咲とその夫

 定年退職後、「咲」と共に第二の人生を謳歌しながら、趣味のグラウンド・ゴルフに没頭。
 週末にちょこっと競馬も。
 

今週の追っかけ馬(2月13日・14日)

2010-02-12 21:50:30 | スポーツ
 次週は、いよいよダートGⅠの“フェブラリーS”が開催されるので、楽しみに待っておりますよ。
 今週のあと1勝は、渡辺薫彦騎手の300勝なるか・・・・渡辺騎手とナリタトップロードの涙の菊花賞が思い出される。

[土曜日の追っかけ馬]
東京9R ⑨ハウオリ、⑩ストロングリターンの二頭が出走予定。
 ハウオリは、前走時に3着以内に期待していたが、連に絡む活躍でホットした。
 今回は、初のマイル戦であるが、父キングカメハメハはNHKマイルの覇者、母ノースフライトも今回調教師になることとなった角田晃一騎手を背に小雨の府中で、安田記念を勝利(生観戦した)しており、府中のマイルなら首位に突き抜けると期待。

 一方のストロングリターンは、マイル戦を中心に使われてきており、ここでも有力視されると思われるので、3着以内を期待したい。


東京11R ⑧アントニオバローズが出走予定。
 前走、前々走から一気に距離が縮まった1400m戦となるが、2戦目の未勝利で1着の実績もある。
 今月一杯で引退し3月1日から新たに調教師となる角田晃一騎手を背に、3ヶ月半の休養で立て直しが図られたとみたい・・・・・・・是非とも角田騎手に頑張ってもらいたい。
 昨年のシンザン記念の覇者でダービー3着馬の意地で・・・・・・連を期待。


京都11R ⑧トランセンドが出走予定。
 3ヶ月ぶりにターフに戻ってきたトランセンド、ダートに替えてからのダート戦4連勝、そして4走前の新潟戦で内田博幸騎手を背に圧倒的な勝利が忘れられない。

 その後、応援するも重賞レースでは、0.3秒差の4着、0.4秒差の6着と振るわなかったが、今回は、鞍上に2勝の安藤勝己騎手を迎え、オープン戦であれば突き抜けるとみた・・・・・・どうか。調教も坂路重で終い11.6秒なら。


中京7R ⑨スターリバイバルが出走予定。
 500万下8戦目の挑戦であるが見送り。


中京11R ①オークヒルズ、⑫オオトリオウジャの二頭が出走予定。
 オークヒルズは、前走1番人気に支持され中団から追走し、直線で伸びるも前を行く2頭を捉えることができず、結局、行った行ったの競馬で、0.3秒差の3着に敗れた。
 今回は、内枠が気になるが、3走目の秋山真一郎騎手がうまく外に出して、好位から差してもらいたい・・・・・・連を。

 オオトリオウジャは、1000万下4戦目、前走と前々走は、クビ、アタマ差のおしい2着。芝・ダートを問わない走りが可能。
 今回は、若手の北村友一騎手を背に、直線大外から一気に上がりオークヒルズとの叩き合いになれば・・・・・・最高

 ただ、昇級戦の馬、1000万下の常連の馬たちがひしめき、実力拮抗の面白いレースになると思う。


[土曜日の結果]
東京 9R ⑨ハウオリ・・・・・・・・・3着
     ⑩ストロングリターン・・・・1着
東京11R ⑧アントニオバローズ・・・ 16着
京都11R ⑧トランセンド・・・・・・・1着
中京 7R ⑨スターリバイバル・・・・ 13着
中京11R ①オークヒルズ・・・・・・・7着
     ⑫オオトリオウジャ・・・・・8着
 


[日曜日の追っかけ馬]
東京7R ⑥タイキドゥカティが出走予定。
9ヶ月ぶりの出走となるが、C・ルメールを鞍上にダントツの1番人気になるのではないだろうか・・・・・・レース観戦。


東京9R ⑨ソリタリーキングが出走予定。
 2戦とも後方待機策から、徐々に押し上げて難なく勝ちあがっており、今回も東上の武豊騎手を背に1F短い府中の左廻りであるが、問題なく勝ちあがると思っているがどうか・・・・馬単を狙いたい。


東京11R ③ヒカルカザブエ、⑬フォゲッタブルの二頭が出走予定。
 ヒカルカザブエは、前走中山金杯に出走し2番人気に支持されるも、最後の直線でインが空かないため0.2秒差の7着の大混戦であった・・・・・涙。

 今回は、広い東京コースの3400mの長距離戦、父ジャングルポケットから受け継いだ血が騒ぐか。
 調教を終えた岡田稲男師は「先週に時計を出したので、今週はサッとやるつもりだったが、時計が出てしまうくらい具合がいい」と満足そうだった・・・・とのこと。

 強豪ひしめく中、4週連続重賞Vの横山典弘騎手・・・・・今週もやってくれるかな。

 一方のフォゲッタブルは、菊花賞ハナ差の2着、有馬記念は0.2秒差の4着、暮れの中山でのステーヤーズSで重賞初制覇の実力馬。

 父ダンスインザダーク、母エアグルーブ、母父トニービーンの良血馬、ここは主戦の武豊騎手に戻り連以上を狙えると思っている。

 調教に跨った武豊騎手は、「動きは良かった。先週も同じ内容だったけど、今週の方が良かったかな。後ろ脚がしっかりして、力強くなった」と好感触を得ていた・・・・とのコメント。

 追っかけ馬の2頭にジャガーメイル、モンテクリスエス辺りが絡んだ馬券を・・・・。


京都10R ⑥ヤマニンウイスカーが出走予定。
 前走プラス6kg、前々走プラス10kgと馬体重増が応えたか、それぞれ0.2秒差の2着。今回は、3F短い1800m戦となるが、以前このレースで2着の実績もあり苦にしないと思われる。
 今回は、M・デムーロ騎手を鞍上に引き続き1番人気かも・・・・・連を期待。


京都12R⑧フロムスクラッチ、⑯マイティストームの二頭が出走予定。
 フロムスクラッチの前走は、この馬をはじめ逃げていた馬が総崩れのレース展開で15着敗退。今回も同型が多く厳しい展開となりそうで掲示板確保なら・・・・見送り。

 マイティストームも昇級戦の壁か、昇級の3走ともによくない成績。前走は、4ヶ月ぶりの出走も大敗を記しており、今回も厳しいとみて・・・・・見送り。


中京11R ④スタッドジェルランが出走予定。
 ここのところ馬券の恩恵に預かっているこの馬、準オープンへの昇級戦であるが、今までの実力からみて一気にクリアーし晴れてオープン馬として勝ちあがってもらいたい。
 今回も鞍上は、佐藤哲三騎手でもありその期待は大きいと・・・・・・単で突き抜けると。


 今週は、追っかけ馬が、な・・何と、15頭も出走してくれる。そのうち勝てそうな馬、連帯しそうな馬など期待馬が多いと思っており・・・・・楽しみ(夫)



[日曜日の結果]
東京7R ⑥タイキドゥカティ・・・・・・・3着
東京9R ⑨ソリタリーキング・・・・・・・2着
東京11R ③ヒカルカザブエ・・・・・・・ 8着
     ⑬フォゲッタブル・・・・・・・ 1着
京都10R ⑥ヤマニンウイスカー・・・・・ 7着
京都12R ⑧フロムスクラッチ・・・・・・16着
     ⑯マイティストーム・・・・・・ 9着
中京11R ④スタッドジェルラン・・・・・ 7着



「花畑牧場にて」(北海道十勝)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

やっと見ました“おとうと”

2010-02-12 21:49:30 | レビュー
 我が家では、毎週月曜日の20:00からNHKの“鶴瓶の家族に乾杯”を見て楽しんでいますが、この度、山田洋次監督作品の“母べえ”に続いて、鶴瓶ちゃんが大女優の吉永小百合さんと共演する映画“おとうと”が完成したとのこと。

 封切りは、1月30日と知っていたが、観賞に行く機会が訪れなかった。
 やっと時間が取れた祝日の昨日、家内が「“おとうと”を見に行こうか」と。

 映画館は、中年のご夫婦、女性同士、おじさんが一人で・・・・といった風に中高年で満員御礼。久しぶりに満員の観客をみた思い・・・・・・そうか、今までは平日に行ってたから


 数ある山田洋次監督作品は、人情あり、笑いあり、涙ありと・・・・・人の温かみのある作品が多いので、期待をしながらの観賞。


 主人公のしっかりものの姉と生まれたままの子供のような弟、脇を固める娘の蒼井憂、義母の加藤治子、実兄の小林念侍、近所の笹野高史、森本レオ、大阪の施設の小日向文世、石田ゆり子さんなど総々たる出演者。


 娘“小春”の結婚式のシーンに行方知れずの“おとうと”が突然表れる・・・・観客は、「何か仕出かして、姉や親族を困らせるのではないかと」ハラハラして映画に釘付けにされる・・・・うまい導入。さすが、よー、山田監督


 「東京の郊外で、夫亡きあと小さな薬局を営み、一人娘の小春を育ててきた姉・吟子。大阪で何ひとつ成し遂げないまま歳を重ねてしまった弟・鉄郎。音信不通だった彼が突然、小春の結婚式に現れる。以前も吟子の夫の十三回忌で、酔っ払い大暴れした鉄郎。今日は一滴も飲まないと約束するが、酒を目の前にした鉄郎は我慢できず、酔っぱらって大騒ぎ、披露宴を台無しにしてしまう。
 激怒する身内の中、鉄郎をかばうのは吟子だけだったが、後日、ある出来事がきっかけで、吟子は鉄郎に絶縁を言い渡してしまう。肩を落として出ていく鉄郎の背中に不吉な予感を覚える吟子だったが……。」(出展:「おとうと」公式HP)



(出展:「おとうと」公式HP)


 心に残ったシーンと台詞・・・・・・。
 失敗ばかりの弟、借金の肩代わりをさせる弟、そんなハチャメチャな弟を娘小春が、“お母さん、どうしてそんな叔父さんをいつまでもかばうの縁を切りなさいよ”と言うと。

 母である姉の台詞
「貴方のお父さんはね、私の弟である叔父さんは、兄弟や親族から爪弾きにされているが、そんな義弟でも一つくらいは、自慢のできることをさせてあげたいから、是非とも生まれた娘の名前をつけてほしいと頼んだのよ。分かるお父さんの気持ちが。」

 だから、どんなことがあっても、できの悪い弟でも縁を切ることなんかできないというシーン・・・・・・・こちらまで涙がキラリと。


 “おとうと”と姉の最後の別れのシーンも感動するが、先ほどの台詞などが・・・・・・ジーンときて、できは悪いが、姉として本当に弟のことを生涯思っていたのだと。


 いろいろな形での家族愛を垣間見ることができ、映画が終わって出て行く観客のすべてのみなさん、涙目でしたよ

 美しい姉に感動、「姉ちゃん、姉ちゃん」と生涯慕うできの悪い弟に感動の映画・・・・・・小百合さん、鶴瓶ちゃん、良かったです (咲・夫)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする