半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『マスカレード・ホテル』を観ました。

2019-12-21 07:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 都内で起こった3件の殺人事件。
すべての事件現場に残された不可解な数字の羅列から、事件は予告連続殺人として捜査が開始された。警視庁捜査一課のエリート刑事・新田浩介(木村拓哉)は、その数字が次の犯行現場を示していることを解読し、ホテル・コルテシア東京が4番目の犯行現場であることを突き止める。しかし犯人への手がかりは一切不明。そこで警察はコルテシア東京での潜入捜査を決断し、新田がホテルのフロントクラークとして犯人を追うこととなる。そして、彼の教育係に任命されたのは、コルテシア東京の優秀なフロントクラーク・山岸尚美(長澤まさみ)。
次々と現れる素性の知れない宿泊客たちを前に、刑事として「犯人逮捕を第一優先」に掲げ、利用客の"仮面"を剥がそうとする新田と、ホテルマンとして「お客様の安全が第一優先」のポリシーから、利用客の"仮面"を守ろうとする尚美はまさに水と油。お互いの立場の違いから幾度となく衝突する新田と尚美だったが、潜入捜査を進める中で、共にプロとしての価値観を理解しあうようになっていき、二人の間には次第に不思議な信頼関係が芽生えていく。
そんな中、事件は急展開を迎える。追い込まれていく警察とホテル。
果たして、仮面(マスカレード)を被った犯人の正体とは・・・。
(公式サイトより)
 東野圭吾原作の人気シリーズ「マスカレード」の第一作を実写化した作品だそうです
最初に現れる数字・・・後々の事件の「ポイント」となる数字なんだけど、何せ「小さい・・・」・・・思わずTV画面に近づいてメモってしまいましたよ
新田は、刑事としての能力は高そうなんだけど、同業者からはなんだかケムたがられてる 
風貌も、いかにも昔良く見た刑事ドラマの「やさぐれデカ」なんだけど、ホテルのフロントクラークをやることになって、NGだらけの「身なり」を大改造・・・楽しいシーンでした
「マスカレード」とは良くも言ったものですね。ホテルという「現場」は、冒頭にもあった通り、「素性を知らない人々の集まり」ですからね
見た目では決して判断できない、言葉も全て信用できるワケではない、それは、老若男女全てに言える・・・
客観的に見てる俺は楽しかったけど、ココに携わっている人たちにとっては、ホント大変ですよね
そんな「(マスクを被った)人間」に、変わらずに親切丁寧に接しなければならない山岸と、まずは「疑ってかからないと」商売にならない新田・・・そりゃ合わないっすよ
ただ、薄っぺらい「もう、最悪、口きかない」って感じの衝突(ただのケンカ)ではなく、お互いを理解しようという「大人の」態度で接している点が良かったですね
お互い、その道のプロなんですから、自我だけを通してもダメですもんね。
様々なタイプの客と、2人のエピソードを観てるだけでも十分だったので、大きな「事件」を解決するって目的を忘れてた俺でした
で、事件ですが、冒頭のポイントたる「数字」は大した事ないものでしたし、事件もなんだか呆気なかったですね。
まあ、松たか子さんの存在感の大きさだけは、とっても感じましたが・・・
新田と山岸が、変に恋愛関係になったりしなかった終わり方も、個人的には良かったと思ってます
ちゅうことで、これはシリーズ化するのかなぁ・・・キャストも豪華だし、楽しめるかも・・・で、65点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
コメント
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