ベルギー王立美術館付属の「マグリット美術館」の全面的協力を得て開催されるという今回のマグリット展。なので、多くがベルギー王立美術館から来るものと勝手に思い込んでいたのですが、国内外の幅広い美術館や個人から集められていました。NYの近代美術館からの「光の帝国 II」など懐かしいものもありましたが、初めて見る作品がほとんどで新鮮でした。
作品は年代順に並べられていて、時代時代の作風が楽しめます。100を超える作品が集められていますので、マグリット好きにはたまらないでしょう。
マグリットの絵は、いろんな見方ができるので良いですね。イラスト、デザインとして楽しんだり、神秘的なイメージにただ自分を浸らせたり、またその意味を考えたりで、飽きることがありません。金曜日の夕刻に職場帰りに立ち寄ったら、前半でついつい時間を費やしすぎて、後半は駆け足になってしまいました。2時間くらいかけたかったな。
今月29日までです。