東濃IFR

ACARS,グライダー、航空機

渡りに船

2009年07月03日 03時31分45秒 | Weblog
 事の始まりは先週の日曜日までさかのぼる。

 引越しを終え、東京の友達のところに行くことにしたヨメ。一緒買い物に出かけたときに旅行代理店でJR高速バスの予約をしようとしたがヨメの乗りたかった時間は往復ともすでに満席。
 途方に暮れているヨメを励ましながら考えたルートが
   1.名古屋まで出てそこから高速バスに乗る
   2.飯田まで高速バスで行って新宿行きの高速バスに乗り継ぐ。
   3.松本まで特急に乗って行き、新宿行きの高速バスに接続する。
の三つ。

 家に帰ってからハイウェイバスドットコムで予約状況を見るとまだ空席がある表示になっていた。すぐに予約、購入してこれで大丈夫と思った。少し違和感みたいなものを感じながら…。


 そして今日の夕方にどたばたとしつつもヨメを18時頃最寄の駅まで送り、帰宅して時計を見る。そろそろ乗った頃かな、と思っているとヨメからメールが来る。「バスも来ないし、乗客らしき人もいない」とある。
 もしかして、と思いハイウェイバスドットコムの運行表を見ると停留所の名前、これは高速道路の停留所の名前だった。しかも運行会社は京王バス。
 ヨメがいつも利用しているのはJRハイウェイバスで中津川駅から乗っていたから今回もそうだと思いこんでしまったのだった。自分が感じた違和感はこれだったのだ。


 ヨメを回収しに行こうとしたとき、お袋が「あんたが送って行けばいいじゃない」と言う。
 そうは言っても八王子まで行かなければいけないんだよ、遠いじゃないか。と思ったがこの週末、雨は降らないにしても雲はべったり張り付きとても霧ヶ峰でフライトできるもんじゃない。
 だからと言って家にいても特にやることもない。そういえば姉の家が座間にあるからそこで2泊して、日曜日にヨメを回収して帰ればいいか。そうすりゃ土曜日一日まるっと自由に使える。厚木基地でも行って見るか。と考える。

 ヨメはしょんぼりして車に乗ってくる。「新幹線、まだ間に合うかな。」と言うから「とりあえず家に戻ってから相談。」と言ってまだ話さない。

 家に着いてからヨメはお袋になだめられ、そこで送っていく計画を話す。自分は姉に週末の予定の確認電話。姉の方の受け入れはOKとのこと。あとはヨメの友人が深夜帯に迎えに来てくれるかどうか。高速道路土日千円の条件を満たすには出るときに土曜日になってないといけないからだ。
 ヨメの友人もヨメがバスに乗れなくて行くことができないことを知って落胆していたそうだが、ヨメが友人に電話したらすごい喜びつつも「旦那さんに申し訳ない…」と言っていたそうだ。こっちはヨメを送っていくと言う大義名分の下、厚木基地に行く事ができるからワクワクだよ。
 八王子ICから最寄のファミレスで合流することが決まり、とりあえず夕飯を食べる。ヨメはお袋が作ってくれたお弁当プラスアルファがあって喜んでいた。

 自分が風呂に入って用意等を完了して21時頃に出発。道中雨だったけど無事に到着。
 ヨメの友人とコーヒーを飲んだ後、ヨメを友人に引き渡す。
 下道で座間に向かう。距離はそんなになかったけど信号で走ったり止まったりでさくさく進めず、1時間近くかかって到着。

 今日、自分が来ることは一切知らされていない姪っ子たち、朝にどんな顔するのか。

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