その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、映画、本などなどについての個人的覚書。SINCE 2008

映画館で見たかった・・・ 『グレイテスト・ショーマン』

2018-09-04 06:27:17 | 映画


 映画館で観よう観ようと思いつつ、機会を逸してしまっていた「グレイテスト・ショーマン」を機内で観ることができた。実在のアメリカの興行師P・T・バーナム(1810-1891)を描いたミュージカル映画である。

 批評家の受けは良くなかったらしいが、展開はテンポ良いし、ストーリは楽しく、流れる音楽・踊りは見ていて自然と体が動くウキウキする映画。

 ホンモノのP・T・バーナムはもっといかさまペテン師に近いらしいが、ヒュー・ジャックマンが演じたのは、夢と情熱を持ったリスクを恐れない魅力的人物だ。アメリカンドリームの体現者と言って良いだろう。脇役陣も光っていて、其々の個性を持つサーカスの芸人さんたちをはじめ、パーナム婦人役のミシェル・ウィリアムズ(どっかで見たことあると思ったら「マリリン 7日間の恋」の主演だった)、オペラ歌手役のレベッカ・ファーガソン(この人初めてでしたが、目茶綺麗な人ですね)、相棒ザック・エフロンなど、皆、存在感が凄まじい。

 俳優陣以上に素晴らしいのは歌。キアラ・セトルの"This is me”、"A Million Dreams”など、音楽の素晴らしさが堪能できる。

 あまりにも楽しいので、サンフランシスコから羽田への帰国便の中で2回も見てしまった。どこかの映画館でもう一度やってくれないかなぁ〜


タイトル:グレイテスト・ショーマン
原題:THE GREATEST SHOWMAN
製作年度:2017年
上映時間:104分
製作国:アメリカ

監督:マイケル・グレイシー
製作総指揮:
ジェームズ・マンゴールド
ドナルド・J・リー・Jr
トーニャ・デイヴィス
脚本:
ジェニー・ビックス
ビル・コンドン
音楽:
ジョン・デブニー
ジョセフ・トラパニーズ

キャスト
ヒュー・ジャックマン:P・T・バーナム
ザック・エフロン:フィリップ・カーライル
ミシェル・ウィリアムズ:チャリティ・バーナム
レベッカ・ファーガソン:ジェニー・リンド
ゼンデイヤ:アン・ウィーラー

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