産経ニュースの記事より。
森元首相へのインタビュー記事の中で突かれたところ。
小沢さんとカネの話は古くて新しい話でもあり、新しくて古い話でもある。
つまりそれだけ長いってことだ。
疑惑は全然消えないよね…。
彼が面倒をみてるチルドレンは次の選挙が危ない連中ばっかりだから、その心理を見透かして「消費税増税反対の人はこの指とまれ」とやるのは手っ取り早いよな。
うまいといえばうまいし、ずるいといえばずるい。
でも
税制は絶対に政局のテコにしちゃいけない。
ましてや
消費税を創設した竹下登内閣で官房副長官を務め、細川護煕連立内閣で国民福祉税を仕掛けた人(=小沢氏)だ。
それに平成19年秋、福田康夫首相に大連立を持ちかけた際、「日本を救うためには大連立しかない。
消費税増税を言った政党が選挙で負けるような国はよくないんだ。だから一緒にやろう」こう言った。
だから「そこまで言うならば」と福田さんに話を通したんだよ。
それが今になって「消費税増税反対」なんてチャンチャラおかしいだろ。
そもそも「政治の劣化」を言われるようになったのはなぜか。
劣化するような政治家の選び方にしてしまったからじゃないのかな。
対立候補より一票でも多く集めるためにポピュリズムに走り、税や外交など特定分野でコツコツと勉強する人には光が当たらない。
先日、
河野洋平元衆院議長が選挙制度改革の会合で小選挙区制導入について「自分にも大変な責任がある。不明を恥じる」とおっしゃったんだ。
いや、立派…。
過ちを正すことも大事なことなんです。
大阪維新の会を率いる橋下徹大阪市長も教育改革などで「結構いいことを言っているな」と思ってたけど、
「それは国政に進出するための手段だった」と言うのであれば、大阪府民をコケにしたことになるんじゃないか。
福井の方々は本当にお気の毒だと思うよ。
何も
彼らはお金に困って、あの美しい海岸に原発を引き受けたわけじゃない。
関西の人たちを助けるためでしょ。
それなのに
滋賀県の女性知事に「こっちは30キロしか離れていないんです」なんて言われてさ。
まるで悪者扱いじゃないか。
がれき処理の問題も根っこは同じだろ。
都会の人が豊かに暮らせるのは田舎の人が支えているからでしょ。
それを「子どもの健康被害を考えたらがれきなんか持ってきてもらったら困ります」なんて、よく言えたもんだと思うね。
日本人はいつから心を失ってしまったのかな。
新党構想はもともと国民新党の亀井静香前代表が温めてきたんだろ。
実は1月23日の冬柴さんのお別れの会から帰京する時、新幹線で亀井さんと同席したんだ。その時、彼はこう言ってたんだよ。
「国民新党はもうおしまいだ。
次の選挙で俺以外はみんな落選する。
だから
みんなを救うには橋下、石原両氏をくっつけて大きな箔(はく)をつけてやるしかない。俺はそれに命をかけるんだ!」
愛すべき男だろ。
それなのに自分が作った国民新党まで追い出されちゃってさ。
石原さんもちょっと冷たいよな。
「自業自得だ」とはね。
亀井さんとは長い付き合いだからつくづく思うけど、彼は「男はつらいよ」の寅さんなんだよ。
女に惚(ほ)れて、苦労してやっとの思いで困難を解決すると、女は別の男とくっついて「寅さん、ありがとう」って。
何度も言うけど
消費税の問題はもう先送りできない。
お互い足を引っ張らずにきっちり結論を出すしかないでしょ。
それで民主党が割れても仕方ないじゃないか。
小沢さんたち政局派、心の奥でなおも社会主義を信奉する人たち、そして自由と民主主義を信条とする人たち-の3つくらいにね。
そうなったら自民党も民主党も同じ旗の下に集まって一緒にやるべきだと思うよ。
日本国のために。
自民党も逆立ちすりゃあ民主自由党だろ。
これを政界再編と言うならば、それはそれでも構わない。
日本で本当の議会制民主主義が軌道に乗るかどうかの一番のチャンスかもしれない。
小沢さんが20年以上政界再編を唱えて成就しないのはなぜだか分かるかい?
「国家のため」と言いながら、心の中では「自分がどう生き延びるか」と邪な気持ちを抱いてきたからじゃないのかな。
野田佳彦首相に内に秘めたる闘志があるのか。
もしかしたらあるかもしれないよ。
「この世の闇におれが光をあててやる」という闘志がね。
消費税に「命を賭ける」とまで言ったんだ。
どうせつぶされるにしても、やるべきことをやって「男・野田はここにあり」ってのを見せてほしいな。
(感想1)
政治に限った話しでなくて、その時の局面だけの事実を拾って、そこに対する手段の○結論(×結果)だけ出して、「この指とまれ~!」で数を拾って実行していくタイプ、オバチャマは(昔から)大の大の大嫌いなんですよ。(あ~やだっ、っとに。(苦笑))
だから絶対に賛同もしない。
でも賛同する人は(案外)多いっていう・・・ね。
しかもそれを自分の何かを達成させるための手段として逆利用する人もいたりね。(←こういう人もキライなの、自分○勝手(×本意)だから。(苦笑))
なんで賛同しないって?
何かを本気で実行しようと考える人間が考えることは局面だけじゃないハズですから。
いや、その時の局面を見て、何かの手段をこうじていく人っていうのは事実います。
が!
こういう人っていうのは一人でやります。
まぁそのことで発生する仕事に対して何人かを使うかもしれませんけども、奥に秘めている考え方を理解できる人間を慎重に選びますから、お得(×徳)の分配も何もないです。(理解できる人は、自分のお金欲しさとか、自分の権力欲しさとか、そういうことが先決じゃないから。)
数を集めて何かを簡単にひっくり返そうっていうやり方しませんから。
『仕掛け』なんかより『仕込み』をしますよ。
(感想2)
「みんなを救う為に箔付けしてやろう。」っていう考え方。
確かに愛すべき人かもしれない。
でも、箔付けの箔の目利きがおかしかったらたまったもんじゃない。
オバチャマ個人では、昨年の3月くらいにこういうのに似た事態が自分に降りかかった。
「箔付けしてやろう。」的に考えてやってる人に協力してやらねばならない事態が降りかかってきた。
まぁ、オバチャマはマジでドキドキもんで、
「このオヤジの真意がどこにあって、目利きもどんなもんなんだろう?
ホンモノか、ウソもんか??」
「箔付け先の状況も聞こえてくる事実以外の真実はどこら辺にあるんだろう?」
ってハラハラしっぱなしだった。
オバチャマは「こりゃいくらなんでも危険すぎ!」と察して大噴火。
着火点は単純。
「箔付け作業に動いていたオヤジがその仕事は私欲でしかなかった(成功報酬だけもらえればいいっていう考え方よ)・・・」ということがバレバレの発言をしたから。
森元首相も、イロイロ言われちゃう人だけども、なんでか??
思慮深くないんだよぅ、オジサン!!(苦笑)