3日目も朝から雨・・・。
旅行者には、北海道斜里郡清里町と言っても知床・網走と屈斜路湖・釧路を結ぶ通過点ぐらいの認識で、あまり知られていないのではないかと思います。それが実は、斜里岳の麓の町として、落ち着いて、広々とした北海道らしい滞在ができるという話を職場の同僚から耳にし、今回宿泊の地に選びました。こぼれそうな星空を眺めたり、山麓の爽やかな空気の中で、ジョギングやサイクリングしたり・・・、そんな滞在をイメージしてたんです。が、残念ながら、それらは皆、次回にお預けとなりました・・・(涙)。
宿泊施設も数軒しかない町ですが、今回泊まった「ホテル清さと」は、施設、サービス、食事、温泉と四拍子揃った素晴らしいオーベルジュでお勧めです。お値段もそれなりですが、地元の食材を活用したフランス料理のコースメニューは格別。収容客数も全13室限られているので、静かでゆったりした時間を味わえます。残念な天気ではありましたが、その分、チェックアウトぎりぎりまでホテルで贅沢な滞在を楽しみました。是非、また訪れたいところです。
チェックアウト後は、清里町にあるじゃがいも焼酎の蒸留所へ。じゃがいも焼酎なんて初耳ですが、いかにも北海道らしい。生憎、仕込みの時期は外していたので、設備とビデオによる蒸留模様の見学になりましたが、隣接して試飲ができる施設があり、匂いを嗅いでお土産を買っておきました。
《清里町じゃがいも焼酎蒸留所》
《蒸留所前の焼酎用じゃがいも畑。秋の収穫とのことです》
【知床】
11時頃、清里を出発して、いよいよ世界遺産、知床へ向かいます。清里から知床ウトロまでは50キロ程度。天気予報では台風7号が北上していて、夕方には北海道に上陸との予報でしたので、ぐずぐずしていると道路が閉鎖されて立往生する恐れもあり、焼酎工場見学後はまっすぐ知床へ向かいました。
嵐の前の静けさとも言うのか、正午近くには一旦、雨もやみ曇り空に。オホーツク海が見え、海沿いを走るようになると、やっと念願の知床に来たということで気分が高揚します。知床の入り口では、オシンコンの滝を見学。迫力満点です。
《凄い水量》
《滝の迫力をカメラに収めるのは至難の業》
正午過ぎには、知床のベースキャンプの町ウトロに到着。連日の雨と近づく台風のおかげで、知床五湖に至る道は既に通行止。当然、近辺を巡るガイドツアーも海の観光船もお休み。行き場を無くした観光客が道の駅や隣接の「世界遺産センター」を大勢がぶらついてました。まあ、私もその一人ですが。こういう日はじたばたしてもしょうがないので、昼食を取った後に、2時には宿にチェックイン。「よりによって夏の北海道で、3日で2つ目の台風かよ」とあきらめ感一杯で、読書と燦燦と太陽が輝く甲子園球場の高校野球やオリンピック放送のTV観戦で過ごしました。
《ウトロ港》
《お昼を頂いた漁協婦人部食堂。ローカル色たっぷり》
台風は予報通り6時過ぎに襟裳岬近辺に上陸。知床方面にも大雨洪水波浪警報が出て、「土砂崩れにご注意ください」とのニュースが流れ、7時以降は雨と風が本格化。海と崖の間に建った宿で、かなり緊張感ある夜を過ごしました。ふう~。
《宿のロビーから見たオホーツク海。この後、大荒れ》
2016年8月17日
旅行者には、北海道斜里郡清里町と言っても知床・網走と屈斜路湖・釧路を結ぶ通過点ぐらいの認識で、あまり知られていないのではないかと思います。それが実は、斜里岳の麓の町として、落ち着いて、広々とした北海道らしい滞在ができるという話を職場の同僚から耳にし、今回宿泊の地に選びました。こぼれそうな星空を眺めたり、山麓の爽やかな空気の中で、ジョギングやサイクリングしたり・・・、そんな滞在をイメージしてたんです。が、残念ながら、それらは皆、次回にお預けとなりました・・・(涙)。
宿泊施設も数軒しかない町ですが、今回泊まった「ホテル清さと」は、施設、サービス、食事、温泉と四拍子揃った素晴らしいオーベルジュでお勧めです。お値段もそれなりですが、地元の食材を活用したフランス料理のコースメニューは格別。収容客数も全13室限られているので、静かでゆったりした時間を味わえます。残念な天気ではありましたが、その分、チェックアウトぎりぎりまでホテルで贅沢な滞在を楽しみました。是非、また訪れたいところです。
チェックアウト後は、清里町にあるじゃがいも焼酎の蒸留所へ。じゃがいも焼酎なんて初耳ですが、いかにも北海道らしい。生憎、仕込みの時期は外していたので、設備とビデオによる蒸留模様の見学になりましたが、隣接して試飲ができる施設があり、匂いを嗅いでお土産を買っておきました。
《清里町じゃがいも焼酎蒸留所》
《蒸留所前の焼酎用じゃがいも畑。秋の収穫とのことです》
【知床】
11時頃、清里を出発して、いよいよ世界遺産、知床へ向かいます。清里から知床ウトロまでは50キロ程度。天気予報では台風7号が北上していて、夕方には北海道に上陸との予報でしたので、ぐずぐずしていると道路が閉鎖されて立往生する恐れもあり、焼酎工場見学後はまっすぐ知床へ向かいました。
嵐の前の静けさとも言うのか、正午近くには一旦、雨もやみ曇り空に。オホーツク海が見え、海沿いを走るようになると、やっと念願の知床に来たということで気分が高揚します。知床の入り口では、オシンコンの滝を見学。迫力満点です。
《凄い水量》
《滝の迫力をカメラに収めるのは至難の業》
正午過ぎには、知床のベースキャンプの町ウトロに到着。連日の雨と近づく台風のおかげで、知床五湖に至る道は既に通行止。当然、近辺を巡るガイドツアーも海の観光船もお休み。行き場を無くした観光客が道の駅や隣接の「世界遺産センター」を大勢がぶらついてました。まあ、私もその一人ですが。こういう日はじたばたしてもしょうがないので、昼食を取った後に、2時には宿にチェックイン。「よりによって夏の北海道で、3日で2つ目の台風かよ」とあきらめ感一杯で、読書と燦燦と太陽が輝く甲子園球場の高校野球やオリンピック放送のTV観戦で過ごしました。
《ウトロ港》
《お昼を頂いた漁協婦人部食堂。ローカル色たっぷり》
台風は予報通り6時過ぎに襟裳岬近辺に上陸。知床方面にも大雨洪水波浪警報が出て、「土砂崩れにご注意ください」とのニュースが流れ、7時以降は雨と風が本格化。海と崖の間に建った宿で、かなり緊張感ある夜を過ごしました。ふう~。
《宿のロビーから見たオホーツク海。この後、大荒れ》
2016年8月17日
北海道に台風が3個も上陸したのは記録を取り始めて以来初めてだそうですね。天気ばかりはどうにもなりませんが、大変な経験でしたね。次回は厳冬の時季を狙ってみては。
この翌日からは、少しまともになるのですが、全体的に想定外のお天気となりました。これも日頃の行いか・・・