さそりのらびりんす~たわごと~

慢性膵炎持ちのあゆが気ままに書く、たわごと日記です。

ごあいさつ

ようこそ、いらっしゃいました。あゆと申します。
2005年に慢性膵炎を発症いたしました。
闘病記録に日々のあれこれ、趣味のこと。
たわごとに寝言、なんでもありの内容となっております。
時折現れる、さそりの毒にはご注意を。(^_-)-☆

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フォイパンって

2007年08月08日 21時43分52秒 | 慢性膵炎と日常生活
蛋白分解酵素阻害剤・・・となってます。
フォイパンは経口蛋白酵素阻害剤で、注射液にあたるのがフサン。
しかし、正式薬剤名はフォイパンがメシル酸カモスタット、フサンがメシル酸ナファモスタットなので全く同じというわけではないようです。
実際、主治医にも「フォイパンの注射版がフサンですよね?」と聞いた時に「同じではない」と否定されました。

ここにフサンの説明が載ってます。

フォイパンもフサンも膵臓から蛋白分解酵素の出るのを抑える薬のようです。
膵臓から出るタンパク質の消化酵素にあたるのがトリプシン。
膵炎ではこのトリプシンが上がることもあるようですが、私はトリプシンの値はずっと正常値です。

素人なのでよくわからないけど、トリプシンの値が標準値の人間に果たしてフォイパンは効くのか?という疑問がわいてきました。

この間買った膵臓の本でも、トリプシンが膵臓の酵素を破壊すると書いてありました。
でも、アミラーゼやリパーゼが破壊するとは書いていない。

膵炎疑惑になってから2年半あまり。
何度も主治医に「薬効いてる気はしますか?」と聞かれましたが、フォイパンについては効いたと思ったことがあまりないです。
ところが、フサンは気持ち良いぐらい効きます。
単に注射液のほうが即効性があるからかと思っていたけど、この説明読んでる限りでは、もしかしてフサンも意味なしなのかしら。

4月に入院した時に、主治医が「フサンを意図的に投与を減らした」と仰っていて、フォイパンも減量になりました。
実際、フォイパンを減らして消化剤を増やして貰ってからのほうが調子が良い・・・。

うーん。どういうことなんだろう。
フォイパンの効果ってどんなものなのかしら。
気兼ねなく聞ける医者の友達が欲しい。(笑)

ところで。
フォイパンってとても高価ですよね。
でもジェネリックにするととても安くなる。
だから、ジェネリックはどうなんだろう?と思って、以前知人の薬剤師さんに聞いたことがあります。
彼女によると、ジェネリックと先発品は同じモノではない、とのこと。
一番違うのが錠剤のコーティングしているものらしいです。
先発品はこのコーティング剤まで考えて作って実験しているけれど、後発は一切これがないので、 このコーティング剤に対するアレルギーが出る人もいるそう。
それに、後発薬に対する実験がしっかり行われてるわけではないので、やはり信用度は欠けると。
医療現場での考え方がこういうものなので、なかなかジェネリックへの転換が進まないのでしょう。

私もこういうことを聞くと、高くてもフォイパンのままでいいか、と思ってしまいます。