さそりのらびりんす~たわごと~

慢性膵炎持ちのあゆが気ままに書く、たわごと日記です。

ごあいさつ

ようこそ、いらっしゃいました。あゆと申します。
2005年に慢性膵炎を発症いたしました。
闘病記録に日々のあれこれ、趣味のこと。
たわごとに寝言、なんでもありの内容となっております。
時折現れる、さそりの毒にはご注意を。(^_-)-☆

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膵臓に関する記事は、あくまで素人の作った内容です。
間違いが含まれている可能性はありますので、あくまで自己責任ということで情報を利用してください。

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大豆油

2010年05月08日 07時49分12秒 | 慢性膵炎での入院生活
昨日は激痛に襲われ、携帯を触るどころではありませんでした。

朝の担当医の回診で
「貧血が結構あるから、鉄剤注入して、脂肪分の点滴しますね。」
と、フェジン静注とイントラファットという点滴をすることに。
痛みも落ち着いてきたので
フサン→イントラファット→フサンで、フサンは20mgに減量の予定でした。
その後、殿登場。
「そろそろ食べてみる?」
で食事再開決定。

重湯からだろうと思ったら、なんと七分がゆ
オーダー間違えではと確認して貰ったら
「上澄みと中身とを自分で判別して食べるように。」
とのお達し。
自己責任か。(笑)

一日に3つも新しいこと始めるのは、ちょっと不安。
何かがあった時に犯人が特定できないし。

10時過ぎからイントラファット開始となりました。
250mlの点滴を3時間でとゆっくり。
でも、入れてたら注入部分が痛いのです。
調べてみたら血管炎の副作用あるし、そのせいかしら?
しかも、イントラファットって大豆油
私は大豆との相性が最悪で、トリプシンが跳ね上がります。
食べるのと静注は違うのかもしれないけど、大丈夫なのかしら。。。

1時間ほど入った段階で何やらお腹の違和感というか、痛みの前兆がきました。
が、ちょうどお風呂タイムだったので、点滴中断。
点滴再開と食事タイムがほぼ同じ。
食事が出たら椀一つだけで、
「副食なし、塩つけて」
の指示があって大ウケ。(笑)

しかし、すぐにとんでもない事態に。
食事は今までの経験から、3口ぐらいで押さえました。
食後10分ぐらいたった頃、
点滴を入れているところが痛いのでナースコールしました。
が、それを訴えてるうちに、血管よりも腹痛がどんどん強まり、
口もきけなくなってきました。

痛い、とにかく痛い。
膵頭部あたりをぎゅーっと搾り取られるように痛く
身を動かすことは勿論、息をするのも痛いのです。
ブスコパンとボルサポを連投したけど、全く効きません。
ところが、前夜にペンタジンを一度使ってしまっていたため
(隠し玉は1日1回までという指示あり)
「これ以上は何も出来ません。」
と看護師さんに言われ、ひたすら痛みに耐えるのみ。
お願いだから、私を気絶させて~
1年前ぐらいの1晩にしてアミラーゼが600に跳ね上がった時と同じような痛み方でした。

食事が原因にしては痛みが出るのが早すぎるから、
イントラファットが原因だと思うと訴え点滴は中断に。

2時間ぐらいのたうち回ったところで、ようやく主治医に連絡を取って貰えて、
ペンタジン複数使用可の許可がおりました。
(もっと早く連絡取って欲しかったよ)

ペンタジンで何とか生還。
ただ、短期間に鎮痛剤を大量投与したためラリラリに。
男性の声が全部殿の声に聞こえる、という幻聴が(笑)←笑い事ではなかったのだが
尿意も止まっていて、もしや腹水?という疑惑も。
発熱も7度6分。

夜、主治医が回診に来られたときにはだいぶ落ち着いてました。
(幻聴も止まっていた(笑))
殿「食事始めるの早かったかな?」
あ「食事より大豆油だと思います。」
イントラファット中止となり、再絶食となりました。
フサンも再び30mgに。

今は体はだるいですが、熱も下がったし、痛みは落ち着いてます。
夜中に尿意も再開?しました。

鉄剤、イントラファット、お粥のうち犯人特定は出来てはいませんが、
多分イントラファットのせいだと思っております。
貧血など放置で問題なかったのになぁ。
私のような特異体質の場合は、担当医が変わるだけでも大変です。