半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

2018年ル・マン24時間レース!!

2018-06-18 20:43:31 | えふわんの部屋
 今までも、ル・マン24時間レースは、何度もTV観戦していますが、今年ほど「限りなく24時間に近く」観たのは初めてです。
今までは、空いた時間に途中経過を観たり、ダイジェストで済ませたり・・・正直、結構さぼっていました
しかし、今回は、スタート前からしばらく生観戦した後は、とにかく寝ている間も番組予約し、ネットで速報を観ないようにしながら、必死でオンタイムまで追っかけ再生をしてました。
Toyota GAZOO Racing 優勝おめでとうございます!!
ライバルであったアウディ、そしてポルシェが相次いでLMP1-Hクラスから撤退し、「トヨタ1強」「勝って当たり前」などと言われてきた今年のWEC。
プライベーターのLMP1マシンとの「性能調整」が入り、「競わせる」という目標を立てたものの、開幕戦のスパは、トヨタ圧勝でした。
で、更なる性能調整が加えられるものと予測しましたが、ちょっとあったものの、あまり大きな変化はなかったですね。
それ故に、「勝って当たり前」というのが、より一層プレッシャーとなって、彼らを囲んでしまってました。
予選、そしてスタート後も下馬評通り速く、3位以下をグングン引き離してました。その点はちょっと安心しました。
ただ、彼らの敵は、最初から、周囲からのプレッシャーであり、そして、「己」であったものと思います。
忘れもしませんよね。2年前のル・マン。(当時のブログ
あの「事件」があったので、いくら1-2体制で、3位以下を10周差つけてても、見ている俺たちも、全く安堵しませんでしたよ。
実際、(勝利を確信しちゃっていた)アロンソ選手がフィニッシュ前で、クルーを激励に回っていても、TMG社長の村田さんは(拒否に近い)硬い態度をとってましたもんね。
残り3分になっても、ラストラップになっても同様・・・ラスト3つくらいのコーナーを回ったところあたりで、ちょっと緩んだかな・・・
一昨年、そして昨年と、信頼性と、予期せぬトラブルに見舞われ、勝利を逃し続けていたトヨタ
ずーーっとWECのニュースを追っていると、彼らが、今回に至るまでの1年、どれだけ、その信頼性を上げる努力をしたか・・・というのが伝わってきていました。
パーツ1つ1つに(今までもやっているだろうけど)再度の点検、ある時には、トラブルを想定し、3輪で走行するテストをしたとか・・・
「これは大丈夫だろう」という言葉を裏付けられるくらいの、徹底的なテストを重ね、「何かがあったとき」の対抗プランを幾つも作成し・・・
そんな裏の努力が実を結んで、今回は、目に見えるマシン・トラブルは皆無だったと思います。
(可夢偉選手のレース後のコメントだと、7号車はセンサートラブルがあったようですが・・・
確かにライバルはいなかったけど、高度な技術を、高い次元で、長時間稼働させる・・・究極のチームワークから生まれた「快挙」であり、素晴らしい結果だったと思います
願わくば、(中継中にも少し話題になっていた)前人未到の400ラップ制覇という、圧倒的な記録を生んでほしかったですが、それは(SCなども出ちゃうので)仕方ないですね
チームもそうですが、ドライバー達もミスが無かったし、7号車と8号車でしっかりバトルしてくれていたのも嬉しかったです。
個人的には、昨年から不運が続いている7号車に勝って欲しかった気がしますが、今となっては、そんな気分もちっぽけですな
今年から急遽参入したアロンソ選手も、彼の夢である「トリプルクラウン(F1モナコGP、WECルマン、インディ500)」の2つ目をクリアしちゃいました。
ちょっと「調子いいなぁ」とは思いますが、それも運命。
実際、彼の今回のレースでの役目は、十分すぎるほどのものでしたから・・・ペースがやたら良かったですし・・・
ル・マンどころか、WECのチャンピオンにもなれそうな勢いです。
(本人はF1より面白いと思ってるのでは
「トヨタ流」のやりかた(カイゼン!)で掴んだ勝利、是非次からも「王道」として走り続けて欲しいです
コメント
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