その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

春のケント州の菜の花畑を歩く  (Pluckley Circular)

2012-06-17 18:15:37 | 旅行 海外
 前週のLeigh~RoyalTurnbridge Wellsのウオーキングにすっかり魅せられて(記事はこちら→)、その翌週末もケント州に出かけました。今回は、Pluckley(プラックリー)というロンドンブリッジ駅から1時間ちょっと行ったところで、素朴な田舎駅周辺を周回する11キロのコースです。

(Pickley駅)


 駅を出て歩きはじめていきなり一面の菜の花畑に遭遇します。この日はあいにくのくもり空だったのですが、目が覚めるような一面の黄色に囲まれ、自分がどこで何をしているのかを忘れてしまうような別世界に入ってします。

 



 菜の花畑を抜けると、典型的なイングランドの田園風景が広がります。そして、Little Chart Forstalという村を通過しますが、ここはイギリスのテレビドラマ(私は知りませんが)のHE Batesが住んでいた村ということで、有名とのことです。



 

 そして再び菜の花畑へ突入。
 



 丁度、コースの半ばにSwanInnというパブで一休み(とは言っても、私はお昼の開店前に着いてしまったので、パブの庭にあるベンチで休憩を取りました)。後半は、まずはリンゴ畑を抜けていきます。5月第1週まではこのリンゴ畑のリンゴの花が咲き乱れて綺麗だと、ガイドには書いてあったのですが、私が訪れたのはもう殆ど終わり掛けでした。それでも、薄桃色の可憐な花が印象的です。





 リンゴ畑沿いには、綺麗な庭のある家があったりします。

 

 村の中心にセントニコラス教会がありますが、このPluckleyというエリアは、出没する幽霊の種類の多さでも有名らしい(ホント??)のですが、この教会の庭先で遭遇するケースが多いらしいです。(一応出典は、Timeout Country Walk Vol2 p236)



 教会近くからは、Low Wealdの丘から見える展望が素晴らしいです。そして、この丘を下りて、最後の菜の花畑へ突入。今度は、道もあるのだが、ないのだが分からない菜の花畑をひたすら切り開くように歩きます。ジーパンは花粉だらけ。

 

 



 3時間半あまりのこのコース。菜の花畑が無くても、素朴なケントの田園風景を楽しむことができるとは思いますが、せっかくなら4~5月に訪れることをお勧めいたします。

 2012年5月19日

このコースのWeb案内はこちら→
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2 コメント

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Unknown (守屋)
2012-06-18 05:22:39
こんばんわ。

 楽しそうなウォーキングですね。かんとくさん、専門家として本を出せるのではないですか?

 ズボンについた花粉、まるで猫が足跡を付けたようにも見えて、微笑ましいです。
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Unknown (かんとく)
2012-06-22 07:51:37
守屋さん
こんにちは。もっと、前からやっていれば良かったなあと思ってます。あと、写真とかもちょっと気の利いたものが撮れるように勉強したら、結構良いガイド本とか作れたかもしれません。
返信する

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