(過去メモの蔵出し投稿です)
機内の映画リストから選んで視聴。学生時代にカポーティの小説は読んだ記憶がある(書棚にも残っている)が、全く忘れてしまっている。映画も若かりしときに一度観た気がするが、記憶には残っていなかった。
感想は、「オードリーヘップバーンの、オードリーヘップバーンによる、オードリーヘップバーンのための映画」ということにつきる。。
数十年前の映画ではあるが、表情豊かで、チャーミングな所作はまさに可愛い綺麗。モニターに釘付けとなった。凄まじい吸引力だ。BGMとしてゆったりと流れる、アカデミー賞主題歌部門を受賞した「ムーン・リバー」もなんとも物悲しい。
主人公の逞しさには魅かれるが、ストーリーは至ってシンプル。親父目線で恥ずかしいが、ただただ、ヘップバーンの魅力を味わうだけで、十二分に観賞価値あると感じた作品だった。
(2023.11.14)
監督 ブレイク・エドワーズ
脚本 ジョージ・アクセルロッド(英語版)
原作 トルーマン・カポーティ
製作 マーティン・ジュロウ(英語版)
リチャード・シェファード
出演者 オードリー・ヘプバーン
ジョージ・ペパード
パトリシア・ニール
音楽 ヘンリー・マンシーニ
主題歌 ヘンリー・マンシーニ(作曲)
ジョニー・マーサー(作詞)
「ムーン・リバー」
撮影 フランツ・プラナー(英語版)
フィリップ・H・ラスロップ