咲とその夫

 定年退職後、「咲」と共に第二の人生を謳歌しながら、趣味のグラウンド・ゴルフに没頭。
 週末にちょこっと競馬も。
 

今週は兄・M.デムーロ騎手・・・ロゴタイプだった

2013-04-15 22:03:03 | スポーツ
 「今日も王者の走りだ ロゴタイプゴールイン、完勝です」

 「もうー、文句は言わせない。完全無欠の絶対王者誕生、7番ロゴタイプ。今日もねじ伏せました」

 と、ロゴタイプが1着でゴールイン、実況のアナウンサーの心地よい響きの音声であった。

 風は4コーナーから1コーナーに向かって吹いている好天の中山競馬場とのこと、上位拮抗の好メンバーが揃ったことで牡馬クラシック第1弾も必然的に盛り上がっている・・・が、売上げ、入場人員は昨年を下回ったらしい。

 さぁ、GI レースのファンファーレを待つ時間帯がやってきた。大きな歓声が、グリーンチャンネルの画面から聞こえてくる。スタート合図の赤旗が振られ、ファンファーレが鳴り響いた。ゲートインは全馬スムーズに行われ、“カッシャーン”とゲートが開くと4枠7番のロゴタイプが好スタートを決め、隣の8番コパノリチャードが戦前の予想のとおり・・・先手を主張。

 この日、中山9Rで同コースのレースが行われ、コパノリチャードの鞍上内田博幸騎手は13番オメガブレインに騎乗し先手を主張、前半の1000m60秒5のスローに持ち込みうまく逃げきっていた。そのため、コパノリチャードもマイペースに持ち込み、最後まで渋太く残ろうと思っていたであろう。

 外から11番クリノヒマラヤオーがスーッと番手につけて、1コーナーを目指している。サトノネプチューン、ミヤジタイガなどが3番手に付けて追走。ロゴタイプは馬群の間で中団より前で追走、その大外に14番エピファネイア、12番コディーノはロゴタイプの前の5番手の内にいる。

 15番カミノタサハラは後方5、6番手の外から追走。馬群は2コーナーから向正面流しに向かっているが、前半の1000m58秒0と速いペースで流れており、先頭のコパノリチャードの内田騎手は思った以上の速い流れと・・・思っていたのではないだろうか。

 このペースであると、中団以降の馬にとって願ってもない運びであろう。ロゴタイプのM.デムーロ騎手は、内を突っ込むのかどうするのかと観ていたら、3、4コーナー中間から4コーナー出口に向かうところで内から外に出した。

 その際に外のカミノタサハラに押し込められそうになるが、外に一気に出したことでカミノタサハラの鞍上蛯名正義騎手は、外に膨れるように進路をとっていた・・・ロスだね。

 その点、M.デムーロ騎手はさすがに上手い騎乗ぶりと・・・改めて思った。直線に向くと外から一気に追い出したロゴタイプの脚いろが他馬とは違って見える。よっしゃー、アタマは決まった

 終始外々を回ってきた相手筆頭のエピファネイア、鞍上の福永祐一騎手がロゴタイプの内から懸命に追い出すも・・・0秒1差の2着が精一杯であった。

 3着には内から伸びてきたコディーノが入線、外のカミノタサハラと内のタマモベストプレイが前を追うも・・・0秒5差の4着、5着。結局、上位4頭の競馬であったが、皐月賞のために来日したM.デムーロ騎手の好騎乗で2歳王者・ロゴタイプを堂々と皐月賞馬にアシスト。

 優勝請負人、さすがだね。なお、短期免許の外国人騎手のM.デムーロ騎手は皐月賞3勝(ネオユニヴァース、ダイワメジャー)の偉業達成。

 当方、ブログ掲載のウマタン・3レンタンを的中し、先週に続いてクラシックレースを連勝・・ゲンがいいね。ダービーも頑張ろう。(夫)


(出典:JRA公式HP 抜粋)(2013皐月賞馬・・ロゴタイプ)

[追 記]~レース後のコメント~
1着 ロゴタイプ(M・デムーロ騎手)
 「勝てて嬉しいです。馬が素晴らしいです。どうすればいいか馬が知っているので、折り合いも問題ありません。位置取りもペースも馬場も関係ありません。3、4コーナーで馬が密集して、そこでどこをつくかだけ少し考えました。ダービーは弟が乗るので勝ってくれると思います」

2着 エピファネイア(福永騎手)
 「スタンド前まではいい感じでしたが、他馬に寄せて行ったらハミを噛んでしまいました。2コーナー過ぎに落ち着いてくれましたが、その分の差が勝ち馬との差として出てしまいました。今日は少し気難しい面を出されてしまいました。すみません」

3着 コディーノ(横山典騎手)
 「今日は風も強くて、悪い条件が重なってしまってテンションが高かった。スタートして外からぶつけられてハミを噛んでしまいました。それでも3着だし、よく頑張っていると思います。精神的な部分は慣れてもらうしかないと思いますが、2000mも2400mも問題ないと思います」

5着 タマモベストプレイ(和田騎手)
 「流れが速く、テンには行けませんでしたが、いいリズムで行けました。終いも頑張っていて、止まっている訳ではないですし、差は詰めています。距離は2400mくらい長くてもいいです。まだ馬も緩く、完成されていないので、うまく成長させたら今後面白いです」

6着 テイエムイナズマ(武豊騎手)
 「折り合いがついて、いい展開でした。一か八かで内側に入れて、バテた馬を捌くのが大変でした。でもよく来ました。能力のある馬ですね」

8着 クラウンレガーロ(三浦騎手)
 「欲を言えば、前に壁を作りたかったです。段々と前が速くなったので、それを捕まえに行った分、甘くなりました。ただ、よくバテずに頑張ってくれました」

12着 フェイムゲーム(北村宏騎手)
 「返し馬ですごくいい雰囲気でした。ゲートでも落ち着いて駐立していました。競馬はうまく行ったのですが、前が速いので、油断しないように急かして行ったのですが、ついて行けなくて最後まで頑張りきれませんでした。速いスピードに対応するのが大変でした」

13着 コパノリチャード(内田博騎手)
 「ハイペースのレース展開でしたが、馬は力んでいませんでした。敗因は分からないですね。馬は一生懸命走っているのですが・・」

14着 サトノネプチューン(戸崎騎手)
 「道中はハミを噛んでいました。力を出し切れていません」

15着 ラブリーデイ(浜中騎手)
 「相手が強かったですが、よく走ってくれました」

17着 クリノヒマラヤオー(村田騎手)
 「ビックリするくらい馬がすごく良くなっていました。前回の時も良くなっていたのですが、また良くなっていました。頑張ったと思います」

参考資料:競馬エイト、サンスポ、大スポ、JRA-VAN NEXT他

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬情報へにほんブログ村

にほんブログ村 競馬ブログへにほんブログ村

にほんブログ村 シニア日記ブログ 団塊の世代へにほんブログ村

にほんブログ村 シニア日記ブログへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする