初めてバービカンホールでBBC交響楽団を聴く。7時から始まることの多いこのオケの演奏会はなかなか行きにくい。今日はマーラーの6番ということで、たまには仕事を定時後早めに切り上げて、バービカンへ。それでも着いたのはギリギリ。
着いてビックリ。なんと3階は閉鎖されていて、1階と2階のみ。メインはマーラーだというのに、2階席も後ろの方はがらがらで、ちょっと楽団員の皆さんが気の毒に。でも、会場の聴衆の皆さんには不思議に、なんだかくつろいだアットホームな雰囲気が流れているような気がした。
1曲目はモーツァルトのピアノ協奏曲16番。BBCラジオで生放送するらしいのだが、事前に簡単な一言紹介があった。モーツァルトのピアノ協奏曲の中で最も演奏される機会が少ない曲だそうだ。なので当然、自分も初めて。曲が始まるとモーツァルトらしい優雅で美しいオーケストラの序奏に続きピアノが始まる。5分ほど頑張ったが、案の上、撃沈。夢の世界に入ってそのまま終了。
休憩を挟んでの後半は、いよいよお目当ての登場。交響曲第6番は「悲劇的」と言われ、9番とならんでかなり暗い曲。ここでは、主任指揮者のイルジー・ビエロフラーヴェクとBBCSOのパワフルな演奏に肝を抜かれた。いつも同じホールで聴くLSOと比較すると粗削るなところがあるのは否めないと思ったが、それを補って余りある大熱演である。ステージ一杯に広がる大オーケストラによる120%の力を振り絞っての演奏は、理屈抜きに圧倒され感動的だった。
終演後、観衆からの大拍手やビエロフラーヴェクの称賛に応える楽団員の皆さんの姿勢や楽団員同士の雰囲気もアットホームな印象を受け、とても好感度の高いオーケストラだ。
Mahler and Mozart
with the BBC Symphony Orchestra
Mozart Piano Concerto No 16 in D major, K451
Mahler Symphony No 6 in A minor
Jiří Belohlávek conductor
Lars Vogt piano
Wednesday 02 February 2011, 7pm
着いてビックリ。なんと3階は閉鎖されていて、1階と2階のみ。メインはマーラーだというのに、2階席も後ろの方はがらがらで、ちょっと楽団員の皆さんが気の毒に。でも、会場の聴衆の皆さんには不思議に、なんだかくつろいだアットホームな雰囲気が流れているような気がした。
1曲目はモーツァルトのピアノ協奏曲16番。BBCラジオで生放送するらしいのだが、事前に簡単な一言紹介があった。モーツァルトのピアノ協奏曲の中で最も演奏される機会が少ない曲だそうだ。なので当然、自分も初めて。曲が始まるとモーツァルトらしい優雅で美しいオーケストラの序奏に続きピアノが始まる。5分ほど頑張ったが、案の上、撃沈。夢の世界に入ってそのまま終了。
休憩を挟んでの後半は、いよいよお目当ての登場。交響曲第6番は「悲劇的」と言われ、9番とならんでかなり暗い曲。ここでは、主任指揮者のイルジー・ビエロフラーヴェクとBBCSOのパワフルな演奏に肝を抜かれた。いつも同じホールで聴くLSOと比較すると粗削るなところがあるのは否めないと思ったが、それを補って余りある大熱演である。ステージ一杯に広がる大オーケストラによる120%の力を振り絞っての演奏は、理屈抜きに圧倒され感動的だった。
終演後、観衆からの大拍手やビエロフラーヴェクの称賛に応える楽団員の皆さんの姿勢や楽団員同士の雰囲気もアットホームな印象を受け、とても好感度の高いオーケストラだ。
Mahler and Mozart
with the BBC Symphony Orchestra
Mozart Piano Concerto No 16 in D major, K451
Mahler Symphony No 6 in A minor
Jiří Belohlávek conductor
Lars Vogt piano
Wednesday 02 February 2011, 7pm
BBCSOはいつもお客さん少ないんですよ。正直もったいないですね。
今日のマーラーはわたしにとってずば抜けた名演でした。今まで聴いた中で、間違いなく1、2を争う演奏でした。始めっから涙腺開きっぱなし。
私も同意見、もの凄く良い演奏でした。節度があり、爆発があり、スコアに忠実であり、細かい心配りがあり、ビエロフラーヴェクさんの職人ワザが炸裂してましたね。
ところで、右側にある「メッセージを送る」で先日私信を送ったのですが、読んでいただけましたでしょうか?
あの会場にみなさんいらっしゃったんですね。僕は仕事がきつくて行くかどうか迷ったんですが、思い切って行って本当によかったです。
僕もみなさんと同感で、あれだけのマーラーは滅多に聴けるものではないと思います。オケ・指揮者共に何故か地味なんですが、実はものすごい実力の持ち主ですよね。どんどんこのコンビが好きになっていきます。
それにしてもお客さん少なすぎませんか?チケットもあんなにお手ごろなのに。これから、私ももっと応援します!
マーラー6番は私はあまり聴きなれていないので、私には詳しいことは分かりませんでしたが、凄い何かを感じさせられた演奏であったことは間違いないですね。
はい、早いのだけが取り柄です。先を越されると、書けなくなるので・・・。それにしても、素晴らしい演奏でしたね。
メッセージの件、確かに受け取っておりました。別便で返信させていただきましたので、よろしくお願いいたします。
たぶん、初めましてだと思います
つるびねったさんのブログ経由で
来ました
ミーハーなファンながらBBC交響楽団の
ファンブログを書いてるどきちです
トラックバックをしました
(ちなみに女性の首席チェロの奏者が
お気に入りです)
追伸
このコンビは、私大好きです
いい関係を作れたと思っています
はじめまして。コメントありがとうございます。ブログも拝見しました。BBCSOの追っかけって、すごいですね。あと、沖縄にご在住とのこと、うらやましいです。プライベートでは行ったことないのですが、仕事で数回訪れて、いつもその素晴らしさに仕事をやる気を失っていました。
私はBBCSOの定期演奏会は初めてでしたが、とっても感じの良いオーケストラで一発で好きになりました。これからも、足を運ぼうと思います。今後ともよろしくお願いします。