ねーさんとバンビーナの毎日

「静」→ 「淡」→ 「戻」→ 「無」→「休」→「解・涛」→「涛・停」→「抜」→24年「歩」 最終章序章スタート!

昨日の晩のお月さま

2012年05月06日 19時46分40秒 | 味わうねーさん
昨日の晩、

「さぁ暗くなったしカーテン閉めましょう。」

と思って窓際に行き、カーテンに手をやると、窓から目に飛び込んできたお月さま。


「あらぁ?やけに今日のお月さまは明るい感じ・・・
こんなにキレイに見えたかしら?いつも??」

と思って、しばし目の前に輝いてるお月さまに見とれてしまいました。

雲も何もかかってなくて闇夜にクリアーに光っているお月さまは都会の中でも何かこうとっても絵になります。


夜も更け、お布団に入って寝転がりながらスマフォでいろいろ情報を探ってると、5月5~6日に見えるお月さまが「スーパームーン」と言って、いつもよりもかなり大きく見えるという情報に遭遇。


「あぁ、これだからなのねぇ・・・」


起きあがって窓際から写真をパチリ。


いつもより30%明るく14%大きいお月さま。
素敵な夜でしたね。

その子、反抗してるのか、屈折してるのか、腐ってしまっているのか。

2012年05月06日 16時36分17秒 | 観察屋ねーさん
薬物に手を出す不良っています。

オバチャマ世代だと代表的なのがシンナーであります。

オバチャマはやってませんけども、近所の1つ上(昭和40年生まれヘビ年)のお姉さんが中学に入ったらグレまくりまして(小学生時代はホントいいお姉さんでみんなでよく遊んだのに!)、中3の頃はもう毎日自宅が「シンナー祭り」状態と化しており、近所の派出所の警官も時々注意に訪れるほどになっておりました。

男女8人くらい毎日放課後来ていたと思われます。
まぁ外にまでシンナーのあのくさ~~~い匂いが漂ってくるほど、男女8人はもうろうとした状態で盛り上がって(?)おりました。

TBSで『積み木崩し』というドラマがありましたけども、さながら「あのまんま」でありました。

家を閉め出されて、

「あけろよぉぉぉぉ~~~(ドアをガンガン足蹴り)」
「ふざけんじゃねぇぇぇーーーー(ドアをガンガン足蹴り)」

のあの名物?シーンもオバチャマの現実の中ではリアルにしょっちゅう展開されており、ひとつ年下のオバチャマは中学生の子供ながらに、

「どうして○○ちゃん(グレてしまったお姉さん)はあんなことになっちゃったんだろう・・・」

って、つくづく考えさせられましたっけ。


このお姉さんのご両親。
実はカタギの方ではなかったんですねぇ・・・
いや、過去「○○ザだった・・・」って方。
その道から足を洗って地元(地方(西のほう))を離れ、都会に出てきたようなんですが、夏場のノースリーブや半袖の洋服になるとサポーターで隠してはいるんですが入れ墨が見え隠れしていて、「おっとぉぉぉ・・・っ」「オヨヨ・・・っっ」と驚いたものです。

が、ご両親、とっても優しい方で、自治会の活動なんかもきちんと参加してましたし、会えば自然な笑みを浮かべて挨拶してくるし、子供にも目線を下げられるようなオジサンとオバサンだったので、「怖い」とか「キライ」とかそういう意識は全然ございませんでした。

オジサンとは随分お話した記憶もあります。
なんか愛嬌があって面白かったから。

中学に上がった頃にお父さんのほうがお亡くなりになって、母一人・子一人で生活が始まってから、何か○○ちゃんが急に変わっていってしまった・・・表情まで激変していってしまった・・・(目つきが妙に据わるといいましょうか・・・)と記憶しております。

お父さんがお亡くなりになって、お母さんのほうも何か激変してしまいました。
そう、お酒におぼれていってしまったんですね。
朝から晩まで酔っぱらってました。
その家の前を通ると、シンナーとお酒が混じった匂いがしてきましたっけ。
オバサンはお酒が切れると近所中を「ピンポーン!」と訪問して「お酒ない?あったら貸して。」と昼夜かまわずに訪ね歩いてましたっけ。


オバチャマは中学2年生くらいでしたけども、あの光景はなんともなんとも切なくなりました。

「いやだなぁ・・・」とか
「なんなのよ一体・・・」とか、
「迷惑この上ないわ・・・」とか、
「非常識だなぁ・・・」とか、
「うぜーなぁ・・・」とか、

そういうことでは割り切れない、あちらさんの事情っていうか、心情がありありと見えてきてしまうからであります。


この話しをオトナになってつい最近友人に話したときに、

「○○○ちゃん、当時は中学生でまだまだ子供なのに、そんな風に感じられる子だったんだ・・・」

「グレてしまったそのお姉さんはきっととにかく淋しかったのよ・・・・」

ってなんか二人で涙が出てきたんですけどもね。


不良でもこうなってしまう人って反抗心からじゃぁないんですよね。
腐ってしまったんですよ。


金八先生2の中のセリフで、

「15(歳)の子供の精神が腐るわけがない。
腐らせちゃいけない。」

っていうようなのがあったかと思うんだけども、

「精神を腐らされてしまったお姉さんが現実にあそこにいるよ、もう・・・あ~あ・・・空しい・・・」

と思いながらドラマを見ましたよ。


高校生になった頃(昭和50年代)、このお姉さんのお母さんがお亡くなりになりました。
自宅で亡くなっていたのですわ。
警察や地域の内科医院の先生が現場検証で観に来ておりました。


後になって病院の先生が内輪内輪に話したそうです。

「打撲の後が数カ所確認できたから「もしや・・・」と思ったけども、そこに疑いをかけてあの子供をさらに追い詰めるのは可哀相すぎる。」

と。


町医者のこの先生は、このお姉さんの生い立ちや日常、ご両親の素性を知っていて、「まだこんなに若い子供に疑いをかけて罪を追求してとことん追い詰めるよりも将来に希望を・・・」と考えて判断したのだよね。
で、検死の結論は病死扱いだったんだよねぇ。


後々、お姉さんは結婚して子供もでき、更正して、立派に主婦&母親業しておりました。

「昔ヤンキーだったような親がモンスターペアレントになるんだよね~」とか世間は軽口を叩きますけども、「いや、いちがいにそうとも言い切れないぜ?案外真面目な左巻きがそうだったりっていう意外なこともあるんだぜ??」と思いますね。

「ダンナさんもできて、子供もできて、やっと○○ちゃんなりの幸せが掴めたのね。よかったわね。」

って、近所のみなさん安堵しておりましたっけ。


そんな幸せな時期が長く続いたのに、4年ほど前、このお姉さん(40そこそこ)がガンで亡くなったことを知らされました。愕然としましたっけ。
お葬式には随分と同級生(ヤンキーじゃない普通だった同級生も)も訪れていたってことを聞いて、不良でどうしようもなかったかもしれないけど「彼女がどうして当時腐ってしまったのかを理解できていた同級生はいた」ってことなんだろうと・・・。



オバチャマももう、反抗も屈折も腐ってしまうのも、なんか、こう、許容できます。
ただ、「そういう人達をヒーロー扱いするのはマズイ」っていう、この1点だけは、ココロに留めていますが。




梅ちゃん先生、、、なにか・・・?

2012年05月06日 16時24分59秒 | まんまねーさん
住まい横の街の本屋(←昭和30年代そのまま風)で雑誌などをチェックする。

音楽雑誌などが平積みされているところに、話題のロックバンド『ONE OK ROCK』が表紙になったROCK'N ONがあり、「『ONE OK ROCK(ワンオクロック)』ってどんなん?」と思って中をペラペラめくると、ボーカルTAKAクンの1万字インタビューとやらのページがあって読みふける。

写真を眺めながら、

「あんらぁ、、、、目元がまんま森昌子で、口元がまんま森進一だよぉぉぉ・・・まさしくあのご両親のご子息だわ・・・」

と納得。

しばし突っ立って読みふけり、平積みされているところに戻そうと屈んだその瞬間、


「ドサッ!(バサッ!!)」


と頭をもろに直撃する一冊の本が上の棚から落ちてくる。


「痛いなぁぁぁ、なによぅぅぅ・・・」


とその本を手に取ると、NHK朝ドラの『梅ちゃん先生』のガイド本。


まるでドリフのコントさながらの命中(大きなタライが頭を直撃するコント)で自分で自分に可笑しくなり笑いがこみ上げてきたんだが、梅ちゃん先生による何かのお告げだったのでしょうか・・・。