明菜様といえばスター誕生。
私含めクラスの仲良し5名でスター誕生の公開録画を観に行ったことがあった。
そうあれは中学3年生の時ね。後楽園ホールか。
部活も引退した夏以降だったかな。
受験勉強もそうだけど、私らにして見れば、あの時代は「渋谷原宿公開録画巡り」が外せなかった訳だ。笑笑
(親は芸能界マスコミを恨んでましたよ。「子供はこっちが楽しいに決まってるものねぇ、勉強しなくなって困るわ」って。笑笑)
( 追 記 )
「1982年5月1日、16歳の時にシングル「スローモーション」でデビューし、」とあるから、高校受験も終えて卒業式も終えるか終えないかの3月あたりか、観に行ったの。
よく同時に5名分の入場券が当たったもんだわ。(輪ゴムで止めて応募したのかなぁ、、、レッツヤン応募方式。)
恒例のデビューコーナーが中森明菜様で。
今思い返せば凄く貴重だったわけで。
スター誕生のデビューコーナー、記憶のある方はお分かりかと思うけど、客席の中に立つ場所があってそこで歌うって演出だった。
明菜様がそこにやってきてイントロが流れる。
もう見ていられないほどにマイクを持つ手がガっクガクに震えていて、「えっ大丈夫か?!」って感じだった。
やっぱり2回歌い出せなかった。
友達らと「あんな感じで芸能界大丈夫なんだろうか、、、シレッとやれないとこの先キツそ、、、」と思わず言った。
「おいコラ、中3のガキらが偉そーに」だけど、ホントに心配になる程にガタガタに震えていた中森明菜様、未だに記憶の中の映像に残っている。
3回目の正直で♪スローモーションを歌い上げてホッとした。
「生じゃなくて録画で良かったよぅ」である。
デビュー後の明菜様は承知の通りの大当たり。
♪デザイアーの辺りからの豹変ぶり肝の座り方をテレビで観るたびに、
「あの時ガタガタで歌えなかった明菜が、、、」
と、毎度心の中でそのギャップを埋める作業をしていた気がする。笑
本気でしか出来ないんだろう。
並べちゃ申し訳ないけど、松本伊代さんとか早見優さんのほうがサラッと器用にやれちゃう感じ。
「仕事だから」ってあたりでスタッフの言う通りに器用に立ち回れる感じ。
スタッフ受けが良さそうなのは今でもっても垣間見れる感じ。
そこにきて明菜様は、
「仕事は仕事だけど私が表現者の限り、私が納得できないとやれないんだもん!!!
作ってるのは私ではないけど最終的に私が表現しなきゃいけないんだよ?!
納得できないのは納得できないし、やれないよ!」
って感じ。
「本気」は感動させるんだよなぁ。
コレは芸能界関係なくなんでもそう。
「ウケ狙い」ならば「本気」でなくて「巧妙な嘘ん気」の方が逆に良いかもしれん。
再始動で本気見せてくれると嬉しいなぁ。
数年前にピンクレディーがレコ大で本気のメドレーやったのも感動したしなぁ。