さそりのらびりんす~たわごと~

慢性膵炎持ちのあゆが気ままに書く、たわごと日記です。

ごあいさつ

ようこそ、いらっしゃいました。あゆと申します。
2005年に慢性膵炎を発症いたしました。
闘病記録に日々のあれこれ、趣味のこと。
たわごとに寝言、なんでもありの内容となっております。
時折現れる、さそりの毒にはご注意を。(^_-)-☆

慢性膵炎の経緯はこちら。重症急性膵炎の闘病記はこちら
過去の入院・検査記録はこちら。お薬の履歴はこちら
膵臓に関する記事は、あくまで素人の作った内容です。
間違いが含まれている可能性はありますので、あくまで自己責任ということで情報を利用してください。

ご意見のある方はayushirokun☆hotmail.comへ、☆を@に変えてメール送信してください。
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チェーンメールに注意

2011年03月12日 23時33分51秒 | たわごと
一夜あけて。
被害状況がさらに明らかになってきました。
目も覆う惨状です。
これは東北・関東に限らず、
日本全体に起こった大災害であり
関西の人間であっても
関心・無関心に関わらず、
やがて色んな面で影響を受けることになるでしょう。
日本に住んでいる人全員で乗りきらなければならない難局です。

阪神大震災はとても辛い出来事でした。
でも、阪神大震災と異なり、今回は被害が非常に広範囲です。
そのため、救助の手がなかなか伸びません。
水没してしまった街はどうなるのか。
病人・けが人はどこに運べばいいのか。
孤立する人をどうすれば早く救出できるのか。

今まで自分が抱えてきた悩みが
本当にちっぽけで贅沢なものであったと気づきました。
住む家があって、食べるご飯があれば、
それ以上何を望むことがありましょう。
重ね重ね。
亡くなられた方々のご冥福を祈るとともに
被害に逢われた方々に心よりお見舞いを申し上げます。

幸いにして、東北・関東に住む友人・知人・親戚は無事でした。
少しだけ安堵しました。

ところで、夕方の枝野官房長官の会見でも取り上げられたように
いろんなチェーンメールが流れているようです。

石油コンビナートの事故関係のは明らかに悪質ですが
善意につけこんだこんなメールもありました。

以下、転載。

↓ ↓ ↓
■お願い■
関西電力で働いている友達からのお願いなのですが、
本日18時以降関東の電気の備蓄が底をつくらしく、
中部電力や関西電力からも送電を行うらしいです。
一人が少しの節電をするだけで、
関東の方の携帯が充電を出来て情報を得たり、
病院にいる方が医療機器を使えるようになり救われます!
こんなことくらいしか関西に住む僕たちには、
祈る以外の行動として出来ないです!
このメールをできるだけ多くの方に送信をお願い致します!


********

節電自体は悪いことでありませんが
関西電力がこんなメールを流すわけがありません。
本当に必要ならTVで流すでしょう。
電力供給協力はしているようですが
関西と関東ではヘルツが違うから
あまり意味がないような気も。

私たちに出来ることは祈ることぐらいかと思っていたら
秋田の空に向かって祈りをささげましょう、
というチェーンメールもきました。
祈るのは他人に強制されることじゃありません。
チェーンメールは内容がどうであれ、
安易に流さないようにしましょう。
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地震

2011年03月11日 20時24分05秒 | たわごと
3時過ぎ、友達から東北で強い地震があったとメールが来ました。
私自身は地震があったことすら気づかなかったので
のんびりとTVをつけてみたら。。。
激しい津波があらゆるものをのみ込んでいく姿が映されていました。
これが現実に起こっていることだとは。
俄には信じられませんでした。
胸が痛いです。

阪神大震災の180倍の規模だそうです。
みなさま、ご無事でしょうか。
被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。
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本日診察日

2011年03月10日 14時03分01秒 | 慢性膵炎の通院
今日は予約診察日でした。
ちょっとヤバかったけど、なんとかもちました。
今朝は思いの外体調が良く、倦怠感も痛みも殆どなし。
朝ご飯に久々に素焼きトーストが食べられました。
いつもは採血があるから朝ご飯抜きで行くのですが
食後血糖はどうだかな?と、あえて食べてみることに。

今日は冷え込んでて、血管が出ない。。。
一度失敗されたあと、お湯が登場。
忙しい中、私のブースだけ採血が止まる。
はじめから上手なおじさんに当たればいいのだけど
女性検査技師に当たると失敗の確率が高い。
結局、手の甲で採血。
二度目は成功でした。

今日の診察のポイントは3つ。
1)花粉症の薬を飲んでもいいか?
2)前回の外注結果を聞く
3)殿の異動の有無の確認←最重要事項

採血してから1時間弱で呼ばれました。
病院到着からは1時間半。
早いほうですね。

日曜日からの不調を伝えて、まずは触診。
意外にこれが痛くない。
復調は確実っぽい。
白血球も3100とギリセーフでした。

外注の結果は聞く前に殿自らプリントアウトしてくださってました。
何回か連続で聞いていたら、頭のいい人だから覚えちゃうのでしょうね。
私には真似できないな。。。(爆)

というわけで、外注結果。


アミが高かったけど、S型の割合が増えてる。
最近ずっとアミが200overなのですが
これはS型が上昇している影響なのかな。
・・・ってこんな話は主治医とはしていません。
自己理解。ww

花粉症の薬はOKとのこと。
そして、最大の懸念事項の異動。
こちらも、
「今のところはないよ。」
とのことで安堵いたしました。
一応、無駄とは知りつつ
「異動しないでくださいねっ。」
とはお願いしておきました。
少しは効果があればいいのですが。

「そろそろ検査しましょうね。」
と切り出されたので、何の検査かと思ったらCT。
うっ。。。
もうそんな季節がやってまいりましたか。
(前回は去年7月)
アレルギーはないけど、CTの造影剤は苦手だあ。
次回は5週間後で、CT検査のあと診察です。

診察室を出てから、今日の結果を見ました。
後で気づいたけど、採血結果に対する会話は一切なかったわ。(爆)
Amy 210 (基準値37~120)
Hgb 10.6 (基準値10.7~15)
Hct 31.9 (基準値34.4~44.4)
TG 39 (基準値50~150)
Glu 80 (基準値60~110)

こんなところかな。
詳しい結果は以下のとおり。


食べても食べなくても血糖値は一緒だという結果が出ました。
わざわざ空腹で採血する意味はないかも。

診察代4310円、お薬代11400円。
採血はまたもコピペ疑惑。

免疫関係やトリプシン等が入ってたので、高かった。

今日のお薬

いつもどおりの処方ナリ。
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引きこもり

2011年03月08日 17時00分22秒 | たわごと
強烈な怠さから立ち直り中です。
点滴に行かなくても持ち直してきたのは
ちょっとだけ自信になったかな。
(単なる過信か?

一昨日は動くのもおっくうでしたが
昨日は階段が厳しいぐらいになり
今日はぼちぼち歩けそう。
体調の悪い時に冷えは厳禁なので
日中の暖かい時間にてくてく歩いて図書館まで行ってきました。
色々借りてきた~。



これで引きこもりになれます。

菅ちゃんの書いた「京大少年」は1時間でさらっと読めちゃいました。
宇治原くんは頭もいいけど真面目なんだなあ。
京大や東大(&医学部)に行く人間はガリ勉だと思いがちだけど、
ガリ勉すれば誰でも行けるものじゃない。
そもそも頭脳の質が違うのだ・・・と私は思う。(笑)
「京大少年」は小説というより軽~いエッセイだったので
病院の待ち時間に読むのに良かったかもしれません。

「医者が教える患者力」
こちらは明後日の待ち時間に読もうと思って借りてきたもの。
患者が医者と接するに当たっての心構え等が
わかりやすく書いてあります。
読みやすいのでうっかりしていると今日中に読んでしまいそうです。

「運命の人」
山崎豊子さん最新刊。
沖縄返還に関する密約云々のお話。
「二つの祖国」と同じく裁判の記録が延々出てくるので
そこはつい早送りになってしまいます。
先日、偶然にも沖縄返還に関わった
若林敬さんのドキュメンタリードラマを見ました。
戦敗国が領土を返して貰うにはきれい事では済まないのだなあ。。。と実感。
今の日本に若林さんほどの政治学者はいないのでしょうかね。
その前に政治家に信念がないから論外か。
沖縄返還交渉からすると、北方領土を
「日本の領土だ、返せ返せ。」
で返してくれるほど甘くないのでしょう。
例によって色々考えさせられる内容です。

我が家の玄関に飾ってある七福神。
miyねーさま、こんな感じですわ。←名指し
淡路島に七福神巡りに行った時に買ってきました。

ちょうど膵炎を発症した頃にお詣りしてきました。
福は来たのかしらぁ?(笑)
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寒の戻り

2011年03月06日 22時00分37秒 | 慢性膵炎と日常生活
どうやら寒の戻りにやられたようです。
土曜日の朝からやけにだるいなぁと思っていたら
夜になって鳩尾と左背中が痛みだしました。
忘れかけてた懐かしい感覚です。
そのせいか、昨夜はトイレが汚れている夢を見てしまいました。
夢占い云々は関係なしで。
体調の悪い時は寝ていても気持ち悪いものだから
汚水やトイレの夢を見てしまうんだろうなと思います。
今朝は倦怠感がきつくて、なかなか起き上がれず。。。
痛いといっても食べなきゃなんともないし
ボルサポも2時間ぐらいは効いてくれます。
ご飯は受け付けないのに
たまごぼーろは食べられるから不思議。
今週の木曜日が予約診察日なので、
出来ればそこまで踏ん張りたいところ。
明日は賞味期限間近のエレンタールを消費してみるかな。
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リパーゼの重要性

2011年03月04日 18時07分01秒 | 慢性膵炎と日常生活
急性膵炎の診療ガイドラインを読んでいたら
興味深い記述を発見しました。
というわけで今日は私のお勉強備忘録です。
今更ながらの内容かも。

血清アミラーゼは迅速測定が出来るという利点があるが
特異度・感度とも低いという欠点がある。
特異度の低さ→膵疾患以外でも高値を示す。
感度の低さ→慢性膵炎を背景とするアルコール性急性膵炎では数値が上がらないことが多い。

そのため、急性膵炎の診断の際にもっとも有効となる膵酵素はリパーゼ。
リパーゼの急性膵炎に対する感度は85~100%、特異度84~99%。
血中アミラーゼが正常である場合の急性膵炎の診断に有効とのこと。

おっと。
感度&特異度って何のことだ?

感 度・・・病気である場合に検査が陽性と出る確率。
特異度・・・病気でない場合に検査が陰性と出る確率。
だそう。

急性膵炎におけるリパーゼをこれに当てはめると
急性膵炎の際にリパーゼが陽性(=異常高値)になる確率は85~100%
急性膵炎ではない時にリパーゼが陰性(=正常値)になる確率は84~99%
ということになるのでしょう。
つまり、急性膵炎の診断に一番適しているのはリパーゼであるということ。

他の膵臓酵素の結果は次のとおり。



トリプシンは高い感度を示し、
ホスホリパーゼA2(PLA2)は重症度と相関するが、
どちらも検査に時間がかかるため急性膵炎の診断には適さないとのこと。

他に気になったこと。。。

・血中アミラーゼよりはP型アミラーゼのほうが異常高値が長く続く。
・アミラーゼ、リパーゼとも高脂血症の場合には正常~低値となることがある。
・Pアミラーゼの測定は高アミラーゼ血症との識別に有効。
・尿中アミラーゼは他の血中膵酵素と比べて優れているということはない。
・トリプシンは高い感度を示すが迅速測定できないので、急性膵炎の診断には適しない。
・エラスターゼ1は他の膵酵素と比べて異常値が長く続くので、発症後時間を経た場合の診断に有効。

アミラーゼ、リパーゼの異常値について表にしてみました。


アミラーゼ高値が膵疾患に必ずしも繋がらないので
リパーゼの測定が大事だということですね。

慢性膵炎におけるリパーゼの特異度、感度については
見つけられませんでした。
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ひなまつり

2011年03月03日 18時26分16秒 | たわごと
ひなまつり寒波です。
今日の日中にはぼたん雪が降ってました。

今も気温がどんどん下がってます。
三寒四温とはよく言ったものですが
春先は本当に寒暖の差が激しいです。

ひなまつりには女友達と楽しく過ごしたほうがいいそうなので
今日は友達とお茶してきました。
ちゃんと「桃の紅茶」を飲みました。
でも、あんまり桃の風味がなかったのが残念。
リベンジでルピシアの桃のお茶を買いに行ってこよう。
隣の席に座ってらしたおばさま3人組。
宝塚ファンらしく延々3時間ヅカ話。
つい耳がダンボになりそうでした。
現状の宝塚を憂いつつ100周年の宝塚を心配しつつ
それでも現役さんについて熱く語られてました。
素晴らしい情熱だ。
見習おう。

桃の節句は旧暦でいうと約1ヶ月先なので
桃が咲くのはまだ先のようです。
意外にも桜の時期とほぼ同じなんですよね。
今ちょうど見頃なのは梅。


裏の家に咲いている梅です。

先日生けたお花も百合が開いて綺麗になりました。

こちらの主材は桃。

我が家のおひな様。

お内裏さまの笏は大昔に行方不明になったまま。
当地では旧暦でお祝いする習慣が残っているので
3月に入ってからおひな様を出して、この先1ヶ月ほど飾ります。
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ジーン・ワルツ

2011年03月02日 21時41分53秒 | 観劇・鑑賞日記
レディースデーを利用して『ジーン・ワルツ』を見てきました。
海堂尊さんの原作ファンだから見に行ったようなものですが、
正直原作より素晴らしかったです。(笑)
海堂さんが書いてなかった女心を脚本家が書き加えてた。
マリア先生の
『これ(=お産)より大事なことってあるかしら?』
には感動。
生命って素晴らしい。
派手さはありませんが、上質でしみじみ感動できる映画です。
映画館ががらがらだったのが残念。
もっとたくさんの人に見て欲しいですね。
医療ものはイケメンDr.が主人公でないと客を呼べないのかなあ。
私だって、イケメンDr.は大好きだけど。
あ。
『神様のカルテ』はもちろん(?)見に行く予定です。
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お見舞い

2011年03月01日 22時47分39秒 | たわごと
ようやく咳も出なくなったので
今日は友達のお見舞いに行ってきました。
ひなまつりが近いということで、
お見舞いはキティちゃんのひなあられ。


彼女の病室&ベッドは直近の入院(去年のGW)でまさに私がいたところでした。
ついつい懐かしくなってしまう。
神経ブロックの話をあれこれして
「麻酔科の先生だあれ?」
と聞いたらば。
なんと、私の天敵女医だった。
(過去記事中心静脈カテーテル出たぁ見事完敗一夜あけて参照)

私自身は神経ブロックが全く効かなかったわりに、
神経ブロックについては肯定派。
麻薬を飲み続けるよりはお手軽でいいと思う。
でも、主治医を聞いたら勧める気持ちが失せてしまった。
あれから3年たって天敵女医の手技も上達しているだろうけど
性格は変わってないはずだ。
友達自身は怖いからしたくないと言うしで
「あれはDr.との信頼関係が大事なのよ。」
というのが精一杯。
怖いと思ってたら絶対痛いねん←私だけかしら
麻酔科部長先生なら、
心配しなくても大丈夫だから是非やろう!
と言うんだけどなあ。

私の知る限りの数少ない例においてではありますが
膵炎患者に神経ブロックが効果があった例を知りません。
ガンの疼痛に比べて慢性膵炎には効き目が薄いというのは本当でしょうかね。
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