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コロナ共存の広告表現の近未来観

苛めを+思考で俳句読む(1)

2013-06-26 23:41:12 | 言の葉の輪転機
横浜シニアSNSで活動なさっているS先輩が、日記である小学生の俳人の本を紹介しました。
http://yokohamasenior.jp/

本のタイトルは「ランドセル俳人五七五」
いじめられ 行きたし行けぬ 春の雨
11歳、不登校の少年。生きる希望は俳句を詠むこと。
小林凛
亡き母も朝日俳壇に良く投稿しておりましたが、遺品を整理する中に、嫌みだけど巧く表現された句が多くありましたが、この小林凛君の句には、虐められてきた切羽つまった心境の中で、書かれています。
冒頭の「いじめられ行きたし行けぬ春の雨」この様な句等書けないし、書ける事じたい凄い事だと思います。
8歳で詠んだ「ススキのほ百尾のきつねかくれてる」
10歳に詠んだ「虫捕れば手の甲春が叩きけり」

子供の日記、作文、そして絵も大人で書けるものではありません。名だたるコピーライターの方々でも難しいと思います。子供の絵にも言葉にも邪心はありません。
だから子供は書けても大人は書けないと思います。凛君はその上の上 心が澄み切らないと詠めないと思います。ホントに凄い。