半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『チューリップ フィーバー 肖像画に秘めた愛』を観ました。

2019-11-17 03:30:00 | えいがかんしょうの部屋
 親子のように年の離れた、裕福なコルネリスと結婚したソフィア。二人の間に燃えるような愛はなかったが、孤児となり修道院で育った彼女にとって、それは初めて味わう豊かで安定した暮らしだった。夫は優しく特に不満もなかったが、彼が切望する跡継ぎができないことが、唯一の悩みだった。そんな中、夫が夫婦の肖像画を、無名の画家のヤンに依頼する。
キャンバス越しに見つめ合うヤンとソフィアが、恋におちるのに時間はかからなかった。若く情熱的な画家と、許されない愛を貫きたいと願ったソフィアは、驚くべき計画を思いつく。恋人に去られた後、妊娠に気づいたメイドのマリアの子を、夫の子として自分が「産む」のだ。彼女の書いたその先の筋書きは、耳を疑う展開だった。前代未聞の「替え玉出産」は成功するのか? さらにヤンが未来のために、希少なチューリップの球根に全財産を投資したことから、思わぬ運命が立ちはだかる・・・。
(公式サイトより)

 コルネリスおじさんと、美しいソフィア・・・お互い「Win-Win」の関係に見えましたよ。
コルネリスは決して横柄な態度をとったりしないし、ソフィアをしっかり尊重しているし・・・本当にいい人です。
ソフィアも、自分の過去の生い立ちから考えると、こんなに安定した生活を送れる・・・いいじゃないですか
そんな2人の前に現れる若き男ヤン・・・典型的な「不倫展開」ではありますが、最初はヤンもソフィアもそんな気持ちは一片も無かったですよね
急に盛り上がってしまって その中でソフィアがとった「作戦」・・・あんなのアリですかね
替え玉出産という発想も強烈だし、至るところのシーンは、どうみてもコントみたい・・・現実としては無理がありすぎですよ
あまりに「ヌルい」作戦なので、ドキドキもしないしねぇ
この作戦の一番の中心、間違いなく女中のマリアですよね
男に逃げられ、その男の子供を宿してしまい、立場が危うくなると脅迫まがいの言動をとり、ソフィアの作戦に乗り、その後もこの屋敷に残る・・・
この生命力があったから、あの男も戻ってきたのかも
ここで、恐れていた、コルネリスに「作戦」がバレてしまいました。。。
しかし、コルネリスはどんだけいい紳士やねん いや、憎悪するほど若くなかったというのが本音かも・・・
(毎晩、ソフィアに対しては、頑張っていたけどねぇ)
よってもって、誰が主人公だったのかが、中盤から分からなくなってました。
まあ、みんな、悲惨な状況になってないから、結果的にはみんな、「Win-Win」なのかな
ちゅうことで、チューリップがバブルの元凶ってのも凄い・・・で、65点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
コメント
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