咲とその夫

 定年退職後、「咲」と共に第二の人生を謳歌しながら、趣味のグラウンド・ゴルフに没頭。
 週末にちょこっと競馬も。
 

きさらぎ賞(GⅢ)・・・・回顧

2010-02-15 21:11:10 | スポーツ
 京都芝コースも稍重からスタートしたが、メインレースは良馬場で行われ見ごたえのあるレースとなった。


 ゲートが開くと内側から①メジャーテーストが押っつけて出て行きハナに立ちレースを引っ張った。2番手には3番人気の④インペリアルマーチ、4番人気の③シャインは控えた差のない3番手。

 4、5番手には、2番人気の⑦ダイワバーバリアンなどが続き、中団のやや後にM・デムーロ騎手絶賛の②ネオヴァンドームなど。後方待機策の1番人気の⑪レーヴドリアンは、最後方からの追走で3コーナーの坂へ。


 逃げるメジャーテーストは3馬身ほどリードを奪い単騎の逃げ。スタート後2~3F目には11.1秒 ― 11.4秒のハイラップを刻んだが、その後はペースを落とし、前半1000m通過は60.4秒。平均ペースで引っ張った。

 3コーナーの下りから後続集団が差を詰め先団に迫る。人気のレーヴドリアンも外から追い上げる構え。メジャーテーストのリードがなくなり、先団横一線になって最後の直線に入った。レーヴドリアンも後方から前に詰めてくるが、ネオヴァンドームが中団から相変わらずデムーロ騎手の好騎乗により、内側に切れ込みながらインペリアルマーチの横をこじ開けて先頭に躍り出る。

 ややエンジンの掛かりの遅いレーヴドリアンは、鞍上のムチに応えて最速の上がり34.1秒の脚を使い大外からネオヴァンドームを追い詰めるも、クビ差捉えられず無念の2着。


 TV画面を見ながらあの脚なら届くと思い・・・・・・声援を送るも、通ったコースの差と強引なまでのデムーロ騎手の騎乗技術をまたしても見せられた

 調教に跨った同騎手が、ネオユニヴァース産駒では一番の馬とのコメントを地で行ったレースとなった。クラシックに出る場合、再来日するとの勝利者インタビュー。

 なお、レーヴドリアンに騎乗の藤岡佑介騎手は「位置取りが後ろになってしまったけど、エンジンがかかってからはすごかった。VTRを見ても体がグンと沈んでいる。勝てなくて残念だけど、賞金を加算できたのは良かった」とのコメント。なお、収得賞金は1700万円となり、クラシック出走にグンと近づいたとのこと。
(出展: JRA-VAN NEXTレース回顧・コメント一部抜粋)

 レースは、デムーロ騎手のネオヴァンドームがよれたことで、インペリアルマーチの進路が狭くなったとして審議となったが到達順位のとおり確定。


 今週は、15頭の追っかけ馬が出走し、好成績を期待しながら応援するももどかしいレースが続いた二日間であった。(夫)




「ばんば調教風景」(帯広競馬場にて)

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