半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『バッテリー(全11話)』を観ました。

2016-09-23 22:00:00 | あにめ&ひーろーの部屋
 「原田巧」はピッチャーとして抜群の野球センスを持つ少年。
父親の転勤を期に移り住んだ山あいの街、新田市で、巧は自分の全力投球を受け止められるキャッチャー「永倉豪」と出会う。
新田東中学校の野球部に入部した二人は、部員同志の軋轢や、教師たち大人の事情に翻弄され、時には互いに衝突しながら、ピッチャーとキャッチャー、二人一組の「バッテリー」として成長していく。
公式サイトより)

 ノイタミナ枠の夏アニメです。夏に野球・・・いい感じですね
あさのあつこサンの大ヒット青春野球小説、待望のアニメ化だそうです
新田市に引越しした巧は、なかなかココの土地、学校、野球部に慣れません。本人の性格もちょっと問題ある
ただ、真っすぐで、自分に興味を持って接してくれる豪と出会い、キャッチボールをし、とってもスローペースではあるものの、バッテリーとしての「絆」を深めていきます。
・・・ただ、タイトル通りの「バッテリー」というもの意外にも、この作品は沢山の「要素」を散りばめていました。
俺が感じたものだけでも、「巧はもしかして体が弱い」「実は野球をやらせてもらえない弟のが才能ある」「野球部の先輩たちとの対立がある」「野球部顧問の先生も若干ささくれてる」「顧問の先生と、巧のじいさんとは昔何か関係がある」「巧の母親との関係は何かあった」などなど・・・
沢山の「ネタ」を散々撒いておいて、一つ一つが解明されていく様を楽しみにしてましたが、中盤から終盤にかけては、ただただライバルが出現して、そいつらと野球の試合をして対決する・・・という、良くも悪くも、「王道」の展開で終わってしまいました
殆どのネタフリを透かされてしまった残念さ、そして、「巧と豪」という2人の絆が深まっていく様もそれほど描かれず、じゃあ血のにじむような練習などの「野球スポ根」ドラマも殆どなく・・・全くもって、消化不良でした
もってもっと原作が深いことが予測できるだけに、残念でなりません
ちゅうことで、OP&EDの曲とパステル調の絵は素敵だったのにぃ・・・で30点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
コメント
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