半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

献血+パルムドールはしご?

2018-06-22 22:30:00 | 日々をたらたら(日記)
 今日は会社、お休みしました
朝は映画を1本観た後、ジョギングに出かけた
今週、ネットで購入したBluetoothイヤホンを付けて走ってみた。
楽だし、音質もまあまあだし、こりゃあ重宝するかも 14km完走
朝食後、今日の目的の一つである、「献血」に一人で向かった。
3月以来の、通算52回目の献血も、あっという間に完了した。
帰りにラーメン屋でお腹を満たして、お昼過ぎに帰宅
一休みした後、夕方から、カミさんと2人で、ショッピング・モールで映画を見た。
今日は、偶然だけど、2本とも、カンヌでパルムドールを獲った作品。。。面白かった
夜は子供達も連れて、全員で外食
焼き肉をたらふく食べた
血を抜いた分、スタミナを付けた・・付けすぎたかも
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『万引き家族』を観ました。

2018-06-22 18:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 再開発が進む東京の下町のなか、ポツンと残された古い住宅街に暮らす一家。日雇い労働者の父・治(リリー・フランキー)と息子の祥太(城桧吏)は、生活のために“親子”ならではの連係プレーで万引きに励んでいた。その帰り、団地の廊下で凍えている幼い女の子を見つける。思わず家に連れて帰ってきた治に、妻・信代(安藤サクラ)は腹を立てるが、ゆり(佐々木みゆ)の体が傷だらけなことから境遇を察し、面倒を見ることにする。祖母・初枝(樹木希林)の年金を頼りに暮らす一家は、JK見学店でバイトをしている信代の妹・亜紀(松岡茉優)、新しい家族のゆりも加わり、貧しいながらも幸せに暮らしていたが……。
MovieWalkerより)(公式サイト

 第71回カンヌ国際映画祭パルムドール受賞作品です
治と祥太のスーパーでの「万引き」シーンから始まります。まあ、しっかり連携のとれた万引きなこと・・
帰りがけに出来立てのコロッケを買って帰宅中に、ゆりを見つけて(見かけて)自宅に連れてきてしまいます。
「万引き家族」というタイトル、そして、CMなどで垣間見るシーンを観ていましたので、「貧しいながらも暖かい家族の物語」というものが思い浮かんで見続けていました。
実際に序盤から中盤にかけては、(やってる事は犯罪だらけなんだけど)ほんわかしたシーンが続きますし・・・
ゆりの実際の家族の状況も知っているので、こちらの家族に身を寄せる・・・次第に「家族」の一員として、元気になってきているのも嬉しかったり・・・
焦点としては、「犯罪がバレたとき」一点に気持ちが固まりつつありました。一つになっている家族が、どう引き裂かれてしまうのか・・・
・・・哀しくなるんだろうなぁ・・と思いつつ、訪れたある「事件」・・・
・・・話としては、この後も淡々と続くのですが、俺が予想していたようなモノではなかったですね
ここから、何だかずーーーーーーーーっと考え込んでしまいましたよ。
「家族」って、「絆」って・・・血のつながりを言うもんじゃないし・・・
「親子」も、自分が産んだ子だけを言うもんじゃないし・・・
「父子」も、しかり・・・
この作品の中盤まで(ほんわかと見ていた)人たちは、間違いなく、「いい家族」だったし・・・
強烈な起伏がある展開ではないんだけど、その代わりに、幾つもの宿題をもらってしまったような気がします
パルムドールを獲ったということは、世界の人たちが、この作品で様々な思いを浮かべたんでしょうね
ちゅうことで、細野晴臣さんの音楽も独特で、この作品を彩っていました・・・で80点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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『わたしは、ダニエル・ブレイク』を観ました。

2018-06-22 04:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 イギリス北東部ニューカッスルで大工として働く59歳のダニエル・ブレイクは、心臓の病を患い医者から仕事を止められる。国の援助を受けようとするが、複雑な制度が立ちふさがり必要な援助を受けることが出来ない。悪戦苦闘するダニエルだったが、シングルマザーのケイティと二人の子供の家族を助けたことから、交流が生まれる。貧しいなかでも、寄り添い合い絆を深めていくダニエルとケイティたち。しかし、厳しい現実が彼らを次第に追いつめていく。(公式サイトより)

 第69回カンヌ国際映画祭パルムドール受賞作品です
 ダニエルの電話での会話から物語が始まりました。
ここでの彼の会話から、彼が心臓病であること、そして(体を使う?)仕事が出来ない状況であること、収入が止まるので国の援助を欲していることが分かります。
・・・しかし、電話の向こうと、全く会話が成り立っていません・・・
電話で上手くいかないということで、実際に役所?に向かうダニエルですが・・・
資料を書いたら情報が足りないと指摘され・・・
必要な事はパソコン(ネット)から入力しろと指示され・・・
パソコンが出来ないと言ったら、電話かけてアドバイスもらえと指示され・・・
その電話番号は?と聞いたら、パソコン(ネット)に書いてあるから見ろ! と言われ・・・
何度会話しても、堂々巡り・・・パソコン使えないと言ってるのに、結局パソコンに戻っているという、矛盾の連鎖・・・
中途半端にITが適用され、情報が統合化されちゃってて、どうみても労働者にとっては「優しくない」システムになっちゃって、見ているコチラも苦笑いです
比較的温和なダニエルが、大声でわめき散らすのも納得しちゃいます。まあ、相手方も(マニュアルに従っているだけで)悪気は無いんですけどね。
キレて落書き(怒りのメッセージ)を伝えるシーンは、周囲の民衆がノリノリでしたね。みんな同感なのかな
そんな彼が偶然出会ったケイティ家族も、とっても複雑な状況になってるようで・・・
ケイティの家族も、ココの制度についてけない状況・・・制度が原因で貧しくなってしまっている風に見えてしまうし、哀しいシーンもありましたね・・・
でも、そんなケイティ、そして子供達に接するダニエルの穏やかに接し、一緒に抵抗してくれる・・・静かだけど、熱いです
正直、ハッピーエンドじゃなかった・・・そんなに(この世界は)上手く事が運ばないという事実を思い知らされた感がありますが、ラストのケイティが語る言葉が全てですね。
この作品に出合えてよかったです
ちゅうことで、ダニエル・ブレイク、彼を忘れません・・・で85点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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