されて良いブランドでしょう。

バッソ

イタリアの中堅メーカーです。非常に出来が良いです。さらに手頃なカーボンフレーム、ラグーナもいいですが、私はディアマンテをアストラを推します。

ディアマンテはカーボンフレームとしてはかなり多めの7種のサイズラインナップがあります。トップが505ミリが最小、590ミリが最大ですので日本人の体型は95パーセントはカバーしているでしょう。

構造も前三角がモノコック、リヤはシートステー、チェーンステーが別体の3ピースです。870グラム(フレーム単体)と重量も十分軽量です。

ボリュームを持たせた各部の作りは、最新の高剛性カーボンの特徴です。

店でも在庫を持つほど広く知られていませんし、普通の人はなかなか情報でも振れる機会が無いと思いますが、良いバイク作っています。

あ、クロモリもいいですね。10万円台前半でイタリアンメイドの完成車が手に入ります。

写真のギャップは懐古趣味を狙ったバイクで、なんとダブルレバー仕様です。

こういうのは日本人の壺を抑えています。

OGK・レディモス

2009-12-06 03:22:00 | 自転車


OGK久々の大ヒットとなったヘルメットモストロ。デザインと圧倒的な軽さを武器に、日本人の頭をここ数年支配してきました(笑)。

初めて展示品を見たときは「やるな! 大阪グリップ化工!!」と思ったモノです。

実はモストロはOGKの分水嶺となった製品でした。なぜならOGKが初めて安全基準を無視した製品だからです。いや、割れると言うわけではありません(割れますけど)。それは丁度海外メーカーがヘルメットデザインにシャープなラインを取り入れ始めたことから始まります。代表的なのはメット・ストラディバリウスでしょうか。あのように尖ったデザインはヘルメットの安全基準上認められなかったのです。

ですが、前作、ガイアが失敗に終わり、優れたデザインでなければ皆被ってくれないという意見に達したOGKはシャープなラインのヘルメットを作ります。それがモストロでした。今はちょっとわかりませんが、作ったときは確かJCAの認可シールは貼れなかったはずです。

2009年はツール・ド・フランスも走りました。世界中の最高峰プロダクトが集まる中で、モストロは決して引けを取っていませんでした。

こうしてようやく『かっこいいもの』という概念の大切さを学んだOGKは新作

REDIMOS
(レディモス)


に至ります。

やあやあ、格好いいじゃないですか!フィッティングシステムに新型を採用したようです。

サイズは3種類。価格は2万5000円近辺。

さて、日本の頭がまた入れ替わりますか? 正直、ジロ・プロライトより格好いいと思います。