殿からの指令を受けて(笑)
朝から点滴に行ってきました。
なんといっても、難攻不落なワタシの血管。
ルート確保に1時間かかることも珍しくない。
時間がかかってバイトに遅刻すると困るので
血管対策に自宅からカイロと湯タンポを持参。
今日の担当は『ひよこちゃんタオル』事件(笑)の看護師さん。
前回、9回の記録の作成に携わってくださった方です。
私の顔を見るなり、
「いや~どうしよう~。」
と苦笑い。
そこで、今日は最初からお湯が運ばれてきました。
温めたところでいけそうなのは手の甲しかなかったので
素直に手の甲を差し出しました。
なんとか2度目で成功
輸液ポンプつきで、フサン1本、2時間コース。
今日は珍しく外来点滴の予約患者が少なく
昨日も処置室で長時間一緒だった若い男の子と二人だけ。
栄養剤の点滴していたので、腸疾患かなあ・・・なんとなく。
ところで、このフサン。
私が初めて使ったのは、
膵炎の検査入院から半年ぐらい経ったころでした。
痛みのあまり数日間ろくに食べられなかった時に
かかりつけ医がフサンを使ってみようか、
と提案してくださったのです。
これが嘘のようなお薬で。
点滴しているうちに、吐き気も痛みも消えていって
水分摂るのも辛かったぐらいなのに
自宅に戻ったらご飯が食べられるようになっていました。
効果のすごさに、びっくり。
ただし、持続時間はあまり長くはありません。
こんなに効くなら、はじめから使ってよーってところですが
どうやらドクターの常識?では、
疑惑レベルの膵炎では使うものではないらしい。
その後、すぐ殿病院に絶食入院となったのだけど
かかりつけ医からフサン使ったという連絡を受けた殿は
『フサン、使ったんだね。』
と少し驚いたような感じでした。
でも、かかりつけ医が使ったのなら
使ってみようかとなりました。
それからは入院のたびにフサンを使用。
(一時はFOYのジェネリックのレミナロン)
とはいえ。
重症急性膵炎を発症するまでは
決して好んでは使って貰えなかったです。
曰く。
『フサンを使うほどではないでしょ?』
楽になれるお薬があるのに、何故に使って貰えないの?
と患者としては思ってしまいます。
気軽に使えないお薬である背景には
保険診療の壁もある模様。
フサン、FOY、ミラクリッドはすべて薬価が高く、
『慢性膵炎急性増悪』の時のみ使えることになっているので
入院施設のない病院ではレセプトを通しにくいという事情があるみたい。
それと、医者の認識の問題?
炎症反応(白血球、CRPの上昇)が出ていなければ膵炎を起こしていない、
だから必要ないという考え。
今では、痛いと訴えるだけで
採血も待たずにいつものやつね~ってノリで
すぐにフサンが出てくるようになりました。
おかげで、痛みを我慢することが減って助かってます。
フサン連投したら、みるみる体調は回復するし。
こんな効くお薬なのだから
膵炎の痛みに苦しむ患者さんみんなに
もっと気軽に使って貰えるようになればいいのにと思います。
朝から点滴に行ってきました。
なんといっても、難攻不落なワタシの血管。
ルート確保に1時間かかることも珍しくない。
時間がかかってバイトに遅刻すると困るので
血管対策に自宅からカイロと湯タンポを持参。
今日の担当は『ひよこちゃんタオル』事件(笑)の看護師さん。
前回、9回の記録の作成に携わってくださった方です。
私の顔を見るなり、
「いや~どうしよう~。」
と苦笑い。
そこで、今日は最初からお湯が運ばれてきました。
温めたところでいけそうなのは手の甲しかなかったので
素直に手の甲を差し出しました。
なんとか2度目で成功
輸液ポンプつきで、フサン1本、2時間コース。
今日は珍しく外来点滴の予約患者が少なく
昨日も処置室で長時間一緒だった若い男の子と二人だけ。
栄養剤の点滴していたので、腸疾患かなあ・・・なんとなく。
ところで、このフサン。
私が初めて使ったのは、
膵炎の検査入院から半年ぐらい経ったころでした。
痛みのあまり数日間ろくに食べられなかった時に
かかりつけ医がフサンを使ってみようか、
と提案してくださったのです。
これが嘘のようなお薬で。
点滴しているうちに、吐き気も痛みも消えていって
水分摂るのも辛かったぐらいなのに
自宅に戻ったらご飯が食べられるようになっていました。
効果のすごさに、びっくり。
ただし、持続時間はあまり長くはありません。
こんなに効くなら、はじめから使ってよーってところですが
どうやらドクターの常識?では、
疑惑レベルの膵炎では使うものではないらしい。
その後、すぐ殿病院に絶食入院となったのだけど
かかりつけ医からフサン使ったという連絡を受けた殿は
『フサン、使ったんだね。』
と少し驚いたような感じでした。
でも、かかりつけ医が使ったのなら
使ってみようかとなりました。
それからは入院のたびにフサンを使用。
(一時はFOYのジェネリックのレミナロン)
とはいえ。
重症急性膵炎を発症するまでは
決して好んでは使って貰えなかったです。
曰く。
『フサンを使うほどではないでしょ?』
楽になれるお薬があるのに、何故に使って貰えないの?
と患者としては思ってしまいます。
気軽に使えないお薬である背景には
保険診療の壁もある模様。
フサン、FOY、ミラクリッドはすべて薬価が高く、
『慢性膵炎急性増悪』の時のみ使えることになっているので
入院施設のない病院ではレセプトを通しにくいという事情があるみたい。
それと、医者の認識の問題?
炎症反応(白血球、CRPの上昇)が出ていなければ膵炎を起こしていない、
だから必要ないという考え。
今では、痛いと訴えるだけで
採血も待たずにいつものやつね~ってノリで
すぐにフサンが出てくるようになりました。
おかげで、痛みを我慢することが減って助かってます。
フサン連投したら、みるみる体調は回復するし。
こんな効くお薬なのだから
膵炎の痛みに苦しむ患者さんみんなに
もっと気軽に使って貰えるようになればいいのにと思います。
点滴を受けておられたんですね。
早めの受診は、大事だと思います。
その分、回復も早いですよね。
「フサン」・・・。
簡単に打ってもらいたい・・なんて
思ってしまいますが、いろいろと複雑な
実情があるのですね。
私は開業医にかかっているので
まずは無理でしょうねぇ。
それに、いつも炎症反応が出ないので
まさに、このお考えのようです。
あゆさんのおっしゃるように
気楽に使っていただければ
たくさんの膵炎疑診患者さんも
救われるのになぁ・・と思います。
どの内科医も使うのをしぶることを思うと
かなり強いお薬で、
それなりの副作用があるからなのかもしれません。
私は開業医で2年ぐらい1週間に一度程度フサンの点滴を受けていましたので
開業医だからダメとは限らないとは思います。
ジェネリックならレセプトも通りやすいでしょうし
点滴の患者数が少なければ大丈夫なのかも。
でも、一番はドクターの考え方でしょうね。