手順書ありき、マニュアルありき、道具ありき、お便利ツールありき、、、
「これらを手元に置けば何とかなる」な世の中になって久しい。
こういう流れになって30年くらいは経つかしら。
今も仕事場の男性社員がおかしい。40代後半と思う。
マニュアルを読んだり、出来上がったシステムを使いこなすのは非常に上手なんだが、大学卒業後、長年この仕事に勤しんできているのに仕事の段取りが超おかしい。
ただ一見すると身のこなしは凄くちゃんとしてる風には見える。(見抜けない人は頼りさえする)
だけど仕事が身についてる人が関わると、「皆、距離を置きつつ、、、」になってしまう。
「あの人ちょっと残念なんだよねぇ、、、」と裏で言われてしまうのもまぁ仕方がない。
わかりやすい症状としては、
1、何でもかんでもまずは「それをやらなくて良い方向性の思考」をする(やらねばダメなんだよ〜自分の立場も考えなきゃ。)
2、締め切りギリギリまで寝かしてしまう、納期超えは当たり前で開き直っている(メンバーから受け取って返さなきゃいけないような仕事も放って平気。できない理由さえも流暢に話して周りを納得させてしまう。)
3、口だけは長けている、というか、会話の仕方に隙がなく、自分の話に相手の口を挟ませない会話展開を徹底している。
4、何度もやってきているだろう業務がフローに描けない。ただ手順書は書ける。
なので段取りを組めないのは仕方がないっちゃー仕方がない。
つまり、手順書ありきでしか仕事をやってきていない証拠。
5、手順に落ちてきた状態になると拾って、何もないところから手順に落ちるくらいまで一先ず作り上げた人に「かなり○上からの(✖️偉そうな)口調でダメ出し」したりする。
「そこをチェックする前の段階をお前がやるんだよ!それをやらないで人にやらせてどうすんだよ!」と上長からご指導が入る事態もあるが本人は平気。(これは見ていてハラハラする。ムカついてる方は現にいるが本人は全く平気。)
6、頭痛持ちである。(休みの理由は必ずコレ)
「あ〜あ、またもこの現場にいるかぁ。」とヤレヤレしながら関わっているが、人生の先輩が会うたびに口にする、
「学校教育から間違ってて、それで教育されてきちゃったから仕方がない。」
っていうその根本の上に、社会に出たら出たで手順書が整っちゃってるから、もう、まじで知らねーぞー。
「手順書やら便利グッズは横に置いて、自分で一からやってみる」を課す時期を作って、無理してでもこなしてみる経験をしないから、こうなっちゃうんですよぅ。
「発達障害」とは違います、、、(それっぽい雰囲気はあるけど違うね。)