AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

4Kの苦悩と現実

2013-06-06 01:03:34 | 世界標準の消費価値



先日お話し大手電化製品売り場で4Kテレビのデモンストレーションをしておりました。
店員は4Kテレビの凄さをアピールしておりましたが、「誰が買うの?こんなもの、、。」もちろん口に出して言うと角が立ちますから、心の中で、、、。
今までのハイビジョンのおよそ4倍の画素数です。デモでのムービーもそれようですから、勿論その差は出ます。でもこれだけの画素数ですから、撮影機材、照明、メイクアップなどいろいろと問題点も出てきます。テレビドラマでの女優のメイクアップも大変な作業となるでしょうし、料理番組でも「出来上がり」画像が非常に難しくなると思います。ここいらが全くわかっていないんでしょうか、、、。ソニーをはじめSHARP他社も販売してくるであろう「4KMade in Japan」です。でもそれだけでは既に売れません。そして、再度立て直してのこの「4K」発売に「一体何を経営者は考えているのか?」理解に苦しみます。今年末、もしくは来年にはAppleのiTVが発表されるでしょう。要はiPadをリモートコントロールにして色々な情報とリンクしていくことでしょう。ZeeBoxのようにです。ハイビジョンテレビを購入したユーザーは、コンテンツもないに等しいこのような技術だけのごり押しで売れると思っているのでしょうか?NHKの大河ドラマ「八重の桜」徳川幕府の終焉をみているようです。いやはやおかしい、、、。世界基準の「コモデティとプレミアム」を熟孝してもらいたいと思います。