咲とその夫

 定年退職後、「咲」と共に第二の人生を謳歌しながら、趣味のグラウンド・ゴルフに没頭。
 週末にちょこっと競馬も。
 

でしゃばり過ぎ・・・花子

2014-09-03 22:57:00 | レビュー
 
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 毎朝放送される連続テレビ小説「花子とアン」、我が家では珍しく欠かさず見ている。
 今放送されている時代背景は、太平洋戦争の前夜ともいえる昭和14年前後。
 時局は戦前の国家統制の厳しい時代。

 NHKの前身の東京放送局(JOAK)、花子が語り手として出演の子供向け番組は好評を博している。
 ところが、作家ということもあって、放送局が指示した原稿を次々と変更。
 我が家では、余りにも妥協もしない我がまま勝手な行為と見ていた。

 先週の放送分では、ついに目に余る行動を起こしたからいやはや驚いた。
 軍用犬の話を全国の子供に語るシーン。
 そこに私情を入れたのである。
 公共放送とは何か、国民から私情を入れたと分かったらどのようなことになるのか。
 基本的な倫理観がない。
 その大事な放送中、我が家の犬の名前を言って兵隊さんのために元気に活躍していると話した。

 我が娘を元気づけようと、本番中に思い込み原稿を読み替えたものである。
 組織に属さない作家とは、我がままなものである・・・と、印象付けるための演出なのか。
 平気で私情を入れているから、これには驚きとともにあきれてしまった。

 この行為は、ドラマを盛り上げようと脚本の段階で書き加えられたものかも知れない。
 本当にこのような行為があったものか、否か・・・当方らには分からない。

 今週の花子。
 憲兵隊の兄やんが、密かに忠告する。
 左翼の活動家の龍一を支える蓮子に近づくな・・・と、兄やんが言っているけどネ。
 兄やんも職業柄、口には言えないが・・・。

 その忠告を無視して、蓮子との関係を悪化させるシーンが放送されている。
 ここでいう花子は、ドラマの主人公である。
 だから、何でもかんでも首を突っ込み、おせっかいをすることはやぶさかではない。

 しかし、当時の時代背景が読み切れていない主人公であるから、頻繁に表れるおせっかいと我がままな行為にはいささか厭世的にさせられる。
 ・・・と、思いつつも、無理やり納得させながら我が家では毎朝見ている。

 今の世の中では、先の大戦を悪と書き上げる方が、多くの支持を得ると思っての脚本かも知れない。
 それでは、国のために命を捧げた諸先輩諸氏に申し訳ないと思うけどネ。(咲・夫)


(出典:NHK公式HP 抜粋)

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