その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

映画 「ティファニーで朝食を」(監督 ブレイク・エドワーズ、1961年)

2024-04-09 07:34:29 | 映画

(過去メモの蔵出し投稿です)

機内の映画リストから選んで視聴。学生時代にカポーティの小説は読んだ記憶がある(書棚にも残っている)が、全く忘れてしまっている。映画も若かりしときに一度観た気がするが、記憶には残っていなかった。

感想は、「オードリーヘップバーンの、オードリーヘップバーンによる、オードリーヘップバーンのための映画」ということにつきる。。

数十年前の映画ではあるが、表情豊かで、チャーミングな所作はまさに可愛い綺麗。モニターに釘付けとなった。凄まじい吸引力だ。BGMとしてゆったりと流れる、アカデミー賞主題歌部門を受賞した「ムーン・リバー」もなんとも物悲しい。

主人公の逞しさには魅かれるが、ストーリーは至ってシンプル。親父目線で恥ずかしいが、ただただ、ヘップバーンの魅力を味わうだけで、十二分に観賞価値あると感じた作品だった。

(2023.11.14)

 

監督       ブレイク・エドワーズ
脚本       ジョージ・アクセルロッド(英語版)
原作       トルーマン・カポーティ
製作       マーティン・ジュロウ(英語版)
リチャード・シェファード

出演者   オードリー・ヘプバーン
ジョージ・ペパード
パトリシア・ニール

音楽       ヘンリー・マンシーニ
主題歌   ヘンリー・マンシーニ(作曲)
ジョニー・マーサー(作詞)
「ムーン・リバー」
撮影       フランツ・プラナー(英語版)
フィリップ・H・ラスロップ


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「モダン・タイムス・イン・... | トップ | 山田悠史『最高の老後「死ぬ... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。